ザ・フォッグの紹介:1980年アメリカ映画。「ハロウィン」でヒットメーカーとなったジョン・カーペンター監督が前作と同じスタッフで臨んだ伝奇ホラー。いつものようにカーペンター自身がシンセサイザーによる音楽を担当している。
監督:ジョン・カーペンター 出演:エイドリアン・バーボー(スティーヴィー)ジェイミー・リー・カーティス、ジャネット・リー、ハル・ホルブルック(マローン神父)、トム・アトキンス、
映画「ザ・フォッグ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ザ・フォッグ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ザ・フォッグ」解説
この解説記事には映画「ザ・フォッグ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ザ・フォッグのネタバレあらすじ:起
キャンプで一夜を過ごすことになった子供たちに一人の老人が話を始めます。彼らが暮らす港町アントニオ・ベイでは100年前エリザベス・デインという船が難破し、その時多くの乗組員が亡くなったのですが、彼らが明日戻ってくる、というのです。少なくとも、それは老人たち漁師の間では延々と伝えられてきた伝説でした。
ザ・フォッグのネタバレあらすじ:承
そしてそれを実証するかのように町では奇妙な出来事が起こり始めます。ガソリンスタンドの器具が勝手に動き出したり、車の窓ガラスが勝手に割れたり、教会の壁の岩が突然落ちてきたり……。そしてその岩の下にノートがあるのを牧師が発見します。それは牧師の祖父が記したもので、実はエリザベス・デイン号はわざと難破させられ、6人いた乗組員は町の創立者たちの手で殺害されたというのです。積まれていた黄金目当てでした。乗組員たちは全員ハンセン病患者で、黄金は彼らの治療施設のために使われる予定でしたが、代わりにアントニオ・ベイという町、そしてこの教会が建てられたのでした。
ザ・フォッグのネタバレあらすじ:転
伝説であった乗組員の復讐はやがて現実のものとなります。まず、霧が近づいてきて、漁に出ていた船が復讐の餌食に。そして、灯台の放送局でDJを担当しているスティーヴィーのところでも変事が勃発。海辺で拾ったデインという板切れが放送中に燃えだしたのです。そばにあったテープレコーダーから「6人が死ななければならない」という声が。翌日になって町設立百周年記念の祭典が行われますが、やがて霧は町に上陸し、各地で人を襲い始めます。町はパニックに陥り、祭典は中止に。数人が教会に逃げ込みます。スティーヴィーも灯台にいましたが、霧は容赦なく内部へ侵入。何とか屋根に逃げ、亡霊たちの手を逃れようとするスティービー。しかし、もう襲われるのは時間の問題でした。
ザ・フォッグの結末
教会内にも亡霊が侵入。こちらの方にもピンチが迫った時、牧師が決心して十字架をかざして亡霊たちの前に立ちます。十字架を握った亡霊は十字架と共に光を発し、やがて消滅。スティービーの方の亡霊も消えました。もう安心かと思って教会を立ち去る人々。しかし、考えてみると、犠牲者はまだ5人だけでした。それを悟った牧師が振り返ると、また亡霊が。牧師に襲いかかります。
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