96時間 レクイエムの紹介:2014年フランス作品。界的に大ヒットを記録したリーアム ニーソン主演のアクション大作96時間の第3弾。今作は前作とは違い、ロサンゼルス市内のみの撮影となり、警察に追われるなどスリリングな展開が待ち受けます。
監督:オリヴィエ メガトン 出演者 リーアム ニーソン、フォレスト ウィテカー、ファムケ ヤンセン、マギー グレイスほか
映画「96時間 レクイエム」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「96時間 レクイエム」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「96時間 レクイエム」解説
この解説記事には映画「96時間 レクイエム」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
96時間 レクイエムのネタバレあらすじ:ミルズの妻が殺害される
ブライアンミルズは娘の誕生日に、大きなパンダのぬいぐるみを携えて彼女を祝福しようとしますが、大学生となった彼女には呆れられてしまいます。元妻は資産家と結婚し、娘とともに暮らしていました。ミルズと元妻は仲良く彼の家で談笑、そしてミルズがベーグルを買ってきてから帰ってくると、元妻の気配がないことに気づきます。そして寝室を覗いてみると、元妻が倒れているのを発見、すぐさま蘇生措置を施そうとしますが、すでに殺害されたあとでした。
96時間 レクイエムのネタバレあらすじ:逃亡するミルズ
するとすぐに警官がドアを破って家の中侵入してきます。ミルズは警官に逮捕されそうになりますが、とっさの行動により警官を打倒すると、窓から逃走します。ロサンゼルス市警は、ミルズの犯人逮捕にやっきになります。ミルズは逃走しながら公衆電話にて彼の親友に電話をかけ、そのニュースを見ていた友人に、自分は殺していないことを告げ、助けてほしいと言います。ロサンゼルス市警の警視正であるドツラーは、ミルズの家を捜索、その際、まだ温かいベーグルを不審に思い、もしや彼が犯人ではないのかもしれないと疑いを持ちます。しかし、ミルズの番号を割り当てると、彼に電話し、投降するよう呼びかけますが、彼は自分の娘を見つけるまでは諦めないと彼に言います。
96時間 レクイエムのネタバレあらすじ:ミルズの独自捜査
警察のパトカーやヘリコプターが彼を探すなか、ミルズは彼のセイフハウスへ行くと、拳銃や爆発物をとり、彼はあるガソリンスタンドのコンビニ店での監視カメラを綿密に調べ上げると、そこには元妻が誰かに拉致されている映像があり、拉致している人の腕には奇妙なタトゥがあったのです。ミルズは警察に逮捕され、パトカーで連行されますが、車の中で抵抗し、パトカーは横転、そのままミルズは逃走します。そして彼は娘とのコンタクトを密にとります。ついに、南カリフォルニア大学の構内のトイレで娘と再会したミルズは、スプリンクラーを作動させると、娘を逃し、自分は逃走します。酒店で敵の追っ手がやってきて、彼が素手で撃退すると、元妻の夫を捕まえ、彼を尋問します。彼は仕事の失敗により組織に脅され、彼の怠慢により妻を殺され、そのおかげでミルズの情報が漏れ、今回の事態になったと言います。
96時間 レクイエムの結末:敵と黒幕の正体
ミルズの情報がいったのはマランコブと呼ばれる人物で、ミルズは旧友の助けと元妻の夫とともにマランコブのビルへ突入します。マランコブを壮絶な戦いで殺したミルズは、本当の黒幕が元妻の夫であることを知ります。夫はミルズから逃げ、プライベートジェットで逃れようとします。ミルズはマランコブのポルシェを奪うと、飛行機に車を激突させ、停止させます。そこにはロサンゼルス警察のパトカーが集まり、夫を逮捕します。すべてが終わり、海辺でミルズは娘と会話をします。娘からもし子供が産まれたら母の名前にしたいと言われ、ミルズは許可をします。
「96時間 レクイエム」感想・レビュー
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「96時間」「96時間 リベンジ」に続く三作目。三作とも変わらないクオリティを維持するのは本当にすごいし、面白い。今作ではなんとブライアンの元妻であるレノーアが殺害されてしまいます。一作目、二作目と見ていた方ならこの大きなショックをブライアンと共有できたことでしょう。そしてレノーアの殺人犯だと疑われてしまったブライアンが、警察やブライアンを殺そうとする謎の勢力から追われながらも、真実を見つけようともがきます。今作の見どころはなんといってもブライアンの昔の職場の仲間、つまりCIAの諜報員たちがブライアンの味方をして活躍するところでしょう。一作目、二作目ともに少しずつ登場し、さりげなくブライアンの助けとなってくれた彼らが、今作では大々的に活躍します。家族愛的な要素も変わらずありますが、今作は仲間の友情が好きな方も楽しめるのではないでしょうか。
これは、おもしろい。よく映画は2作目は失敗するなんて、聞きますがこれは例外です。前作やっつけたテロリスト集団のボス(父親)が逆ギレ。向こうからミルズを追ってきます。そして今度は奥さんが人質に!今度は娘の協力のもと、見つけ出すのですが、それまでの敵とのアクションがすごい。娘の運転のカーチェイスは手に汗にぎる攻防で息する暇がありませんでした。ラストのボスとの心理戦が、悪人を象徴していてまたおもしろかったです。