ダーティハリー2の紹介:1973年アメリカ映画。クリント・イーストウッドの代表作ともいえる、力と44マグナムで悪を制するハリー・キャラハン刑事が主人公の『ダーティハリー』シリーズの第2作目で、前作を超えるヒットを記録しました。監督は『続・猿の惑星』のテッド・ポスト、脚本は、ジョン・ミリアスの原案をミリアス自身と『ディア・ハンター』(1979年)などの監督で知られるマイケル・チミノが担当しています。
監督:テッド・ポスト 出演:クリント・イーストウッド(ハリー・キャラハン)、ハル・ホルブルック(ブリッグス警部補)、フェルトン・ペリー(アーリー・スミス)、ミッチェル・ライアン(チャーリー・マッコイ)、デヴィッド・ソウル(ジョン・デイヴィス巡査)、ほか
映画「ダーティハリー2」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ダーティハリー2」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ダーティハリー2」解説
この解説記事には映画「ダーティハリー2」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ダーティハリー2のネタバレあらすじ:リッカ殺害事件、発生
ここはサンフランシスコ市庁舎、記者たちに囲まれ出てきたのは、労働組合幹部のカーマイン・リッカでした。彼は組合員スカルサとその家族を殺害に関与した罪で起訴されましたが、証拠不十分で無罪となって出てきました。その判決に抗議する大勢の群衆の中をかき分け、リッカは車に乗って去っていきました。このテレビ中継を観ていた1人の警官がいました。テレビのスイッチを切ると、警官は白バイに乗りました。そして、リッカの車を追いました。高速に入ったリッカの車を、その白バイ警官は追い、高速から下りて止まるように指示しました。リッカは高速を下り、車を止めました。そこに白バイ警官がバイクを降りて、車の運転手に免許書を見せるように言うと、警官は銃を抜き、後部座席のリッカ共々、全員をあっという間に射殺しました。警官は何事もなかったように、白バイに乗り去っていきました。現場にハリー・キャラハン刑事と相棒のアーリー・“アール”・スミス刑事が到着し、現場を見ていました。その姿を見た上司ニール・ブリッグス警部補は、ハリーに「張り込み中だろ。もとに戻れ。…警察暴力への苦情はもうウンザリだ」と言いました。ハリーは「この事件で俺は役に立てる。犯人は銃の使い手だ」と主張しましたが、「一度も銃を抜いてない。それが私の誇りだ」と言うブリッグスは無視しました。ハリーはそんなブリッグスに「あんたは善人なんだな。善人は分をわきまえてる」と言い、アーリーと車に戻り、元刑事ビルのやっている空港のハンバーガー屋に行きました。
ダーティハリー2のネタバレあらすじ:ハイジャック事件、発生
ハリーとアーリーは空港内のビルの店でハンバーガーを食べていると、何か事件が起きているようでした。ハリーは関係者たちが集まっている所に行って事情を訊くと、NY便の飛行機が2人の男たちにハイジャックされ、犯人たちは国際線のパイロットをよこすよう要求しているとのことでした。ハリーは一計を案じました。自分がパイロットに変装して乗り込み、乗員、乗客の命を守るという案でした。ハリーはパイロットに変装して、飛行機に乗り込みました。犯人の1人に銃を突きつけられ、コックピットの操縦席に座らされました。ハリーは副操縦士に機体を離陸地点まで動かすように指示しました。副操縦士は言われた通りにし、滑走路を機体は走りましたが、ハリーは何もしませんでした。副操縦士がハリーに「機長、失礼ですが、操縦はできるのですか?」と尋ねると、ハリーは「いや」と答えると、機体を急停止させ、犯人から銃を奪い、叩きのめしました。あと犯人は1人です。ハリーは乗客に「頭を下げろ」と言うと、発砲してくる犯人を狙い2発で撃ち殺しました。ハイジャック犯を倒して、飛行機から降りてきたハリーは、駆けつけてきたブリッグスに「どうしました?」と嘯いて、仕事に戻っていきました。
ダーティハリー2のネタバレあらすじ:4人の新人警官たち
その夜、10年来の友人でもあるチャーリー・マッコイに偶然、出会いました。チャーリーは「最近じゃ、警官が悪人を殺したら、死体を隠さないといけない。…検事どもに知られると騒がれるからな。悪人が警官を殺すのはいいのか?」とハリーに愚痴を言って、帰っていきました。ハリーは射撃練習場に行きました。すると銃声が聞こえてきました。こんな時間に誰がと思いつつ行くと、4人の交通課の新人警官ジョン・デイヴィス、マイク・グライムズ、フィル・スイート、レッド・アストラカンが練習をしていました。銃の腕前は、元陸軍特殊部隊だったスイートによれば、グライムズはスイートとほぼ同じ、アストラカンは少し上、デイヴィスは別格で抜群だそうでした。ハリーは4人の目の前で練習をします。もちろん彼の銃は44マグナムです。標的に全弾命中しました。仲間にはやされ、スイートがハリーの銃で撃ってみました。1発外しただけでした。ハリーはその腕に驚き、「俺が殺人課に戻ったら寄れよ」と誘いました。4人は練習をうち切り、陽気に帰っていきました。
ダーティハリー2のネタバレあらすじ:白バイ警官が殺す
ある日、1台の白バイ警官がある丘を目指して走っていました。その警官は目指していた丘に着くとバイクを止め、草むらの中を上がって行きました。するとそこからは、豪邸のプールで大勢の男女がはしゃいでいる様子が見えました。警官はマシンガンの用意をすると、中から煙が出ているバッグを放り投げました。そのバッグがプールに落ち爆発したと同時に、警官はマシンガンで、プールで遊んでいた男女を全員、射殺しました。警官はそれが終わるとさっさとバイクに乗り、去っていきました。この事件を捜査に来ていたブリッグスは、記者に囲まれ「これはギャングの抗争?」「昨年の殺人は約200件ですが…」と質問されると、「今後、プールに爆弾は投げ込まれず、秩序は守られる」と答えていました。ハリーはテレビでこの様子を、友人チャーリーと別居中の妻・キャロルの家で観ていました。すると、ハリー宛に電話がかかってきました。事件が起こったようです。ハリーが現場へ急行すると、強盗犯逮捕の囮捜査の現場でした。囮は相棒・アーリーで、店員に変装していました。強盗犯は4人でした。1人が見張り役で店の外に出ると、3人の銃を持った男たちが入ってきて、アーリーや店員たちを銃で脅し、金を奪おうとしていました。アーリーは犯人の1人に銃を突きつけられ、跪けと命令されました。アーリーは静かに犯人の指示通りに跪きました。その瞬間、店の裏に隠れて見ていたハリーは、犯人1名を撃ち殺しました。もう1人の犯人は、外に逃げましたが、アーリーが銃で撃ちました。車に乗っていた犯人は逃走しました。残りはあと1人でした。店内でハリーはその1名と銃撃戦になりましたが、1発で犯人を仕留めました。
ダーティハリー2のネタバレあらすじ:一連の殺人事件は警官?
ある日の夜、ホテルから1人の黒人女性が出てきました。タクシーはその女性を乗せました。その女性は売春婦でした。たんまり稼いだようで、札束を胸のブラジャーの中、パンティーの中に分けて隠しました。売春婦はタクシーの運転手をからかいながら、目的地に着くと、金を払って降りようとしました。するとそこに大きな黒人の男が強引に入ってきました。どうやら、その男はその売春婦の元締めのようでした。その男は女から金を全部、奪うと、女を痛めつけだしました。タクシーの運転手は危険を感じ、車を止めて、逃げました。男は女に配水管洗浄液を飲ませて、殺しました。その後、その男が車を運転していると、1台の白バイ警官が追跡してきました。その男は高速を下り、人気のない道に入っていき、車を止めました。白バイ警官は、バイクを止めて、男の所に行きました。警官は、男に速度違反と告げ、免許書の提示を求めました。男は免許書と100ドル札を警官に見せると、その警官は銃を抜き、その男を5発撃って殺しました。その日の夜、ハリーはアパートに帰ると、ブリッグスから電話がかかってきました。ハリーはブリッグスに連れられ、死体安置所に行きました。そこでブリッグスはハリーに、ハリーとアーリーを殺人課に戻すと命じました。そして、5体の死体を見せられ、「誰かが法の裁きを待たずに手を下している。殺人課が総出で2日間寝ずの捜査中だが、目撃者も皆無。警官が真っ先に現場に着いているが、不審なものは見ていない。…今回の売春婦は交通課のスイートだった」とハリーに言いました。ハリーは「無駄」と言うブリッグスの声を無視して、「朝一番で弾を調べる」と言って、部屋を出ていきました。次の朝、ハリーは弾を鑑識で調べました。すべて357マグナムからでしたが、それ以上は潰れていて手がかりはつかめませんでした。鑑識は「何者であれ、楽しんでいる。1発目で死んでいるのに、なおも撃ち続けている」と売春婦の元締めの車を見て、ハリーに言いました。ハリーは「運転免許書に100ドル札。警官に見せようとした?」と推理しました。鑑識は「犯人は警官になりすましているようだ。…至近距離で撃てたなら、被害者の見知らぬ人物だ」と推理しました。それを聞き、ハリーは「または疑わない人物」と呟きました。
ダーティハリー2のネタバレあらすじ:白バイ警官チャーリーの死
ある日の殺人課の会議で、担当割が発表されました。まずルウ・ガズマン、現在は州全域で麻薬を仕切り、売春にも進出しているギャングのボスには、カセルが担当することになりました。ハリーとアーリーの担当は、フランク・パランシオという殺人で23回起訴されたが、いずれも無罪、非常に暴力的で、一時期、リッカの命を狙っていたマフィアの組長でした。ハリーは、そう指示するブリッグスに「この男はむしろ次の被害者だ。望みは何です?」と異議を唱えましたが、彼はハリーの異議を無視し、命令だから見張れと命じました。
翌日、ハリーとアーリーはパランシオのアジトを見張っていました。するとパランシオ一味が3台の自動車に別れて乗り、どこかに行くのをつけました。その内の1台を2人は追跡すると、その1台は尾行に気付き、急に方向転換しました。ハリーたちは尾行がばれたので、方向転換して、その車を追い越しざまに、嫌がらせを言って、追い越しました。助手席に乗っていたアーリーは、「まさに我が道を行くだな。ブリッグスも目をつけるさ」と言うと、ハリーは「他人の流儀じゃ、自分を守れない」と言い返しました。一方、ガズマンは、ホテルのコンドミニアムに情婦と籠もっていました。担当のカセルが見張っていると、そのホテルの下の交差点で、白バイと車との接触事故が起きました。部屋に籠もっていたガズマンもベランダに出てきてその騒ぎを見ていました。接触事故の後、白バイ警官は立ち上がり、バイクに乗り、ホテルの駐車場に入っていきました。その警官はガズマンの部屋まで階段で上って行きながら、銃にサイレンサーを取り付けました。そして、ガズマンのフロアまで行くと、見張り1名を1発で撃ち殺し、部屋に入って、ガズマンを撃ち殺し、逃げる情婦も撃ちました。情婦は窓を突き破ってホテルの下へ落ちていきました。張り込みでその様子を見たカセルたちは、ホテルへ飛んでいきました。その警官は何事もなかったかのように、ガレージに戻りましたが、そこで白バイ警官のチャーリーに出くわしました。その警官はチャーリーを撃ち殺しました。そしてサイレンサーを取り外し、外に出て、集まってくる野次馬たちに「事件現場です。下がってください」と言って、制しました。その警官は交通課のデイヴィスでした。ブリッグスは、ハリーとアーリーを呼びつけました。そして、パランシオを監視しろと命じただけなのに、ハリーは嫌がらせをしたと、ハリーを責めました。ハリーはブリッグスに「犯人はパランシオではなく、白バイ警官です」と言いました。ブリッグスは「イカれたのか?…その警官は誰だ」と問うと、ハリーは「チャーリー・マッコイ」と答えました。するとブリッグスは「今日、ガズマンが襲われた。マッコイも撃たれた。発見者は偶然通りがかったデイヴィスだ。目撃者はない」と告げました。ハリーは、家族ぐるみで親しかったチャーリーが死んだことを家族に告げる役目になり、無言でブッリグスの部屋を出ていきました。
ダーティハリー2のネタバレあらすじ:チャーリー殺しはデイヴィス?
射撃大会の日が来ました。ハリーは高得点を上げますが、デイヴィスも高得点を上げ、総合得点では両者同点で、2人で決勝戦となりました。決勝戦の種目の選択権は、ポイント有利のハリーにありました。ハリーは実戦を選びました。先攻はデイヴィスでした。彼は5分46秒、満点と高成績をあげました。後攻のハリーは、最初は順調でしたが、最後に警官を撃ってしまいました。その結果、優勝はデイヴィスになりました。ハリーはデイヴィスの銃を借りて、試し打ちをしました。そして、わざと1発外しました。その夜、ハリーはその外した弾を取りに行き、その弾を鑑識で調べてデイヴィスの弾とチャーリーを殺した弾が似ていることに気がつきました。次の日、ブリッグスはハリーに、明日パランシオ一味の一斉逮捕を命じました。ハリーは、ブリッグスを鑑識室に連れて行くと、デイヴィスの弾とチャーリー殺害の弾が似ていることを指摘しました。ブリッグスは似ているが証拠にはならないと言いました。ハリーは、確証がないので、その弾の入手元を明かしませんでした。ハリーは明日の一斉逮捕に、交通課のデイヴィスとスイートを連れて行くことを進言しました。ブリッグスは反対しましたが、ハリーは、彼らの銃の腕なら大丈夫で、機会がなければ経験を積めないと反論し、彼らを連れて行くことにしました。翌日、パランシオ一味の一斉逮捕にハリーたちは向かいました。ハリーは事前に、相棒のアーリーにデイヴィスとスイートから目を離すなと指示しました。パランシオのアジトに一本の電話が入りました。それは警官を装った者が2分後に襲撃に来るというタレコミでした。パランシオは念のために部下たちに見張らせました。彼らは、ハリーたちがやって来るのを見ました。スイートとデイヴィスがアジトに向かいました。そして、スイートがドアをノックして、「警察です。…パランシオの逮捕令状を持っている。…捜索令状もあまります」と言うと、パランシオは「知るか!」と言って、ドアの前に立っていたスイートを撃ち殺しました。それを皮切りに銃撃戦が始まりました。ハリーはマシンガンの男を1人撃ち殺しました。デイヴィスもドアを蹴破って2人を撃ち殺しました。ハリーは裏から出てきた男を1人、撃ち殺し、車で逃げようとしたパランシオの車に飛びつきました。パランシオはハリーを車から振り落とすことに気を取られ、鉄柱に激突し、即死しました。パランシオ一味は崩壊しました。
ダーティハリー2のネタバレあらすじ:敵は白バイ警官。相棒・アーリー死す
ブリッグスは、負傷して帰ってきたハリーに「簡単な逮捕だった。…暴力がのさばるこの状況に、お前は拍車をかけている」と責めてきました。ハリーは「悪党の逮捕は簡単にはいきません。…密告で検挙のことはバレていた」と反論しました。すると、ブリッグスは「あの弾をよこせ」と詰め寄ってきました。ハリーは彼に弾を渡しました。傷の治療を終えたハリーは、アーリーに「一連の殺しの犯人が新人警官たちだと言ったら? 証拠だ。ブリッグスには偽物を渡した」と言い、デイヴィスの銃で撃った本当の弾をアーリーに渡しました。「あり得ない」と驚くアーリーに、ハリーは「誰かがパランシオに密告した。俺かパランシオ、または両方を一気に消すために。…俺の考えが正しければ、次は俺だ。お前の命も狙われる。俺に何かあったら、ブリッグスに」と告げると、車に乗り、アーリーと別れました。ハリーが家のガレージに戻ると、そこに白バイ警官が3人、待っていました。彼らは「本来なら投獄されるはずの人殺しを駆除しているだけだ。…あんたなら分かるはずだ。味方になるか、敵になるか」とハリーに問いました。ハリーは彼らに「見込み違いだ」と断ると、3人の白バイ警官たちはバイクで去っていきました。ハリーは、家の郵便受けを見ると、爆弾が仕掛けられているのを発見しました。ハリーは慎重に爆弾を取り出すと、すぐにアーリーの家に電話をしました。しかし、何度かけても彼は出ないので、警察のブリッグスに電話をし、アーリーの家に警官をよこすように言いました。その頃、アーリーは買い物から家に帰ってきたところで、ハリーからの電話で家の電話が鳴っていましたが、先に郵便受けを開けてしまい、爆発で即死してしまいました。
ダーティハリー2のネタバレあらすじ:黒幕はブリッグス。ハリー、白バイ警官を倒す
ブリッグスが、ハリーの家にやって来ました。彼はハリーの郵便受けに仕掛けられた爆弾を持つと、「ここを出るぞ。こいつを調べるんだ」と言って、ハリーに車を運転させて、「高速に乗れ」と指示しました。不思議がるハリーに、ブリッグスは銃を突きつけ、ハリーの銃や弾など全部を取り上げ、ある場所に連れて行くようでした。一連の殺人事件の首謀者は、ブリッグスでした。彼はハリーに「町の安全を脅かす者は処刑する。悪には悪をもって報いるだけだ」と言い、不完全な法でも守ると反論するハリーに「お前には消えてもらう」と言い切りました。ハリーはわざと乱暴な運転をして、ブリッグスを痛めつけ、気絶させました。すると、ハリーの車を、1台の白バイが追いかけてきました。ハリーは白バイを振り切ろうとしますが、しつこく追ってきました。ハリーは途中で急激な方向転換をして、追ってきた白バイ警官をバイクごとぶっ飛ばし、その警官を殺しました。すると、次は2台の白バイが追ってきました。ハリーは車を港に停泊していた廃棄された空母へ誘い込みました。2台の白バイがハリーを追いかけて、空母に入ってきました。2台の白バイ警官は別れて、ハリーを仕留めようとしました。しかし、ハリーは暗闇の空母の中で、1人の白バイ警官レッド・アストラカンを素手で殴り殺しました。もうあと1人でした。ハリーは空母の甲板に行き、止めてあった白バイに乗りエンジンをかけました。その音に気付いたもう1人の白バイ警官ジョン・デイヴィスは自分の白バイに乗り、ハリーを追いかけ甲板に登ってきました。甲板上でハリーとデイヴィスのバイク・チェイスが始まりましたが、ハリーの方がデイヴィスより一枚上手でした。勝負はバイクごと海中に落ちたデイヴィスの負けでした。ハリーは溺れ死んだデイヴィスに「お前らは経験不足だ」と言い捨て、車に戻りました。
ダーティハリー2の結末:黒幕・ブリッグス死す
車にハリーが乗ろうとすると、目が覚めたブリッグスが銃を構えて、ハリーを脅しました。ハリーは密かに、助手席にあった爆弾のタイマーのスイッチを入れ、ブリッグスに脅されるまま、彼に車を譲りました。ブリッグスは車に乗ると、ハリーに「警官3人を殺したんだ。…お前を殺さないのは、法制度でお前を裁かせるためだ。…誰がお前を信じる。お前は人殺しだ」と言って、車で去って行きました。しかし、ハリーの目の前で、車は爆発し、ブリッグスは即死しました。
ハリーは苦笑いをし、「人は分をわきまえないとな」と言い、ひとり現場を立ち去りました。
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