疑惑の男 ドリュー・ピーターソンの紹介:2012年アメリカ映画。離婚、再婚を繰り返していた警官が、4度目の妻の謎の失踪がきっかけで、事故死とされていた3度目の妻の殺害容疑者となった。米イリノイ州で実際に起こった事件をもとに映画化。
監督:ミカエル・サロモン 出演:ロブ・ロウ、ケイリー・クオコ、キャサリン・デント、ジェームズ・C・バーンズ、ほか
映画「疑惑の男 ドリュー・ピーターソン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「疑惑の男 ドリュー・ピーターソン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「疑惑の男 ドリュー・ピーターソン」解説
この解説記事には映画「疑惑の男 ドリュー・ピーターソン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
疑惑の男 ドリュー・ピーターソンのネタバレあらすじ:起
警察官のドリューは、50代ながら魅力的な男で、離婚と結婚を繰り返していたが、3番目の妻キャスリーンとの結婚生活も破綻し、娘ほども年の離れたステイシーと付き合い始めていた。
彼の浮気を確信したキャスリーンは、ドリューを家から追い出し、財産分与に承諾しなければ離婚には応じないと告げると、ステイシーの妊娠を知った彼は要求を飲んで、離婚を成立させ、出産後にステイシーと4度目の結婚をする。
それからしばらくしたある日、浴室の中でキャスリーンの死体が発見され、ドリューは事情聴取されるが、ステイシーのアリバイ証言と検視の結果で、キャスリーンは不慮の事故による溺死とされる。
疑惑の男 ドリュー・ピーターソンのネタバレあらすじ:承
前妻との2人の息子を引き取り、ステイシーとの間に2人目が生まれたころ、ドリューは年若い妻に対して束縛を強め、抑圧的になっていき、勤務中でも妻の行動を監視するようになる。
ステイシーの姉が亡くなった時には、悲しみに暮れる妻に義兄との浮気を疑い、その後もしつこく義兄との関係を問いただそうとする夫に耐えられなくなったステイシーは、結婚生活の終わりを告げるが、ドリューは妻も子供も手放さないと言ってますます妻への監視を強める。
ステイシーは牧師や隣家の友人カレンに、夫への恐怖を口にするが、ほどなく彼女は謎の失踪をとげる。
疑惑の男 ドリュー・ピーターソンのネタバレあらすじ:転
ドリューはステイシーから「恋人ができたから家を出る」と電話があったと話すが、ドリューに不信感を抱いていたカレンとステイシーの妹は、州警察にステイシーの失踪を通報する。
すると前妻の不審死の件もあって、ドリューのもとにマスコミが殺到し、連日大々的に取り上げられるようになる。そしてステイシーの捜索と同時にキャスリーンの死についても再捜査が行われ、再度の検視結果により、キャスリーンは事故死ではなく殺人と断定される。
関与が疑われる中でも、ドリューは平然とテレビやラジオに出演して身の潔白を語り、ステイシーの捜索が続けられる中で彼はバーでナンパした若い女性クロエと婚約したことをマスコミに公表する。
疑惑の男 ドリュー・ピーターソンの結末
しかし、キャスリーンの死亡時刻にドリューが外出していたことで、彼の犯行を確信していながらアリバイを偽証したことを、ステイシーが牧師に告白していたこと、ドリューの義弟が彼からの依頼でステイシーの遺体を運び出したことが明らかになり、ドリューはキャスリーン殺害の容疑で、ついに逮捕される。
ステイシーの行方は分からないまま、キャスリーン殺害で有罪となった彼は、殺害への関与を否定し続けながら、獄中で5番目の妻を迎えることに期待を寄せていた。
以上、映画「疑惑の男 ドリュー・ピーターソン」のあらすじと結末でした。
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