M★A★S★H マッシュの紹介:1970年アメリカ映画。ロバート・アルトマンの出世作となったブラック・コメディ。舞台は朝鮮戦争時の移動米軍外科病院。ハチャメチャな軍医3人が規則を無視して奔放な行動を取る様子を描く。カンヌ映画祭でパルム・ドールを受賞。
監督:ロバート・アルトマン 出演:ホークアイ・ピアース(ドナルド・サザーランド)、トラッパー・ジョン・マッキンタイア(エリオット・グールド)ほか
映画「M★A★S★H マッシュ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「M★A★S★H マッシュ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「M★A★S★H マッシュ」解説
この解説記事には映画「M★A★S★H マッシュ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
M★A★S★H マッシュのネタバレあらすじ:起
朝鮮戦争中の1951年、韓国。軍医のホークアイは同じ軍医のデュークとともに移動外科病院(マッシュ)へ転属されますが、軍規に反抗してばかりの彼らはジープを盗んで赴任地に向かいます。いつも生意気な態度の2人ですが、医者としての腕前は優れていました。同じ軍医の先任者バーンズは異常なまでに信心深く、その偽善性を嗅ぎつけたホークアイたちは何かと彼をからかいます。手術の甲斐もなく人が次々と死んでゆく戦場の移動病院では精神的圧力が大きく、バーンズ以外の人々は皆馬鹿騒ぎをしてウサを晴らしています。
M★A★S★H マッシュのネタバレあらすじ:承
やがてもう一人新任の医者が来ました。名医として評判で、彼の初手術は皆が見学にやってきて、イベントのようになります。しかし話をするとそのトラッパーという医者もふざけるのが好きで、大学のフットボール選手として対戦したことも分かり、ホークアイたちとすっかり打ち解けます。一方、医者として無能のバーンズは、手術の失敗を助手に押し付けたりして、ますますトラブルの種に。やがて新任婦長としてホーリハンがやってきます。彼女はお硬い軍隊主義者で、バーンズと気が合って男女の仲になります。しかしその密会の様子をマイクで病院内に放送され、バーンズはホークアイに暴行を加えて逮捕。ホーリハンはいつしか皆と打ち解けて、馬鹿騒ぎに参加するようになります。
M★A★S★H マッシュのネタバレあらすじ:転
次に問題となったのが歯科医のワルドウスキー。性的不能に悩む彼は、みんなに見送られて自殺したいというのです。そこで一計を案じるホークアイたち。キリストの最後の晩餐そっくりの食事をみんなで取った後、自殺しようとするワウドウスキーの元へ美人の看護婦を差し向けます。計画をうまくゆき、性的不能の治ったワルドウスキーは翌朝何食わぬ顔で仕事に戻ります。
M★A★S★H マッシュの結末
議員の息子のための手術で日本に渡ったホークアイとトラッパーはゴルフを楽しんだりして再び病院へ。やがてハモンド准将の提案でフットボールの試合が行われることになります。准将が集めたチームの方が実力が上でしたが、ホークアイたちはこっそり医薬品を相手の選手に打ったりして何とか勝利します。試合の後、ホークアイとデュークの任期が切れ、彼らは再び盗品のジープに乗って病院を去ってゆきました。
以上、映画MASH(マッシュ)のあらすじと結末でした。
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