映画「エイリアン・ディスカバリー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
エイリアン・ディスカバリーの紹介：2016年アメリカ映画。宇宙人に関することばかり流すテレビ番組のクルーたちが、撮影中に失踪。彼らの撮影した映像がのちに発見され再生します。彼らに一体何があったのかという内容のSFホラー映画です。超低予算のPOVフェイクドキュメンタリー作品ですが、カメラブレは少なく見やすい作品です。
監督：ジェイク・マイヤーズ 出演者：ベン・コボル（ビョルン）、ドジェニファー・ミルズ（ブリトニー）、ジェイミー・ブラッグ（ジェイミー）、ブライアン・シュロエック（ブライアン）、ジェイク・マイヤーズ（ブロック）ほか
この解説記事には映画「エイリアン・ディスカバリー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ネバダ州南部のエリア51を皮切りに、ビョルンたちテレビクルーの撮影が始まります。ビョルンらは、何が何でも宇宙人に結び付けるテレビ番組のため、UFOに詳しいT.Dの家を訪ねます。
ビョルンのインタビューが始まるとT.Dは「エリア51から2850回もUFOが飛び立っている」と話すと、ビョルンは待ってましたとばかりに宇宙人の話に持っていこうとしますが、T.Dは「UFOは私たちがエリア51で作ったものだ。宇宙人は存在しない」と言います。
ある程度手ごたえをつかんだ一行は、ラスベガスに向かいます。ここでも、カジノ建設には宇宙人が絡んでいるとの発言をし、街を歩いていたリザとスコットバトラーに、エリア51に宇宙人がいるかのように誘導して質問をしますが、二人とも「知らない」としか言いませんでした。
そこでビョルンはブリトニーを連れ、カジノの中で撮影を始めます。すぐさまボディガード達に捕まり、無許可撮影をとがめられました。
翌日、クルーたちはフーバーダムに向かいます。ここでもダム建設に宇宙人が絡んでいるような取材を続けます。ダムに観光に来たエリカ・ミラとアリシア・ウィリアムズに話を聞くものの、宇宙人の話に繋がらない事から、この地区で有名なトレイシーとトニーの双子姉妹にインタビューします。二人は「歯の治療であるインプラントが、実は宇宙人が使用する追跡装置だ」と話します。
遂に宇宙人に繋がる情報が得られたことで、クルーたちはミード湖に向かいます。ミード湖までは遠く、車内で下品な歌を歌って過ごします。
ミード湖に着くとクルーザーに乗り、湖を走り回って調べます。その時、クルーたちのクルーザーを監視するかのようなボートが旋回していました。ビョルンは「あれは宇宙人かもしれない」とメンバー達に話ます。ひと通り調べが終わると、ビョルンの提案で、ブリトニーとジェイミーの料理対決が始まりました。
やがて日が暮れ、クルーたちが大騒ぎをしていると停電になりました。そこへ何者かがやって来ます。驚いたクルーたちでしたが、それはボートで巡回していた湖の警備隊でした。
ビョルンがテレビ撮影の話をして「エルサ・モールトンに会いに来た」と言うと、警備隊は「その船では時間がかかる、私の船で送ってあげよう」と言い、翌朝出発することになりました。
朝になり、警備隊のボートに乗り、しばらく走ると丘の斜面にテントがあり、エルサに会いました。エルサは宇宙人研究家で、エリア51の話を聞くと「この湖の水中に宇宙人がいる、ボートに乗っている警備隊はCIAの人間だ」と言って、CIAの機密資料を渡されます。
エルサはそのまま眠りこみ、ビョルンらは警備隊のボートに乗り、クルーザーに戻ります。クルーザーの内部は、何かの儀式のように、自分たちのものが並べ替えられていました。
夜になり、ブロックが岸に何かを見つけ、見に行って襲われました。他のメンバーはブロックを介抱しながら、救援を呼びます。再び停電になり、ビョルンが調べていると、眩しい光に見舞われます。ビョルンはそのまま何者かに襲われて居なくなりました。
ブリトニーらの居る部屋をグレイタイプの宇宙人が覗いていました。そのまま朝を迎え、岸に上がると、そこらじゅうに血痕があります。ブリトニーは必至でビョルンを探します。クルーザーで波止場に戻りながらも探します。
やがて波止場に着くと、精気を失ったビョルンがいました。クルーはビョルンを車に乗せて走りだします。ブリトニーの呼びかけにもビョルンは答えませんでした。
その後クルーたちは失踪しました。アンドレス・トラトスがMCを務める番組で、宇宙人を取材したビョルンらの映像を流し、「彼らの足取りを追う企画を始めた」と息巻いていました。
以上、映画「エイリアン・ディスカバリー」のあらすじと結末でした。
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