コーラスラインの紹介:1985年アメリカ映画。日本だけでなく、海外でも絶えず舞台化されている名作が、マイケル・ダグラスを主演にスクリーンに。夢を追う若者たちの姿に、見ている方も元気がもらえる作品。作中に使用されている楽曲も秀逸。
監督:リチャード・アッテンボロー 出演:マイケル・ダグラス(ザック)、アリソン・リード(キャシー)、テレンス・マン(ラリー)、グレッグ・バージ(リッチー)、マイケル・ブレヴィンス(マーク)、ヤミール・ボージェス(ダイアナ)、ミシェル・ジョンストン(ビビ)、チャールズ・マクゴアン(マイク)、ほか
映画「コーラスライン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「コーラスライン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「コーラスライン」解説
この解説記事には映画「コーラスライン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
コーラスラインのネタバレあらすじ:起
ザック(マイケル・ダグラス)は、ブロードウェイで活躍する大人気のディレクター・クレオグラファーです。そんなザックは、ある日新たなショーを開催することになり、そのショーの出演者を募ることにしました。そして、そのオーディションにはブロードウェイでの明るい未来を夢見る多くの若者達が集います。そんな中、キャシー(アリソン・リード)という女性もオーディションを受けに来ました。彼女はかつて一斉を風靡していたものの、現在は人気が落ち目になってしまったダンサーでした。また、彼女はザックの元恋人でもあります。
コーラスラインのネタバレあらすじ:承
そんな彼女は、再出発のために、今回のオーディションを受けようとしていたのでした。彼女にこのオーディションは相応しくない、とザックは止めるものの、それでもキャシーはオーディションに申し込むのでした。そして、いよいよオーディションが始まります。勿論、そのオーディションは容易なものではありません。参加者達は次々と課題の歌やダンスをザックの前で披露していきます。そして、ザックの厳しい審査を17人の男女が乗り越えました。
コーラスラインのネタバレあらすじ:転
しかし、ショーに採用されるのは男女4人ずつ。ここまで残ったメンバーのうち、5人は落選するのです。ザックはより参加者を知るため、彼らと一対一で話をすることにしました。そして、参加者の過去か夢など、あらゆることを尋ねていくのでした。家庭環境が複雑、自身が同性愛者であることを悩んでいる、妻子を持ちながらバイトをしてダンサーをしている、など彼らにはそれぞれの環境がありましたが、彼らは等しくダンサーとしていずれ成功することを心から夢見ていました。
コーラスラインの結末
そして、途中で参加者のポールが足の筋を断裂してしまうなどのハプニングがありながらも、オーディションは終わりを迎えました。オーディションを勝ち抜けたのは、ヴァル、リチー、ダイアナ、ボビー、ビビ、マイク、マーク、そしてキャシーの8人でした。彼らは来たるショーの初日のため、さらに激しい練習に身を投じるのでした。
ブロードウェイで舞台に上がりたいと夢を追いかける若者達の物語です。それぞれの悩みや葛藤を歌にするシーンはドキュメンタリーのようで、観る者の心を打ちます。若い人、夢を追いかけている人、かつて若かった人達に送りたい映画です。最後の、オーディションに受かった人達を発表するシーンが、まさか!の引っ掛けがあり、ドキドキして印象的です。日本でもCMでおなじみの、音楽「one」で締めくくるのも楽しいです。