アクト・オブ・バイオレンスの紹介:2018年アメリカ映画。子供時代から正義感の強い兄弟、その末弟の婚約者が結婚式前日に誘拐されます。誘拐した組織が人身売買をやっていると知り、警察に頼らず武装し、組織から婚約者を奪還しようと行動を起こします。そのころエイヴリー刑事もこの組織を追っていました…という内容のアクション映画です。
監督:ブレット・ドノフー 出演者:ブルース・ウィリス(エイヴリー)、コール・ハウザー(デクラン)、ショーン・アシュモア(ブランドン)、アシュトン・ホームズ(ローマン)、メリッサ・ボローニャ(ミア)、ショーン・ブロスナン(ヴィンス)、ソフィア・ブッシュ(ベイカー)、マイク・エップス(マックス)、ティファニー・ブラウワー(ジェス)、ジェナ・B・ケリー(ヘイリー)ほか
映画「アクト・オブ・バイオレンス」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「アクト・オブ・バイオレンス」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
アクト・オブ・バイオレンスの予告編 動画
映画「アクト・オブ・バイオレンス」解説
この解説記事には映画「アクト・オブ・バイオレンス」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アクトオブバイオレンスのネタバレあらすじ:起
少年時代のデクラン、ブランドン、ローマンの3兄弟は正義感が強く、いじめられている子供を助けていじめっこを痛めつけていました。
15年後、アフガン戦争から帰ったデクラン(コール・ハウザー)は後遺症に悩まされていました。
エイヴリー刑事(ブルース・ウィリス)は、女性刑事ベイカー(ソフィア・ブッシュ)と麻薬密売組織に乗り込みます。犯人たちを射殺したものの、今日も麻薬を打たれて死亡した女性を発見します。
ローマン(アシュトン・ホームズ)が結婚式を控え、婚約者のミア(メリッサ・ボローニャ)を連れ、兄のブランドン夫妻の家にやって来ます。そこには長男のデクランがいました。独身最後の夜という事で、ブランドン(ショーン・アシュモア)がローマンを誘いストリップバーに行きます。
一方、ミアは友人のヘイリー(ジェナ・B・ケリー)らと、バーで酒を飲んで騒いでいます。そこへヤクの売人のヴィンス(ショーン・ブロスナン)とフランクが近づいてきました。ミアの事を見初め、ちょっかいを出す二人に、ミアが怒り平手打ちを食らわします。店を出てローマンに電話したものの、ローマンは3人の女を相手にして楽しんでいて出ませんでした。その後ミアはヴィンスとフランクに車で拉致されました。
ミアの事が気になり、部屋を出てトイレでミアに電話するも、彼女は出ませんでした。スマホのGPSを見ると近くを移動中でした。急いでデクランを呼び、3人はGPSを見ながらミアを探します。
アクトオブバイオレンスのネタバレあらすじ:承
ミアが一軒の大きな家にいることがわかります。3人は武装して乗り込みます。家にいた連中を銃撃しながら奥へ行くと、ヤクを撃たれた女達が拘束されていました。そこへ警察がかけつけます。警察署でエイヴリーはデクランに「退役軍人なのは知っている。君たちを逮捕したくない。ミアの捜索は警察に任せてほしい」と言います。エイヴリーの部屋には行方不明者の女性の写真がたくさん貼られていました。
家に帰ったデクランは「オレ達がミアを見つけなければ殺される」と言います。渋るブランドンにデクランが「誘拐されたのがジェスだったらどうする?」と説得し、3人は武器を揃え始めます。
ヤクで死んだ女性の検死結果が出て「象などに使う麻酔薬の成分が見つかった」と言います。更に、手のひらからGPSが見つかりました。ベイカーは「マックスの仕業だろう」と言います。
ミアの友人のヘイリーを呼び、デクランら3人は事情を聴きます。「ボスはマックスで、女を拉致してヤク漬けにし、人身売買を行っている」とヘイリーが教えます。デクランは「オレ達が罰を与える」と言います。
ヴィンスとフランクがクラブでミアをさらってきたことに対しマックス(マイク・エップス)が「足のつくような女をさらうなと言っただろうが」と怒り、フランクを射殺します。そしてヴィンスに「ベガスでミアを始末しろ」と命じます。
アクトオブバイオレンスのネタバレあらすじ:転
デクランらはヴィンスらが乗っている車を襲撃し、3人を射殺しヴィンスを拉致します。エイヴリーはマックスが人身売買をやっていることを署長に報告しますが、署長は「逮捕しろ」と言うだけでした。マックスはヴィンスらが襲われたことを知り「早く犯人を見つけろ」と命令します。
デクランらはヴィンスを柵に縛り付け、時限爆弾をセットし、ミアの居場所と主謀者を吐かせます。そしてヴィンスを連れて麻薬の精製場所に乗り込みますが、ミアは自力で逃げていました。メンバーたちと銃撃戦になり、ブランドンが肩を撃たれます。ミアは手に埋め込まれたGPSによって見つかり再び拉致されました。
署長がエイヴリーを呼び「マックスが司法取引で、麻薬組織の大物を一人売ってきた。このことでマックスは今回の罪は問えなくなった、手を引け」と言います。
デクランらが家に帰ると、ジェスが殺されていました。エイヴリーがマックスの麻薬精製所を襲ったのがデクランだと思い、3人を署に呼びます。エイヴリーはマックスの写真を見せ「逮捕するまでに24時間の猶予を与える」と言って帰します。
アクトオブバイオレンスの結末
デクランは「今からマックスを殺す、ブランドンはジェスの冥福を祈るか?」と聞きます。ブランドンは「時間が無い、今から行く」と言います。3人はジェスの遺影にロウソクを立て、ベガスに向かうマックスらの基地に張り込みます。
ミア達女性が大型トラックの荷台の、木箱に入れられていました。デクランら3人は銃撃を始めます。マックスも銃撃を受け、一人が姿をくらまします。構成員たちを全員射殺すると女達を助けました。女性たちを大型ワゴンに乗せると車が走り出します。運転していたのはエイヴリーでした。デクランはミアの手に埋められたGPSをナイフで取り出し、自宅に戻ります。
自宅ではジェスの冥福を祈り、逮捕にやってくるエイヴリーを待ちます。その時、自宅が銃撃されました。生きていたマックスが子分を連れてやって来ていました。銃撃戦になり、ブランドンが射殺されます。マックスは再び逃げます。
翌朝、デクランとローマンが逮捕されました。この様子を見ていたエイヴリーは署に帰り、署長にバッジを返して中指を突き立てて出て行きます。そしてエイヴリーはマックスのアジトに行き、額を撃ち抜いた後、何発もの銃弾をマックスに浴びせました。
以上、映画「アクト・オブ・バイオレンス」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する