ムービング・ロマンスの紹介:2017年アメリカ映画。インテリアデザイナーのヒロインが解雇をきっかけに実家の引越会社の窮状を救う手伝いをしたことで、再び自分の夢を実現させるまでを描いたサクセス&ラブストーリー。
監督:ウィリアム・ホーガン 出演:アンバー・チルダーズ(オリビア)、キーガン・アレン(スコット)、ジム・オヘア(ニール)、ロミー・ローズモント(ジョージア)、ウォルター・ペレス(ピート)、ほか
映画「ムービング・ロマンス」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ムービング・ロマンス」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ムービング・ロマンスの予告編 動画
映画「ムービング・ロマンス」解説
この解説記事には映画「ムービング・ロマンス」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ムービング・ロマンスのネタバレあらすじ:起・挫折と逃避
ニューヨークのサブリナ・インテリア社に勤めるデザイナーのオリビア(アンバー・チルダーズ)は、任されたプレゼンが失敗して解雇され、落ち込む心を抱えたまま父の会社の25周年記念パーティに出るため、ロサンゼルスに帰省する。
父ニール(ジム・オヘア)が亡き母と立ち上げた引越会社”ウィルソン社”で、父や古くからの顔なじみの従業員に温かく迎えられたオリビアだったが、最近では大手に押されて業績が振るわず、大手のアクメ社から買収を持ち掛けられていることを聞かされると、再建のための手伝いをすると申し出る。
ムービング・ロマンスのネタバレあらすじ:承・立ちはだかる障害
オリビアはロースクール入学を目指しているという新顔の従業員スコット(キーガン・アレン)の助けを借りながら、会社の再建に取り組んでいくが、買収に応じなかったことでアクメ社はウィルソン社を潰しにかかろうと、大幅な割引で顧客を囲い込む。
ウィルソン社への依頼はゼロとなり、焦ったオリビアは巻き返しを図るため、効率化やWEB化を推し進めようとするが、その強引なやり方に従業員らの反感を買ってしまう。
完璧さを押し付けるなと意見するスコットにオリビアは、実力がありながらもロースクールへの願書を出さずにいる彼を臆病者呼ばわりしてしまう。
ムービング・ロマンスのネタバレあらすじ:転・起死回生のチャンス
しかし、施設に入ることになったスコットの祖母の部屋をオリビアがコーディネートして喜ばれたことで、2人は和解。
スコットはオリビアの仕事ぶりに感心し、クビになったことを気に病む彼女に、またやり直せばいいと励まし、自分もロースクールへ願書を出す決心をし、そのことで恋人とも別れたことを告白する。
そして祖母の引越でヒントを得たスコットは、大手にはできないウィルソン社の強みとして、部屋のコーディネートをサービスに加えることを提案。オリビアが去ったあとも継続できるよう、彼女は従業員にインテリアコーディネートの手ほどきを始めると同時に、自信をつけたオリビアは、改めてサブリナ・インテリア社に自分のデザインを送付する。
ムービング・ロマンスの結末:取り戻した自信と愛
そして新たなサービスを始めたウィルソン社には再び引越しの依頼が殺到し始め、仕事が軌道に乗り、アクメ社も買収をあきらめる。同時にオリビアは彼女のデザインを見たサブリナ社からレストランの改装の仕事を任され、ニューヨークへ戻ることが決まる。
ロサンゼルスでの最後の夜、オリビアはスコットに会うためバーを訪れるが、彼が別れた恋人とハグを交わしているのを目にし、そのまま会わずにニューヨークへ帰ってしまう。
サブリナ社に戻り仕事に没頭するオリビア。やがて改装が完了し、プレオープンのパーティが開かれ、担当デザイナーとしてのスピーチをするオリビアは、人々の中にスコットの姿を見つける。
ヘザーとのハグは単なる挨拶だったこと、ロースクールに合格してニューヨークで暮らすことになったことをスコットから聞いたオリビアは、抑えていた彼への気持ちを伝えると、スコットもそれに応え、2人は愛を確かめ合うのだった。
以上、映画「ムービング・ロマンス」のあらすじと結末でした。
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