ヘザース/ベロニカの熱い日の紹介:1989年アメリカ映画。学園の権力を握るグループにこき使われ、貶められた主人公が、恋人とともに仕返しをするうちに恋人の行動がエスカレートし、やがて学園全体を揺るがす計画を知る。
監督:マイケル・レーマン 出演:ウィノナ・ライダー(ベロニカ)、クリスチャン・スレイター(JD)、シャナン・ドハティ(ヘザー・デューク)、リザンヌ・フォーク(ヘザー・マクナマラ)、ほか
映画「ヘザース/ベロニカの熱い日」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ヘザース/ベロニカの熱い日」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ヘザース/ベロニカの熱い日の予告編 動画
映画「ヘザース/ベロニカの熱い日」解説
この解説記事には映画「ヘザース/ベロニカの熱い日」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ヘザース/ベロニカの熱い日のネタバレあらすじ:イジメに仕返し
同じ“ヘザー”というファーストネームを持つお嬢様3人組「ヘザース」は、人を貶めることで優越感を得る学園の嫌われ者だった。ベロニカもそんなヘザースに利用され続けていた。ある日、ヘザースのリーダー格チャンドラーに連れて行かれた大学生のパーティで酔って嘔吐したベロニカは、チャンドラーから「皆に言いふらして学校に居られなくしてやる」と言われて我慢が限界に達する。仕返しを考えたベロニカは付き合っていた同級生のJDとチャンドラーの家へ行く。ベロニカは嫌がらせだけのつもりだったが、JDが二日酔いの薬と偽ってチャンドラーに洗剤を飲ませ殺してしまう。犯行を隠すため、筆跡を真似るのが得意なベロニカが遺書を書き、自殺したように見せかける。
ヘザース/ベロニカの熱い日のネタバレあらすじ:JDの狙い
チャンドラーの葬儀の日、ベロニカは2人目のヘザー、マクナマラにダブルデートにつき合わされるが、デート相手のラムとカートに「ベロニカを輪姦した」と言いふらされ、再びJDと復讐を考える。JDから、イタズラだけで殺傷能力のない銃だと聞かされていたベロニカだったが、銃は本物で2人を撃ち殺してしまい、ベロニカの書いた遺書と小道具でゲイの心中に見せかける。JDの常軌を逸した行動を恐れ、ベロニカは彼から遠ざかる。一方JDは3人目のヘザー、デュークそそのかし、バンドを呼ぶための請願書の署名を全生徒から集めろ、と指示する。JDが自分も殺そうとしていると感づいたベロニカは、JDが部屋に忍び込む前に自殺を装うと、それを見たJDが、請願書は実は遺書で、全校生徒を自殺み見せかけ学校を爆破するという計画を告白する。
ヘザース/ベロニカの熱い日の結末:学園の平和
翌日、学校の体育館で爆弾を仕掛けるJDを見つけ、格闘の末JDはベロニカに撃たれ、爆破は未遂に終わる。何も知らない生徒たちを尻目にベロニカが体育館から出てくると、あとからJDも出て来る。学校を爆破するつもりはなかった、というJDの体には爆弾が巻かれ、ベロニカの前で自爆する。JDの最期を見届けたベロニカは学園の正義を守る決意を抱く。
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