ファミリー・アフェアの紹介:2024年アメリカ映画。24歳のザラは注目俳優のクリス・コールのもと、プロデューサーになることを目標に、アシスタントとして働いています。しかし、クリスのわがままな態度に加え、自分の思うようなキャリアを描けず、この職を手放すことに。それをきっかけに、ザラの母親ブルックとクリスが出会い、2人は惹かれあう仲に。クリスの本性を知っていたザラは2人の関係に断固拒否の態度を示しますが…。『キスから始まるものがたり』のジョーイ・キングが主演のザラを、『ハイスクール・ミュージカル』のザック・エフロンが注目俳優クリスを、『アクアマン』のニコール・キッドマンがザラの母親を演じた、豪華俳優人が揃った映画となっています。
監督:リチャード・ラグラヴェネーズ 出演:ジョーイ・キング(ザラ)、ザック・エフロン(クリス・コール)、ニコール・キッドマン(ブルック)、キャシー・ベイツ(レイラ)、リザ・コシ-(ジーニー)、ほか
映画「ファミリー・アフェア」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ファミリー・アフェア」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ファミリー・アフェア」解説
この解説記事には映画「ファミリー・アフェア」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ファミリー・アフェアのネタバレあらすじ:起
クリス・コールはイカロス・ラッシュシリーズの主演を務める注目の俳優です。女性はとっかえひっかえで、必ず別れる時は同じデザインのダイヤのピアスをプレゼントをします。
そんなクリスのもとでアシスタントとして働いている24歳のザラ。プロデューサーを目指していますが、クリスには雑用ばかり頼まれこき使われています。
ザラの母親ブルックは作家で、29歳のときに初出版をした実績があります。ザラも母親のような作家になることを目標にしており、憧れの存在です。
2年後にはプロデューサーにしてくれるという言葉を信じてザラはこれまで頑張ってきましたが、クリスのわがまますぎる態度にうんざり。クリスには約束を果たす気持ちがないとわかり、ザラは仕事を辞めることに。ザラはそれをきっかけに母親と喧嘩に。ザラはどん底の気持ちです。
ファミリー・アフェアのネタバレあらすじ:承
冷静になったクリスはザラが必要であると再確認し、戻ってきてほしいとザラの家を訪問します。ザラは不在で、ブルックが応対します。ザラを待つ間、クリスとブルックは会話がはずみ、お互いに魅力を感じ始めます。ブルックは結婚をしていましたが、11年前に夫を病気で亡くしてしまいます。クリスも兄弟を亡くした経験があり、さらに2人の距離は縮みます。
お酒もだいぶ入り、クリスとブルックは熱く体を重ねます。その途中でザラが帰宅してしまい、その場に遭遇。ザラはショックで失神してしまいます。
ザラはクリスの本性を知っていたので、2人の関係を断固反対。それでもクリスはザラに、アソシエイトプロデューサーにするから戻ってきてほしいと伝えます。ザラは母親との関係をこれっきりにするという条件で、渋々クリスのところに戻ることに決めます。
クリスが出演する映画の脚本は良くないため、ザラは友人の脚本家に協力してもらいながら脚本の修正を依頼することに。しかし、クリスはザラに内緒でブルックに脚本の修正を依頼していました。
ファミリー・アフェアのネタバレあらすじ:転
クリスは、ザラとの約束を破ってブルックをディナーに招待します。ブルックも幸せなひとときを過ごし、2人はその後も関係を続けます。ザラは2人の関係に反対でしたが、様子を見ることにします。
すると、母親がクリスが出演する映画の脚本の手直しをしていることが発覚し、ザラの手直しはボツに。いつも母親に負けているとザラは感じ、ショックを受けます。
そして、クリスはいつも女性を利用しているだけだと説明しますが、母親は、彼とは真剣な関係で別れるつもりはないと言いはります。こんな気持ちはパパ以来だと言われたザラは怒り心頭。親子で大喧嘩をし、ザラは親友のジーニーの家に家出をします。
ザラの本気の気持ちを汲み取ったブルックは、クリスマスが終わるまでクリスとは会わないと決めましたが、義母のレイラから、クリスをクリスマスに招待するように説得されます。
それを知ったザラはイラつきますが、母親も一人の女性、恋愛に干渉するべきではないとレイラはザラに話します。ザラは2人のことを尊重しようと気持ちが傾きます。
予定通り、クリスとともにブルック一家はクリスマスを過ごし、平和で幸せな時が流れます。その夜、旦那と病気になる前から関係はよくなかったこと、彼はブルックの方が成功をしていたため、離婚を希望していたこと、彼が病気になって仕事より彼を優先することにしたことをブルックは初めてレイラに伝えます。それをザラは盗み聞きをしてしまいます。
ファミリー・アフェアの結末
クリスと母親の関係を微笑ましく思っていたザラでしたが、クリスのカバンから彼の別れの必需品のダイヤのピアスを見つけてしまいます。
帰宅後、ザラはクリスの本性をブルックの前でぶちまけます。そして、女性と別れるときのお決まりパターン、同じデザインのダイヤのジュエリーが荷物に入っていたことを伝え、それが決め手で、ブルックはクリスに出ていくように伝えます。
この一連のクリスマス事件をジーニーに話そうとザラが訪問すると、ジーニーが10日前に彼氏と別れたことを聞きます。すぐに話してくれなかったことに怒るザラでしたが、自分のことばかりで私のことを気にする余裕はあなたにはなかったと、ジーニーと喧嘩になってしまいます。
クリス、ブルックはそれぞれ寂しいカウントダウンを過ごし、ザラはジーニーに自分勝手だったと謝罪し、仲直りをします。
年明け後、冷静になったザラは、クリスの母親に対する気持ちは本気だったということを感じ、彼を信じることに。
ザラはクリスがもう何年も行っていないスーパーに連れていきます。一方レイラはブルックを同じスーパーに連れ出し、偶然を装い2人を再会させます。すぐにはめられたと勘づいたブルック。そして、ザラは自分が間違っていたことを2人の前で素直に認め、その場を立ち去ります。
2人っきりになったブルックとクリス。ブルックはためらうものの、クリスに押され2人はよりを戻すことに。
1年後、クリスとブルックの関係は良好。ザラは順調にキャリアを積み上げ、プロデューサーとして忙しく働く日々を映し出して、この映画の幕は閉じます。
以上、映画「ファミリー・アフェア」のあらすじと結末でした。
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