クエスチョンの紹介:2011年イギリス映画。SNSサイト『オール・トゥギャザー』から、ロンドン発ニューヨークの飛行機の旅に当選したと言われ集まった4人。豪華小型旅客機に乗りこみ離陸した4人を待っていたものは死のゲームでした。SAWに影響され、9.11事件の要素も取り入れたシチュエーションスリラー映画です。
監督:クリス・クロウ 出演者:スカーレット・アリス・ジョンソン(ジョー)、ジャック・ゴードン(マックス)、マイケル・ジブソン(デイブ)、エレン・リス(グウェン)、ジョシュア・リチャーズ(ルパート・ターナー)ほか
映画「クエスチョン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「クエスチョン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「クエスチョン」解説
この解説記事には映画「クエスチョン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
クエスチョンのネタバレあらすじ:起
SNSサイト『オール・トゥギャザー』を利用している、ジョー、マックス、デイブ、グウェンの4人が空港に集合します。4人は『オール・トゥギャザー』からロンドン発ニューヨークの飛行機の旅に当選していたのです。
空港で乾杯し小型旅客機にリムジンで向います。この時係員から、何故か携帯電話を没収されます、機内は豪華でVIPルームのような客室です。早速デイブがシャンパンを開け「乾杯しよう」と言い、4人は飲み始めます。4人それぞれのモニターにワニのマスコットが現れ、アナウンスを始めます。ジョーとマックスは「乗務員がいないのはおかしい」と話しはじめます。
ワニは「ニューヨークに着くまでゲームをしてもらいます。ゲームを最後まで終わらせると豪華賞品がもらえます」とアナウンスした後、注意事項が表示され同意が求められます。小さいたくさんの文字が羅列した画面に、4人は読まずに同意を押します。
やがて旅客機は離陸します。早速ゲームが始まります。4人それぞれにプライベートな質問が3つ与えられます。デイブは『詐欺師まがいの嘘つき男』、ジョーは『酒の酔って現実から逃げる女』、マックスは『汚れた心の人間には性病がつきもの』、グウェンは『偽善者』と判断されます。
クエスチョンのネタバレあらすじ:承
窓の外を見たジョーが「大西洋は晴れの予報だったのに雨だわ、おかしい?」と言います。第2ゲームが始まります。殺人動画が映りだされると、ワニがジョーに「殺人動画を2回も見て、友人に拡散させている。殺人動画は楽しいか?」と言います。怒ったジョーは「私は降りる」と言い出します。
次はグエンで、「カウンセラーとしてのアカウントも持っていて、自分が変態性趣味なのに、人にアドバイスできるのか。更に別のアバターで男を漁っているだろう」と言われます。
デイブは「日本のサイトで馬とSEXする動画を見ているな、更に幼児志向もある」と言われます。イラつくデイブは、笑ったマックスに突っかかると、操縦室を開けようと暴れ出します。ワニが「規則違反だ、罰を与える」と言い、モニターにデイブの友人のローリーが映し出されます。そしてローリーはショットガンで頭を吹き飛ばされて殺されてしまいます。
モニターを使ってメールをしようとしていたマックスがワニに見つかります。「規約に同意しただろう、破ったな、罰を与える」と言ってモニターに友人のアランが映しだされ、暴行を受けた後、おどりり場から突き落とされ殺されてしまいます。
クエスチョンのネタバレあらすじ:転
開き直ったマックスがモニターを駆使して調べると、飛行機は『オール・トゥギャザー』の本社のあるオスロに向かっています。ワニが第3ゲームの開始と言って順番にトイレに呼びます。ジョーには娘のソフィーを見せ「課題を達成しないとソフィーが死ぬ」と言って課題を与えます。デイブには婚約者のサラを拉致している様子を見せ同様に課題を与えます。グウェンには同性愛者の恋人、マックスには兄のマイクを見せます。
ワニが「今から45分で課題を達成させてくれ、この飛行機はオスロの『オール・トゥギャザー』に突っ込む。中にいる人と一緒にお前たちも死ぬことになる。課題を達成できれば愛する人は助かる」と言ったのです。
マックスが斧でモニターを壊しはじめます。ワニは「止めるんだ、罰を与える」と言って、兄のマイクの両腕を切断して殺します。マックスは「オレはマックスじゃないんだ、アカウントを盗んでなりすましていただけだ」と言いながらパスポートを見せます。
パスポートを受け取ったデイブがトイレに入ります。ワニは「サラを守る為に誰か一人殺せ」と命じます。トイレを出たデイブが斧で手当たり次第襲います。攻撃を受けたマックスがデイブを殺してしまいます。デイブが死んだことで、サラがモニター越しに殺されます。グウェンがトイレに呼ばれ「マックスを誘惑しろ」と言われます。
クエスチョンの結末
マックスに「キズを手当てしてあげる」と言ってグウェンがトイレに連れて行きます。そしてグウェンはマックスにキスをし、愛しあおうとします。その時マックスがトイレの裏に荷物置き場があるのを見つけます。トイレを飛び出したマックスを見て、ワニがグウェンに「止めさせろ、恋人が死ぬぞ」と言います。グウェンは斧を持ってマックスに襲いかかります。するとジョーがグウェンを背後から首を絞めて殺します。
マックスはトイレの壁を壊します。中にはマイクの死体や、ジョーの母の死体があります。「最初から殺されていたんだ」と言った時、銃を持ってパイロットが出てきます。マックスが襲いかかり銃を奪うと、パイロットは「オレも家族が拉致されて命令されているんだ」と言います。ジョーが「飛行機を着陸させろ」と言いますが、パイロットは「家族が殺される」と言って断ります。その時マックが苦しみ出し死んでしまいます。その隙に銃を奪ったパイロットがジョーを撃ちます。
少ししてジョーが目覚めます。モニターには15歳のルーシーの自殺動画が映っています。ワニは「覚えているだろう、私の娘だ。お前たちや友人たちは娘の動画に煽るようなコメントを入れ、更に動画を拡散させた。だからお前たちも会社も従業員たちも殺すんだ」と言います。会社に衝突するまであと6分。ジョーは飛行機の壁を叩き壊します。飛行機は風圧で制御不能になり海上に墜落します。
ルーシーの父ルバートは拉致したジョーの娘・ソフィーをルーシーと呼び、妻のアニーと息子のエドに合わせます。そしてソフィーを家族として迎え育てるのでした。
以上、映画「クエスチョン」のあらすじと結末でした。
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