コード211の紹介:2018年アメリカ映画。定年前の警官マイクは、相棒の娘婿のスティーブと一緒に、高校で暴力事件を起こし、一日乗車体験になったケニーを乗せ巡回します。その途中で、武装した4人組の銀行強盗に遭遇し3人は銃撃戦に巻き込まれてしまいます。応援要請コード211を要請したマイクでしたが、応援は遅く銃撃戦は激しさを増すばかりでした。ニコラス・ケイジ主演のポリスアクション映画です。ニコラスの息子、ウエストン・ケイジも適役で出演しています。
監督:ヨーク・アレック・シャクルトン 出演者:ニコラス・ケイジ(マイク)、コリー・ハードリクト(ハンソン)、マイケル・レイニー・Jr(ケニー)、オリ・フェッファー(トレ)、ウェストン・ケイジ(ルーク)、アレクサンドラ・ディヌ(ロシー)、ソフィー・スケルストン(リサ)、ドウェイン・キャメロン(スティーブ)ほか
映画「コード211」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「コード211」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「コード211」解説
この解説記事には映画「コード211」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
コード211のネタバレあらすじ:起
アフガニスタンの山岳地帯の事務所で、建設会社社長のドノバンが、マネーロンダリング専門のブスコバに、違法に稼いだ金を世界の銀行に送金してもらっています。最後のユニティ銀行への送金が終わると、ドバイへ向かうため外に出ます。そこへ武装したトレら4人が総攻撃を仕掛けます。雇った兵士らが殺され、ドノバンはブスコバと車に乗りこみ運転手に発進させます。しかし重機にふさがれると、4人は運転手とブスコバを殺し、ドノバンを引きずり出します。
トレら4人はドノバンがかつて雇っていた傭兵たちでした。トレは「報酬を払わずに逃げ回ったな!100万ドルもらう」と迫ります。ドノバンは「100万ドルならマサチューセツのユニティ銀行に送金したから、向こうで渡す」と言います。トレは「自分たちで行く」と言ってドノバンを射殺します。事件現場に、トレらを追うインターポールのロシーがやって来ます。
2週間後、高校で上級生たちにケニーがいじめられています。トイレの便器に頭を突っ込まれたケニーは、思わず上級生を殴りKOしてしまいます。丁度通りかかった教師に見つかると、ケニーの母・シャウニーが校長に呼ばれ「退学か、パトカーへの1日体験乗車のどちらか」と迫られます。
若いステーィブとリサの夫婦の朝です。リサはスティーブに妊娠を知らせます。スティーブが冗談で「男だったらマイクにしよう」とリサの父の名を出したことで、リサが「お母さんが病気で死んだ時も何もしなかった」と父・マイクの事を怒りだします。その時、マイクがパトカーで迎えに来ます。マイクもスティーブの警官です。
コード211のネタバレあらすじ:承
ロシーはカールの銃砲店に立ち寄ります。トレの元同僚のカールに「トレに渡した武器で民間人が死んだら捕まえる」と脅し、トレの居場所を聞き出します。ランダルとエレノアの老夫婦がいます。エレノアは「今日は結婚記念日だから早く帰って来て」とランダルを送り出します。ランダルは定年を間近に控えたユニティ銀行の支店長でした。
スティーブはマイクにリサの妊娠を知らせます。マイクは大喜びし、リサの事を本当に愛しているようです。警察署に着くと、一日乗車体験のケニーを紹介されます。マイクとスティーブはケニーを乗せパトカーで巡回に出ます。
トレら4人組の中の一人のハイドが、銀行近くのレストランに爆弾を仕掛け、ウエイトレスに多額のチップを渡して出ます。そして4人は大量の銃弾と武器を持って、ユニティ銀行に押し込みます。銀行の前ではハイドが車で待機し、3人の強盗が終わるのを待ちます。トレらは、客と行員を人質にし、ランダルを連れ金を奪いはじめます。
マイクはパトカーをユニティ銀行の隣のカフェに止め、スティーブが飲み物を購入します。その様子を見ていたハイドが警戒してトレに報告します。スティーブが戻ってくると、マイクが「あの車、駐車違反だ」とハイドの車を指さします。ハイドは警官がこっちを見ているのを見て、トレに報告した後レストランを爆破します。
マイクにも一報が入りますが「ケニーがいるから、現場に行くのはやめよう」とスティーブに言って、二人はハイドの車に向います。焦るハイドは、トレに「やばい、こっちに来ている」と言いながら、マイクのパトカーにマシンガンで銃撃を始めます。
コード211のネタバレあらすじ:転
ケニーの母・シャウニーの勤める病院では、シャウニーが「これから急患が運ばれてくるから頑張って」と檄を飛ばします。マイクは、応援要請コード211を報告をし、スティーブと一緒にケニーをかばいながら銃撃戦を始めます。マイクがハイドを射殺したものの、スティーブが太ももを撃たれてしまいます。ケニーに止血を教え、マイクは銃撃を続けますが、出血の多いスティーブの意識が薄れていきます。ケニーが必死で励ますと、死を覚悟したスティーブは、スマホでオレを撮ってくれと言い、リサと生まれてくる子供に最後のメッセージは話はじめます。
やっと救急車が着き、スティーブが運ばれますが、このころにはスティーブは心肺停止状態でした。この時、途中でスマホを落としたケニーが、逃げ遅れ、近くのSUVに隠れます。事件を知ったリサが、スティーブに電話しますが出ません。そこでマイクに電話すると、「スティーブが撃たれ、病院に運ばれた、かなり悪い状態だ」と教えます。
リサが病院で蘇生されるスティーブを見つけ駆け寄ります。そこへスティーブの同僚のジェイコブスが運ばれてきます。リサが「マイクは?」と聞きます。「マイクは、はぐれた高校生を探している」と言います。治療をしていたシャウニーが話を聞き「ケニーだわ」と愕然とします。安否を気遣うシャウニーにケニーから電話が入り安心します。
マイクはSWAT隊や、応援が遅い事に、警部補に文句を言います。スティーブの心肺停止を知らされ、感情の高ぶったマイクは怒鳴ってしまいます。
コード211の結末
SWAT隊が到着し、突入を始めます。マイクはハンソンとSUVに隠れるケニーを見つけます。二人がケニーを助けると、SWAT隊の突入します。それと同時にトレはランドルと人質一人を射殺します。人質に爆弾をつけ解放すると、激しい銃撃戦と手りゅう弾の攻撃が始まります。
残った3人のうちルークとロブが射殺され、トレのみです。一緒に攻撃していたハンソンが、逃げてきたトレに撃たれてしまいます。反撃しようとしたマイクの脚を撃たれ座り込みます。そこへトレがやって来てとどめを刺そうとします。その時、銃声がしてマイクがのけぞります。撃ったのはケニーでした。すると背後からロシーがトレを射殺します。
ケニーはシャウニーと再開し抱き合って帰ります。リサは救急車でマイクを見つけ「お父さん」と言って抱きしめます。
1年後、定年退職したマイクがリサに呼ばれます。ジョギングしながらリサの家に行くと、回復したスティーブと赤ちゃんを抱くリサ、そして家族のように仲良くなったケニーがいます。マイクはケニーに「おい、スマホで家族の写真を撮ってくれ」と言いました。
以上、映画「コード211」のあらすじと結末でした。
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