映画「ダイナソーinL.A.」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ダイナソーinL.A.の紹介：2013年アメリカ映画。皮膚再生で成功をおさめたジェネティ・シャープ社が極秘に研究していたDNAから恐竜を再生させる実験に成功。そのお披露目パーティーで恐竜たちが暴れ出し、外に飛び出して人々を襲うという内容の恐竜パニック映画です。Ｂ級作品ながらCG映像による、ロサンゼルスの街中を暴れまわる恐竜の姿などは見ごたえがあります。
監督：ジョセフ・J・ローソン 出演者：トリート・ウィリアムズ（ゲイブ）、ロニー・コックス（ジャスティン）、ジリアン・ローズ・リード（ジェイド）、ジョシュ・アレン（カーソン）ほか
この解説記事には映画「ダイナソーinL.A.」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ジェネティ・シャープ社の研究室では、ダグが中心になって恐竜の蘇生実験が行われていました。途中で危険を感じたカーソン博士が中止を要請しますが、ダグは強行し、実験室の中で作業していた研究員が蘇った恐竜に襲われ死亡します。
消防士で夜勤明けのゲイブが、娘のジェイドをジェネティ・シャープ社の発表会に行こうと誘います。子供時代から恐竜好きのジェイドに、DNAから復元し、命を吹き込んだ生きた恐竜を見せようとしていたのです。
ジェネティ・シャープ社のCEOのジャスティンのスピーチから始まりました。ジェネティ・シャープ社は火傷の跡を完全に消してしまう、皮膚細胞の復元技術で成功した会社です。その実績で恐竜を再生したのです。
長いスピーチに嫌気がさしたジェイドは、通路に出て音楽をイヤホンで聞きはじめます。やがて会場に恐竜が登場します。旅客機と同等の強度を持つガラスと、磁気バリアで閉ざされたエリアの中に恐竜がいることで、安全性を強調します。
驚きと感動を隠せない観客が見守る中、狂暴なティラノザウスルが登場します。ティラノザウルスは、ガラス版に体当たりして暴れ始めました。観客が不安になる中、担当者がガス煙を送りこみ、ティラノザウルスが眠ります。
観客が安心した時、連鎖反応で別の大型恐竜が暴れ出しガラスを破り飛び出します。そして観客の一人を食い殺すと、会場はパニックになりました。ジェイドが異変に気付いた時はすでに遅く、ジェイドは夢中で別の部屋の隔離ショーケースの中に入ります。
しかし中からは扉は開かず困っていると、警官で、このショーの警備をしていた叔父が開錠してくれました。ジェイドを探していたゲイブが合流し、3人は恐竜と闘いながら逃げ始めます。
ビルの中が恐竜だらけになり、ジャスティンはダグに「恐竜を封じ込めろ」と命令します。ダグは「実験中も死者が出ています。殺すしか方法はない」と言うと、ジャスティンが怒りだし「お前はクビだ」と言います。カーソン博士がダグをかばうと「お前もだ！」と怒鳴られます。
何としても恐竜蘇生を成功させたいジャスティンでしたが、すでに警察とＳＷＡＴが到着し、ビル内で恐竜に攻撃をはじめていました。ダグもカーソンも食われ、オペレーターに命令を出して託すジャスティンに、オペレーターの一人が「命を持った恐竜はもうコントロールできない」と言い切ります。
ゲイブはジェイドに車を運転させ、ビルを飛び出した恐竜らを撃ちながら逃げます。白バイでゲイブらを守っていた叔父が食われました。やがてショッピングモールを抜けファッションセンターに隠れます。外では軍隊も出て攻撃を始めます。
ゲイブが恐竜と闘っている時、ジェイドは屋上へあがり助けを呼んでいました。そこへジャスティンを乗せたヘリコプターが通りかかり、ジャスティンが「助けるんだ」と命令します。ヘリが屋上へ降りると、ジェイドが「父が下にいる、一緒じゃないと乗らない」と言います。今まで自分勝手だったジャスティンが「一緒に探そう」と降りて行きます。
悪化する一方の状況に、自分の罪の重さを感じ始めたジャスティンは、合流したゲイブに「二人でヘリで逃げろ、ワシはここに居てする事がある」と言って一人恐竜に向かっていきます。やがて叫び声と共に食われました。
屋上に上がると、恐竜たちが追ってきました。ヘリも危険を感じ、ゆっくり飛び始めます。二人はヘリにむかって飛びつきます。その時プテラノドンが飛んできてジェイドを連れ去ります。プテラノドンが向かった方向は、ＬＡの象徴のハリウッドの山でした。ハリウッドの文字の看板を巣にしているプテラノドンが、ジェイドを看板の上に降ろしました。
ゲイブはヘリから飛び降り、看板に飛びつきます。そしてプテラノドンを誘い出し、ヘリもろとも山から落としました。恐竜を退治した二人は、煙が立ち上るロサンゼルスの街を眺めていました。
以上、映画「ダイナソーinL.A.」のあらすじと結末でした。
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