FRANK -フランクの紹介:2014年イギリス・アイルランド合作。2010年に亡くなった、英国のカルトバンドのヴォーカル・フランク・サイドボトムにインスパイアされた脚本家が書き起こした映画。
監督:レニー・アブラハムソン 出演:マイケル・ファスベンダー、ドーナル・グリーソン、マギー・ギレンホール、スクート・マクネイリーほか
映画「FRANK フランク」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「FRANK フランク」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
FRANK フランクの予告編 動画
映画「FRANK フランク」解説
この解説記事には映画「FRANK フランク」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
FRANK フランクのネタバレあらすじ1
英国の田舎町に住むジョン(D・グリーソン)は、サラリーマンなのに、バンドマンになる夢を捨てきれずにいます。夜な夜なキーボードに向かうものの、イマイチな曲しか浮かんでこない日々。そんな彼の住む町に一風変わったバンド『ソロンフォルブス』がやって来ます。
FRANK フランクのネタバレあらすじ2
ラジオ局のインタビューに出演したメンバーがオンエア中に大喧嘩を起こし、キーボードのルーカス(S・オブライアン)が救急車で運ばれてしまう騒ぎに。彼らのマネージャーのドン(S・マクネイリー)は、その場に居合わせたジョンに今夜のライブにルーカスの代わりをしてくれと頼みます。ジョンは、バンドの方向性の違いに戸惑いつつも、ヴォーカルで、ハリボデマスクをいつも被っているフランク(M・ファスペンダー)の存在に惹かれ、『ソロンフォルブス』に居残る事にします。
FRANK フランクのネタバレあらすじ3
くせものだらけのメンバーと衝突しながらも、ジョンはバンドのポテンシャルを信じ、本業そっちのけで、バンドの演奏を録音し、Youtubeに流し、世間からの評価を得ようとします。田舎出身の『ソロンフォルブス』は、口コミで評価されテキサス州オースティンで開かれる音楽コンペ、『サウス・バイ・サウスウェスト(SXSW)』に招聘されます。ジョンは浮き足たって喜びますが、他の『ソロンフォルブス』は、そんな事どうでもいいのです。世間に認めてほしくてバンドをやっていたのは、ジョンだけなのです。『ソロンフォルブス』の他のメンバーは、ただ自分たちでワイワイ楽しく音楽を演奏していれば、良かったのです。ジョンがこれだけ喜ぶので、『ソロンフォルブス』の面々は押される形でオースティンまで向かいますが、バンドのメンバーは空中分解したかの様に離れ離れになってしまいます。フランクとジョンだけが気合で盛り上げて会場で歌うのですが、それも限界にきて、フランクは逃げ出してしまいます。
FRANK フランクの結末
ツイッターを頼りに、ジョンはフランクを探し、はるばるカンザス州まで追いつくのですが。ジョンの目の前でフランクは車にはねられ、被り物が取れてしまいます。その時に、泣きながらフランクはI love you allと歌います。
以上、映画FRANK フランクのあらすじと結末でした。
FRANK フランクについて
『X-menシリーズ』のマグニート役など、クールでシャープなイメージが強い、マイケル・ファスペンダーの異色作です。ほぼ全編被り物をして通すファスペンダーが、最後の最後に被り物が取れます。同じ趣味をやってる仲間がいても、同じ方向や目的、感性をもってるわけじゃないという事を感じ取っていただける、ある意味繊細な映画なので、お勧めです。
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