映画「エイリアンZ 超感染」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
エイリアンZ 超感染の紹介：2017年アメリカ映画。秘密施設の密室で目覚めた４人。全員の記憶はあいまいで、何故ここにいるのかわからない４人。ただはっきりしているのは４人が施設で何かの役割をしていたことだけでした。はたして４人はこれからどうなるのか…という内容の密室ホラー映画です。ネバダ州のエリア51の秘密基地を題材にした作品です。
監督：ケリー・シュワルツ 出演者：エリー・ブラウン（ハンナ）、エドゥアルド・オシポフ（ディミトリ）、マイケル・モンテイロ（ラッセル）、サブリナ・コフィールド（ゲイル）、マイケル・タスハウス（ピアーズ）、ウィル・エドワーズ（エイリアン）ほか
この解説記事には映画「エイリアンZ 超感染」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ネバダ州グルームレイクの秘密基地で、男女３人の警備隊が暗い基地内を調査しています。しばらくすると、襲ってきたエイリアンによって女性隊員が連れ去られます。
別の部屋では４人の男女が目覚めます。責任者のラッセル、少尉のゲイル、国防総省の監視員のハンナ、ロシア人のディミトリ達でした。４人はそれぞれ記憶があいまいで、この施設で何かの役割をしていたことは確かでした。
ディミトリが「ここを出た方がいい」と言い出すと、責任者のカードを持ったラッセルが「ここにいろ」と言って言い争いになります。その時、ゲイルが背中を切り裂かれ何かの実験台にされていることを思い出し叫びます。ハンナが介抱し、ゲイルが落ち着いた頃、部屋の照明が消えます。
照明が復活すると、警備隊の一人のピアーズが逃げてきて扉を叩きます。中に入ってきたピアーズは「今のレベルはリノだ」と言います。するとディミトリが「軍が撤収したんだな、話を聞くとここは南棟だ、ここを出てエレベーターで地下５階に降りれば、地下トンネルがあり脱出できる」と言いました。
ゲイルの咳を気にしながら「出るのは危険だ」と言うピアーズですが、ディミトリが「いくぞ」と言うと、５人は部屋を出てエレベーターに向かいます。しかし、施設内はすべてロックダウンされ何も動かない状態でした。
近くの事務所に入り、武器と工具を揃え、ディミトリ、ハンナ、ラッセルがエレベーターに向います。居残っていたピアーズが首から血を流すゲイルを見て「もう手遅れだ、一旦部屋を出てくれ」と言って締め出します。
ディミトリの修理が手間どっていると、エイリアンの声が迫ります。一旦事務所に引き上げたディミトリらですが、ゲイルがいないのに気づき、ピアーズを追求します。「ゲイルは手遅れだった」と言うピアーズ。するとハンナが「ここでは５０年前からエイリアンの研究が行われていた」と言います。
話をしていると、ラッセルが「おれが行く」と言って探しに行きます。座り込むゲイルの体はエイリアンに変異しはじめ、それを見たラッセルは逃げながら立ち止まり、ゲイル向け発砲しました。
ディミトリの首から血が出ているのを見たピアーズが、ドライバーでディミトリに襲いかかります。しかしディミトリが反撃し、逆にピアーズを殺してしまいます。「どうして？」というハンナに、「これしか方法はなかった」とディミトリが言います。
ディミトリは「エレベーターがもう少しで直る、行こう」とハンナを連れだします。ディミトリがエレベーターを直している間、ハンナが見張っているとエイリアンが襲ってきます。ハンナは必至で扉を閉めて耐えます。やがてエレベーターが復活し、ディミトリと乗りこみます。
ディミトリの容体が悪化しはじめ、変異を始めます。エレベーターが止るとディミトリが襲ってきます。ハンナは大型スパナでディミトリを何度も殴って殺し、逃げ出します。しかしエイリアンに見つかり追われ捕まってしまいます。その時ハンナの記憶が蘇ります。ハンナは幼い娘を車で送っている時、交通事故を起こしていました。
我に返ったハンナはエイリアンを蹴り飛ばし、通路を逃げます。やがて地下トンネルを見つけると、背後には再びエイリアンが迫っていました。ハンナはバリケードの間を潜り抜け、隙間からエイリアンを蹴り飛ばして逃げます。
ハンナは地上への扉を見つけ、砂漠に上がります。誰もいない砂漠の道路を歩いていたハンナに、車が近づきます。
ハンナは再び思い出します。あの事故で入院していたハンナが目覚めます。「娘さんが面会に来ている」と言う声に、現れた娘はすっかり大人に成長していたのでした。自分は何年眠りつづけていたのか？と戸惑うハンナの背中には、実験台となったキズがありました。あの部屋にいた４人は全て被験者だったのです。
以上、映画「エイリアンZ 超感染」のあらすじと結末でした。
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