ファースト・ワイフ・クラブの紹介:1996年アメリカ映画。男運に恵まれない親友3人が二十数年ぶりに再会し、男たちに復習するためにファーストワイフクラブを結成するのだった。名女優達が演じるコメディ映画。
監督:ヒュー・ウィルソン 出演:ダイアン・キートン(アニー・パラディス)、ゴールディ・ホーン(エリース・エリオット)、ベット・ミドラー(ブレンダ・カッシュマン)、ストッカード・チャニング(シンシア・グリフィン)、ダン・ヘダヤ(モートン・カッシュマン)、スティーヴン・コリンズ(アーロン・パラディス)、ヴィクター・ガーバー(ビル・アチソン)ほか
映画「ファースト・ワイフ・クラブ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ファースト・ワイフ・クラブ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ファースト・ワイフ・クラブ」解説
この解説記事には映画「ファースト・ワイフ・クラブ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ファースト・ワイフ・クラブのネタバレあらすじ:生涯の親友
1969年、ミドルバリー大学。シンシア、アニー、エリース、ブレンダの仲良し4人組の卒業の日。彼女らは記念写真を手に、これからの人生、例え離れていても、その写真を通して4人はいつも一緒だと誓うのだった。そして、現在。シンシアは、高級ペントハウスの部屋で、あの卒業の日の写真を見ていた。その目に涙を浮かべて。やがて、メイドを呼び、手紙を出すように言いつけると、バルコニーへ出た。ラグジュアリーなコートを身に着け、酒とタバコを手に、彼女は手摺を越えて飛び降りたのだった。タブロイド紙によると、その自殺は、シンシアの人脈のおかげで成功した別れた夫が、若く美しい女と再婚したことのショックによるらい。
ファースト・ワイフ・クラブのネタバレあらすじ:ファーストワイフクラブ結成
他の3人の状況はというと、彼女らも余り上手く行っているとは言えなかった。アニーは夫と別居中。復縁を模索して共にカウンセリングを受けている。ブレンダの夫は若い女に走り、エリースの夫もまた、若い女に心を奪われており、エリースは酒に溺れ、女優として成功し続けるために美容成形中毒になっていた。シンシアの葬式で再会した3人は、互いの状況を知るのだったが、更に、アニーの夫アーロンが、一緒にカウンセリングを受けていた女医のレスリーと結婚するために、アニーと離婚したいと言い出し、ブレンダは夫モーティと夫の店の店員シェリーが一緒にいるところに不愉快な鉢合わせをし、エリースは、離婚に当たって夫のビルから慰謝料の他に、半分の財産分与を求められた上、次の映画の仕事で、主役が自分ではなく、ビルのガールフレンドに決まるなど、散々な目に合う。更にシンシアから死の直前に送られた手紙を読み、怒り心頭の3人は、夫らに報いを受けさせることを目的にした「ファーストワイフクラブ」を結成した。
ファースト・ワイフ・クラブの結末:女たちの復習
彼女たちの活動が開始された。ブレンダは、モーティが所得税を誤魔化していたというゆすりの材料を見つけ、アニーはアーロンの会社を買収すべく画策を始めた。しかし、ビルには付け入るものが見つからず、エリースは落ち込んで、酒に溺れがちになり、そんなエリースを非難したブレンダと喧嘩になった挙句、アニーをも巻き込んで、ついに3人は離れ離れになってしまった。アニーは、ファーストワイフクラブの解散を考え始めていた。ところが、エリースとブレンダが戻って来た。最後までやり遂げるために。3人は力を合わせ、ついに、モーティとビルから金の支払いを受け、アーロンの会社の買収に成功した。しかし、復讐は自分たちを貶めるだけと、これ以上のことを止め、得た金で、虐待で傷ついた女性をケアするための非営利団体を設立した。団体名にはシンシアの名を冠した。その後、エリースは出演映画の他のキャストたちと良い関係を築き始め、ブレンダはビルと復縁した。アーロンは女医と別れた時、アニーの元へ戻りたいと願ったが、「失せろ」、アニーは一蹴した。
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