Resurrection レザレクションの紹介:2015年アルゼンチン映画。訳あってブエノスアイレスへと向かう神父のアパリシオ。途中兄の住む屋敷へと立ち寄るが兄は病に伏せ兄の妻と娘は教会にこもっていた。妻ルシアはしきりに夫への恨みを叫び娘のレメディオスもまた病にかかっていた。妻は夫のせいで自分達が悪魔に呪われてしまったと考えていた。そしてその病はアパリシオの身体も蝕もうとしていた。19世紀のアルゼンチンを舞台にしたスリラー。
監督:ゴンサロ・カルサーダ 出演:アドリアン・ナバロ、アナ・フォンタン、ディエゴ・アロンソ、パトリシオ・コントレラス、バンド・ビリャミル ほか
映画「Resurrection レザレクション」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「Resurrection レザレクション」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「Resurrection レザレクション」解説
この解説記事には映画「Resurrection レザレクション」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
Resurrection レザレクションの予告編 動画
Resurrection レザレクションのネタバレあらすじ:病
19世紀、アルゼンチン全土をある病が襲った。人々は倒れ神父アパリシオは頭を抱えた。ある時アパリシオはブエノスアイレスへと向かう途中兄の住む屋敷を訪れた。しかし彼の兄エドガルドもまた病に倒れていた。さらにその病は兄の娘レメディオスにまで。妻ルシアは全て夫のせいだと怒りに我を忘れ娘と二人、他人に病を移さないようにと教会に籠っていた。レメディオスの悲痛な叫びもルシアは聞かず来るものを拒みただ夫への怒りを露わにしていた。困惑するアパリシオの前に一人の男が姿を現した。
Resurrection レザレクションのネタバレあらすじ:伝染
屋敷に執事として仕えるエルネストは病にかかっていなかった。彼は兄の世話をし妻と娘も気にかけていた。そんな兄エドガルドはアパリシオがやってきたその日息を引き取ってしまう。兄の身体の上に自身が持つ十字架を乗せたアパリシオ。すると死んだと思っていた彼が突如身体を起こし血を吐いた。兄はまた動かなくなり亡くなってしまうがアパリシオはそれどころではなかった。彼の血を浴びたことでパニックになり慌てて洗面所へ向かうも急な目まいで倒れてしまう。次の日アパリシオは兄のベッドで目を覚ました。
Resurrection レザレクションのネタバレあらすじ:死
ベッドに運んだのはエルネストだった。丸一日寝込んでいたというアパリシオはそれからどんどん体調は悪くなる一方だった。そしてそんなアパリシオに告げられたのは兄の妻と娘の死。最後まで逃げたいともがいていたレメディオスは亡くなってしまった。自分の身体も言うことを聞かなくなり嘔吐を繰り返すアパリシオ。しかし彼は死ぬわけにはいかなかった。そこでアパリシオは兄が死ぬ寸前に呼んだという医者を呼ぶようにエルネストに言った。奴は偽物だと反対するエルネストだったがアパリシオは聞かずついには銃を手に彼を脅してしまう。
Resurrection レザレクションの結末:復活
まるでホームレスのようないでたちのその医者は力尽きる寸前のアパリシオにある術を施した。そして彼の手首にある物を差し込んだ。目覚めたアパリシオは力尽きる寸前だったのが嘘のように立ち上がった。しかしそんなアパリシオにエルネストは話を始めた。それは兄が病を持ち帰ったという話。すぐに娘は病に倒れ看病していたルシアも倒れてしまう。そこでエドガルドは昔ある場所で見た医者を探し出し屋敷に呼んだ。医者は二人の身体にある物を差し込んだ。それは永遠に死ぬことのない身体にする呪われた道具だった。アパリシオの身体に埋め込まれたものと同じもの。そしてエルネストはアパリシオを亡くなった親子の元へと連れていく。棺の中に入れられたルシアとレメディオス。二人は突如目を開き大きく身体を震わせ始める。
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