映画「30アサルト 英国特殊部隊」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
30アサルト 英国特殊部隊の紹介：2011年イギリス映画。ドイツとの激しい戦火の続くイギリス軍は、ノルウェーにあるドイツ軍のレーダー基地を破壊するために特殊部隊を設置しました。彼らは記録にも残らない極秘任務で、遺書まで書かされた部隊でした。そしてノルウェーに飛行機で向かった部隊は早速銃撃を受け…という戦争アクション映画です。
監督：エイドリアン・ヴィットリア 出演者：ショーン・ビーン（ジャック・ジョーンズ少佐）、ダニー・ダイア（ボブ・レインズ伍長）、ジェームズ・ダーシー（イアン・フレミング大尉）、アクセル・ヘニー（スタイナー・モーテンセン中尉）、 ウィリアム・ヒューストン（マック軍曹）、スティーヴン・ウォルターズ（シド・ブライトリング伍長）、ジョン・ダグリッシュ（ロジャー・ロールライト軍曹）、イザベラ・マイコ（ジェンセン）、エリク・マドセン（タイクマン）ほか
この解説記事には映画「30アサルト 英国特殊部隊」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
1940年、イギリス軍のボブ・レインズ伍長はドイツ軍の占領したフランスで、部隊の仲間と交戦を繰り返しながら進んでいました。しかし、仲間は撃たれ死亡し、人数は減っていました。その時、同じイギリス軍の中隊の基地に出くわし、助けを求めますが、戦えと言う命令を下されました。レインズは命令に逆らい、生き残った仲間を連れ帰りました。イギリス軍本部ではフレミング大尉がジョーンズ少佐とスタイナー中尉を呼び、特殊任務の説明をしていました。ノルウェーの山の中にある、ドイツ軍のレーダー基地を破壊し、技術をもち帰ることでした。条件としては軍刑務所にいるブライトリング伍長を連れて行くことでした。スタイナー中尉はジョーンズ少尉の部下のソフィーと交際中であり、ジョーンズ少佐は妻が妊娠中でした。
ジョーンズ少尉が軍刑務所に行くと、上官らにブライトリングがしごかれていました。その中にフランスから仲間を生きて連れて帰ったレインズが脱走兵としていました。レインズはジョーンズ少尉に作戦の参加を要望しますが断られました。そしてレインズは銃を突きつけるという強硬策に出ました。これによりレインズは参加を認められました。ジョーンズ少尉はメンバーを揃え部隊を結成しました。スコットランドで訓練が始まりました。教官はマック軍曹でした。厳しい訓練が続く中、技術師のロールライト軍曹が加わりました。ロールライトの監視をレインズに任せました。そして最悪の場合はロールライトを殺せと命じました。
部隊は飛行機でノルウェーに向かいました。途中で銃撃を受け2名が死亡し、残りはパラシュートで脱出しました。そしてベオウルフという男と合流するために、山小屋をめざしました。山小屋に到着するとジャンセンという女性がいました。彼女はベオウルフではありません。追及すると、ベオウルフは彼氏で先に逃げたという事でした。そして一行は近くの民家に向かい食料などの物資を確保しました。ジョーンズらが去ったあと、タイクマン率いるドイツ軍が民家にやって来ました。住民を捕え、一列に並べました。そして射撃を命じ全員射殺しました。そのころ特殊部隊は目的地に到着しました。設備を破壊しますが、ロールライト軍曹がドイツの最新機器を持ち帰る準備をしました。撤収が長引いたため、ドイツ軍に一人殺されシドが捕まりました。
本部に連絡を取ると潜水艦で帰る予定でしたが、スウェーデンへ向かう事になりました。日数がかかるため、再び民家に立ち寄ると、住人達の死体がありました。物音がして隠れると、ドイツ軍がシドを拷問にかけていました。タイクマンが殺されたくなければ出て来いと言いながら拷問を続けさせていました。ジョーンズ少佐がシドを射殺し、一斉攻撃をかけました。激しい銃撃戦が続きました。レインズはジャンセンとロールライト軍曹を先に逃げさせました。ドイツ軍の攻勢が続き、一人ずつ殺されていきました。やがて特殊部隊は弾が切れ、残ったのはレインズ一人でした。レインズは覚悟を決めて自分の首にナイフを当てました。その時銃声がして目の前のドイツ兵が倒れました。レインズを助けたのはロールライト軍曹でした。ロールライトはレインズに「自分で死んだら、僕を殺せなくなる」と言いました。そして3人は雪に覆われた山岳地帯を超え、スウェーデンに到着しました。
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