ジャックはしゃべれま1,000(せん)の紹介:2012年アメリカ映画。エディ・マーフィ主演のこの作品は日本では劇場未公開。口のうまさが武器のジャックは数々の契約をまとめてきた出版代理人。スピリチュアル指導者であるシンジャとの出会いがきっかけで信じられない災難が降りかかることになる。スピリチュアルな内容で早口でたくさんしゃべるエディ・マーフィにはピッタリなストーリー。
監督:ブライアン・ロビンス 出演:エディ・マーフィ(ジャック)、クリフ・カーティス(シンジャ師)、クラーク・デューク(アーロン)、ケリー・ワシントン(キャロライン)、ルビー・ディー(ジャックの母)ほか
映画「ジャックはしゃべれま1,000」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ジャックはしゃべれま1,000」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ジャックはしゃべれません(1,000)の予告編 動画
映画「ジャックはしゃべれま1,000」解説
この解説記事には映画「ジャックはしゃべれま1,000」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ジャックはしゃべれません(1,000)のネタバレあらすじ:起
出版代理人として成功しているジャック。嘘ばかりついてその場しのぎの状況を切りぬけたり、出版代理人なのに本の内容も読まずに話術で交渉成立させてきました。 家庭では1人の息子と奥さんと幸せな生活を送っていました。彼の母は施設へはいっており、母に会いに行きますが、彼女は痴呆がひどくなり、ジャックのことを彼女の夫であるレイモンドと勘違いをしていました。いくら自分がジャックだと伝えても彼女には通じなかったのでした。スピリチュアルなシンジャ師の本を狙うジャックは彼の本も読まずに交渉へ向かいます。その本が5ページしかない本だとは気づいたのは交渉成立してからでした。
ジャックはしゃべれません(1,000)のネタバレあらすじ:承
シンジャ師のところへ行ったとき、菩提樹に触れたジャックはその木でけがをしました。そのまま家に帰ると、菩提樹が一瞬にして彼の家の庭にありました。その木はジャックが言葉を1語しゃべるたびに葉が一枚ずつ落ちてゆくのでした。菩提樹とジャックは一心同体となったのでした。しかし、しゃべることが職業のジャックにとって言葉が発せないのは耐えがたく、シンジャ師に何とかしてほしいと願い入れますが、木の葉がすべて落ちたときに、ジャックの命も終わると告げました。何とかしてほしいジャックでしたが、シンジャ師はボリビアの修行場へ3日間も行ってしまいます。その間、ジャックになるべく言葉を発しないようにと伝えました。
ジャックはしゃべれません(1,000)のネタバレあらすじ:転
シンジャ師の本の契約を進めていきたいジャックでしたが言葉は話せないし、ホンの内容も全部で5ページ。いつもならうまくいく契約も失敗に終わり、とうとうジャックは首になります。そこで、自分の置かれた状況をアーロンに絵で描いて説明をしますがなかなか理解してくれません。ありとあらゆる場所で困っている人を助けてみますが、しゃべれば葉は落ちていくことに変わりありませんでした。 ボリビアからもどってきたシンジャ師はジャックに解決策は見つからなかったと言います。しかし、シンジャ師は必要のないおしゃべりを辞めること、愛は心で示すものだとジャックに言います。しかし、ジャックはその言葉を理解できず、酒を飲み、菩提樹に八つ当たりし、歌い続けとうとう葉の数は残りわずかとなってしまいました。 次の朝、ジャックは頭の中で自分自身に話しかけます。菩提樹に水をまいていると、シンジャ師の5ページの本に蝶が止まります。ジャックはその本を読み、改心します。大事な言葉を大切な人たちに使いました。しかし葉はどんどん散りなくなっていきます。
ジャックはしゃべれません(1,000)の結末
言葉をしゃべらなくなったジャックはいろいろなことを考えます。そして、痴呆の進む母へ会いにゆきました。ジャックとしてではなく、レイモンドになりすまして。ジャックの母はレイモンド(ジャック)に自分の胸の内を明かしました。私にはジャックがいる、自慢の息子だと話します。母親の本音を聞いたジャックは本当の愛に気づかされます。 残りの葉が全部落ちたとき、雨が降りはじめ、ジャックは自分の墓地の前に倒れこみました。 すると電話がなり、菩提樹が生き返ったと連絡をうけます。改心したジャックの心と菩提樹はこの世に復活することができました。この経験から悟ったジャックは『1000の言葉』という素晴らしい本を書きました。自分のオフィスをもてたアーロンはこの本の出版の代理人となりこの本で儲けようと考えています。 ジャックは今までとは変わり、家族との時間を大切にするようになりました。
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