2012年ドイツ映画 監督:ヤン・オーレ・ゲルスター 出演:トム・シリング、フリーデリッケ・ペンプター、マルク・ホーゼマン、カタリーナ・シュットラーほか
朝のコーヒーを飲み損ねたことから始まるある青年のついてない1日をスタイリッシュなモノクロ映像とジャズに乗せて描くベルリンを舞台にしたコメディ。
映画「コーヒーをめぐる冒険」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「コーヒーをめぐる冒険」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
コーヒーをめぐる冒険の予告編 動画
映画「コーヒーをめぐる冒険」解説
この解説記事には映画「コーヒーをめぐる冒険」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
コーヒーをめぐる冒険のネタバレあらすじ1
映画の原題は「Oh Boy」。映画は主人公のニコがコーヒーを飲み損ねた朝から始まり、「Oh Boy」と言いたくなるようなことが次々とニコに起こります。彼女に「今夜の予定は?」と聞かれ嫌な顔をしてしまい、追い出されてしまいます。その後、飲酒運転で取り上げられている運転免許証を返してもらいに運転適性診断室に行くが、情緒不安定と判断され返してもらえない。フラフラと目に付いたカフェに入りコーヒーを買おうとするが、小銭が足らずに買う事ができず定員にホームレスと馬鹿にされる。仕方なくATMからお金を引き出そうとすると、親からの仕送りが止められている。ホームレスに募金したことを後悔しつつアパートに戻ると、隣人につかまり奥さんの愚痴を聞かされてウンザリする。
コーヒーをめぐる冒険のネタバレあらすじ2
気分転換に自称俳優の友人とレストランに食事に行きコーヒーを頼む。案の定、ここでもマシンの故障のため飲み損ねる。友人と撮影所の見学に行き、コーヒーポットを見つけるが中身は空。その後友人と別れ、父親にキャッシュカードのことを聞きに会いに行くが、大学を中退していたことがばれて援助を断られる。同級生だったユリカに会い、チンピラに絡まれ夜の街へ逃げ出すニコ。そこで偶然入ったバーでナチス政権下を生き抜いた老人に出会う。コーヒーマシンはすでに片づけられていた。
コーヒーをめぐる冒険の結末
20代後半のニコはベルリンの街を歩き、人に会い、カフェやバーに入りアートに触れる。自分の居場所を探してさまようところは、共感する人も多いのではないだろうか。疲れきって入った早朝のカフェで、ニコはやっと1杯の珈琲にありつくことができる。ニコにとっての長い1日がやっと終わった。人生は長く辛いが、その先には必ず幸せが待っているのだろう。
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