チルドレン・アクトの紹介:2017年イギリス, アメリカ映画。イギリス高等法院の裁判官フィオナは、宗教上の理由から輸血を拒否する少年とその両親の意思に反して、輸血を強行する命令を出します。命を救われた少年はフィオナに愛を感じます。フィオナと少年の関係は、どうなるのでしょうか?『チルドレン・アクト』は、エマ・トンプソン主演の映画。少年の悩みとそれに対する大人の愛を描いたストーリーです。
監督:リチャード・エアー 出演:エマ・トンプソン(フィオナ・メイ)、スタンリー・トゥッチ(ジャック・メイ)、フィン・ホワイトヘッド(アダム・ヘンリー)、ほか
映画「チルドレン・アクト」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「チルドレン・アクト」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「チルドレン・アクト」解説
この解説記事には映画「チルドレン・アクト」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
チルドレン・アクトのネタバレあらすじ:起
フィオナ(エマ・トンプソン)は裁判官として、人の生命に関わる難しい判決を下しています。彼女は仕事に忙しく、夫ジャック(スタンリー・トゥッチ)にも無関心です。ジャックはフィオナに怒りを見せます。
そんなフィオナに緊急の連絡が入ります。17歳の少年アダム(フィン・ホワイトヘッド)は白血病の治療で、病院は輸血が必要と判断します。しかし、彼と両親は宗教上の理由から輸血を拒否しています。彼らは裁判所に輸血拒否の意思を尊重することを求めています。
フィオナは17歳の少年に輸血を強制するかどうかの判決を下すことになります。フィオナはオフィスに行き事情を聞きます。17歳の少年が輸血を拒否するには、両親の同意が必要となります。
チルドレン・アクトのネタバレあらすじ:承
フィオナは法廷に到着し、審議が始まります。法廷ではアダムは弱っているので時間は重要だと議論が始まります。「輸血をしないと息子は死ぬ」と言われたアダムの両親は「彼は天国へ行くから良い」と言います。
フィオナは病院でアダムに会うことを決めます。アダムは「輸血は汚れた行為」だといいます。フィオナは説得をしますが、アダムは言うことを聞きません。彼女はアダムのギターを見つけ、二人は歌を歌います。アダムはようやくフィオナに好意を感じます。
フィオナは法廷に戻り、病院に輸血させることを命じます。病院では輸血が始まり、アダムの命は助かりました。
チルドレン・アクトのネタバレあらすじ:転
フィオナは自宅で夫ジャックに会います。彼女は夫が他の女性への関心を見せると怒り狂います。フィオナは、ジャックとの会話を拒否します。
アダムは輸血後に回復します。彼はフィオナに用事もなく電話をします。フィオナは忙しく電話に出ません。しかし、彼はしつこく電話します。アダムはフィオナをストーカーのように追いかけます。アダムはフィオナに会い、聞きたいことがあると言います。しかし、フィオナは断ります。
フィオナは離婚を考え始め、ジャックと口論を始めます。しかし、ジャックは離婚はしないと言います。
アダムはフィオナに詩に関する手紙を書き、フィオナはそれを読みます。フィオナは出張に行きますが、会議中に来客の知らせを受けます。来客はアダムでした。フィオナは怒ります。結局はフィオナはアダムの話を聞くことにします。
アダムは詩などを話しますが、フィオナは「なんでここにいるの?」と怒ります。彼は、一緒に暮らすことを求めますが、フィオナはタクシーを呼び、家に帰らせようとします。
アダムは輸血の許可で病院で会ったときの話をし「両親は自分を殺そうとした」といいます。フィオナはアダムにキスをして別れます。アダムは、渋々タクシーにのります。
チルドレン・アクトの結末
アダムは病状が悪化し、入院します。フィオナはパーティに参加し、趣味のピアノを披露します。彼女はアダムが急病という連絡をうけます。フィオナは、アダムと歌った歌を演奏します。彼女はタクシーを呼び、アダムの病院へ向かいます。
フィオナは病院でアダムと歌を歌います。アダムはフィオナに、自分の選択だと言って死を選びます。フィオナは自宅に戻ります。フィナはジャックに「アダムは18歳なので、死を選択できる」といいます。フィオナは泣きます。その後、アダムは死にました。
アダムの墓に彼のギターが置かれます。フィオナとジャックはアダムの墓参りをし、二人で寂しく去るのでした。
以上、映画「チルドレン・アクト」のあらすじと結末でした。
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