スイートガールの紹介:2021年アメリカ映画。レイの妻アマンダのガンが再発してしまいます。新薬ができたことによって家族に光が見えたかのように思われましたが、企業による圧力で、その新薬の販売は無期限延期になってしまいます。そのままアマンダは帰らぬ人となり、レイは復讐をしようと立ち上がります。『アクアマン』のジェイソン・モモアが主演のレイを演じます。
監督:ブライアン・アンドリュー・メンドーサ 出演:ジェイソン・モモア(レイ・クーパー)、イザベラ・メルセド(レイチェル・クーパー)、マヌエル・ガルシア=ルルフォ(殺し屋)、レックス・スコット・デイヴィス(ミーカー捜査官)、エイミー・ブレネマン(モーガン議員)、ほか
映画「スイートガール」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「スイートガール」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
スイートガールの予告編 動画
映画「スイートガール」解説
この解説記事には映画「スイートガール」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
スイートガールのネタバレあらすじ:起
レイの妻アマンダはガンを患っており、一度は治ったものの、再発をしてしまい、長い入院生活が始まってしまいます。担当医から新薬が開発されたと報告があり、レイと娘のレイチェルは喜びます。
しかし、待てど暮らせど新薬が投与される気配がありません。たまらずレイは担当医に詰め寄ると、バイオプライム社が財力で新薬の発売を無期限に延期したとの報告を受けます。この会社は他にも悪事を働いているようで、それが原因で薬の値段は上がり、国民は怒っていました。結局新薬は投与されないまま、アマンダは亡くなってしまいます。
バイオプライム社のCEOキーリーが生電話で国民の意見を聞く番組に出演しており、それを見ていたレイはたまらず電話をし、キーリーにバイオプライム社が原因で起きた妻の悲劇を怒りの中で伝えます。
スイートガールのネタバレあらすじ:承
それから6か月後。レイのところに記者のベネットから電話がかかってきます。内容は、キーリーの悪事を証明するための協力要請でした。レイは興味があったため、指定された駅へと向かいます。父の異変に気付いたレイチェルはこっそり後をつけます。
指定された駅にレイが着くと電話が鳴り、違う電車に乗り換えてこの駅に向かってほしいなど、かなり慎重に合流しようとします。やっとベネットに会えると、企業が富を得るために一般市民が犠牲になっており、その黒幕はキーリーであるとの情報を伝えられます。
それを暴くために、レイたち家族のことを記事にさせてほしいと頼まれます。面倒なことに関わりたくなかったレイが断ると、ベネットは何者かに刺されてしまいます。その男はレイもターゲットとして攻撃をしてきます。レイは鍛え上げられた体で反撃します。あとをつけていたレイチェルがたまらず応戦しますが、レイは腹部を刺されて気を失ってしまいます。
それから24か月後。レイチェルは、あの事件を経験し、父親と同じように鍛えて、たくましくなっています。帰宅すると、レイがキーリーの真相について調べ続けています。レイチェルは「どうせ陰謀論」だと、父親のやっていることに賛同できずにいました。
スイートガールのネタバレあらすじ:転
レイはキーリーが参加するチャリティーイベントに忍び込み、キーリーを襲います。キーリーに誰が黒幕だと尋ねると、シャー会長であると答えます。レイはキーリーの息の根を止めて逃亡します。レイは帰宅後すぐにレイチェルを連れて、逃亡生活が始まります。
事件を聞きつけたFBIは、すぐに捜査を始め、早い段階でレイが容疑者であると突き止めます。
レイチェルは父親の身勝手な行動に怒っています。父親の目を盗んでFBIに通報し、ミーカー捜査官と話します。ミーカー捜査官はレイチェルの身を案じ、プリペイド携帯を買って、情報を共有するようにレイチェルに依頼をします。
その後、殺し屋の追手が来て、レイとレイチェルは命を奪われそうになりますが、その場を切り抜けます。逃げて命を狙われることにうんざりするレイチェル。再びレイチェルはミーカー捜査官に連絡をとり、父親を止めるようにお願いをします。するとミーカー捜査官に、主導権を握るようにアドバイスを受けます。
レイは何か危険な計画を立てており、レイチェルを置いて計画を実行しようとしていましたが、レイチェルは一緒に行くと譲りません。レイは仕方なくレイチェルも連れていくことにします。
レイは仕掛けを作ってシャー会長を待ち伏せして攻撃をします。黒幕を聞き出そうとするも、2年前にレイたちを襲った殺し屋によってシャー会長は殺されてしまいます。
スイートガールの結末
その後、ダイナーで食事をとっている殺し屋を見つけ、レイは彼とコンタクトをとります。その男はシャー会長に雇われていたわけではなく、別の人物から邪魔者は排除するよう、雇われており、レイもその邪魔者の1人でした。その殺し屋はモーガン議員が本当の黒幕であると情報を共有してくれます。
ダイナーから逃走すると、FBIに見つかってしまいレイたちは追い込まれてしまいます。レイは1人野球スタジアムの屋根にのぼり、逃げようとすると、ミーカー捜査官に「電話で話したでしょう?」と話しかけられ、身に覚えのないことにレイは困惑します。
混乱した頭は遡り、キーリー会長を襲撃したのはレイチェルで、レイは電車での事件のときに腹部を刺されたまま、亡くなってしまっていました。一連の犯行に及んだのはレイチェルただ1人でした。
レイチェルは屋根の上から水に飛び込み意識を失います。レイチェルは救急搬送されたものの、意識が戻ると、無理やり救急車を降ります。そして、黒幕のモーガン議員の元へと向かいます。そこには例の殺し屋が待っていました。レイチェルは必死で戦い、殺し屋に勝利します。
モーガン議員の元へ行き、全てを自白するように脅します。そしてモーガン議員は、賄賂を受け取ったり、殺人を指示したりしたことを自白しました。それをレイチェルはボイスレコーダーに録音し、ミーカー捜査官へと送ります。
それにより、モーガン議員の悪事が明るみに出ます。モーガン議員は容疑をかけられ、レイチェルは見事復讐を果たします。
以上、映画「スイートガール」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する