映画「ダブル 完全犯罪」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ダブル －完全犯罪－の紹介：2013年アメリカ映画。オーストラリアで司法取引の証人が拉致され射殺されました。証人の遺体は見つからず、ちぎれた指先の指紋を検証すると、ニューヨーク在住の2年前に死んでいるはずの男でした。そしてFBI捜査官と死んでいるはずの男の元妻がコンビとなり捜査をはじめました…と言う内容のアクションサスペンス映画です。
監督：ブライアン・トレンチャード＝スミス 出演：キューバ・グッディング・ジュニア（ジョン・ネルソン）、エマニュエル・ヴォージア（レベッカ・スコット）、 クリス・ベッツ（オステルベルグ）、エバート・マックィーン（ヘンドリックス警部）、タイ・ハンガーフォード（デニス・アーチャー＝マイルス・スコット）、ケリー・アトキンソン（ブリジット・アーチャー）ほか
この解説記事には映画「ダブル 完全犯罪」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
オーストラリアのゴールドコーストのマリーナで、司法取引の重要な証人のデニス・アーチャーと合流する予定のFBI捜査官のジョン・ネルソンでしたが、デニスは何者かに捕らわれ射殺されました。死体は見つからず、現場にはデニスのものと思われる指が落ちていました。当時の金融王オステルベルグの収賄事件のカギを握る男が射殺され落胆したものの、拾った指の指紋照合の結果、男はデニス・アーチャーではなくマイルス・スコットというアメリカ人税理士だと言うことがわかりました。
ネルソンはニューヨークに飛びました。そしてマイルスの妻のレベッカに会いました。レベッカは「夫は2年前の交通事故で死んだ」と言いました。やり手で敏腕の雑誌記者であるレベッカは真相を突き止めるべくオーストラリアへ向かいました。
現地で警察の協力を求めるものの、ヘンドリックス警部はレベッカが記者だと知って、秘密捜査の弊害になると言って追い返しました。更にヘンドリックス警部はFBIのネルソンとの協力も今回の失敗で拒否しました。ネルソンは独自の捜査を始めました。レベッカはマイルスの現在の妻のブリジットに会いました。お互い冷静に話をしていましたが、レベッカがオステルベルグとの関係を聞き出した途端、不機嫌になりレベッカに帰ってくれと言いました。
その後レベッカは男二人の追跡を受け襲われました。ネルソンと合流したレベッカはネルソンから今回の事件の全貌を聞きました。税理士マイルスの裏の顔は詐欺師で、オステルベルグと一緒に仕事をするようになり、マイルスの指南で金の操作をしていたものの、やがてオステルベルグに捜査が及び始めると、マイルスは保身の為司法取引に出て、そのためにオステルベルグの一味に殺されたのではと言う事でした。
ネルソンとレベッカはマリーナに向かいました。ここにマイルスの船があり、中を捜索していると、男が襲ってきました。男は船を爆破して逃走しました。深夜、自宅で眠るブリジットはレベッカを襲った男たちによってプールに沈められました。レベッカはマイルスのオフィスに行きました。
ピッキングで鍵を開け調べますが何もありませんでした。しかしもう一つのオフィスがあることに気づき調べると、マイルスはオステルベルグの金を1000万ドル以上抜き取り送金している証拠を見つけました。現金がどこかにあるはずだと、ネルソンと二人で自宅に向かい調べました。すると隠し金庫が見つかり、中には札束がぎっしり詰まっていました。
ネルソンとレベッカは軟禁状態のオステルベルグの自宅に行き追及しました。そこにヘンドリックスがやってきて、オステルベルグを逮捕すると言いました。様子がおかしい事に気づいたネルソンがヘンドリックスを追及すると、ヘンドリックスが豹変しました。そして横にいた男がマスクをとると、それはマイルスでした。今回の司法取引と射殺事件はマイルスとヘンドリックスが仕組んだもので、ブリジットも仲間でした。
そして金を山分けしようと言い出しました。そうはいくかとネルソンがヘンドリックと格闘になり、ヘンドリックスを射殺しました。マイルスはレベッカに迫りました。レベッカは銃口を向け、マイルスを射殺しました。すっかりいい仲になったレベッカとネルソンはマリーナで寄り添いながら今後の事を話しました。
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