映画「アメリカン・アサシン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
アメリカン・アサシンの紹介：2017年アメリカ映画。イスラム過激派の無差別テロにより愛する恋人を目の前で殺され、復讐のためだけに生きることを誓った男は、国のスパイチームに高い潜在能力を評価され、最強のスパイとして最前線で正体不明のテロ組織“ゴースト”に立ち向かう事となる。
監督：マイケル・クエスタ 出演：ディラン・オブライエン（ミッチ・ラップ）、マイケル・キートン（スタン・ハーリー）、サナ・レイサン（アイリーン・ケネディ）、シーヴァ・ネガー（アニカ）、デヴィッド・スーシェ（スタンスフィールド）、テイラー・キッチュ（ゴースト）、ほか
この解説記事には映画「アメリカン・アサシン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ミッチはビーチでカメラを回しながら恋人のカトリーナにプロポーズをする。それを見ていた周りの人々も彼らを祝福したりとビーチは和やかな雰囲気であった。すると突然数人のイスラム系の男たちが無差別に銃を乱射し始め、ミッチも足を打たれながらカトリーナを必死で探す。自分も混乱の中ミッチを探していたカトリーナだったが胸を打たれて彼の目の前で倒れてしまう。ミッチは再び銃弾を受けながらも彼女に寄り添うがそこへこのイスラム系のテログループのリーダー、モンスールが来て彼女を射殺するのだった。
一命を取り留めたミッチはそれからというものカトリーナを殺したモンスールへの復讐のためだけに生きることを誓いトレーニングや情報収集に明け暮れていた。自分の身分を隠しあのテログループとコンタクトを取り続け仲間入りしたいと騙し信用させることに成功した彼は遂にモンスールと会うためリビアへ発つ。その頃、ミッチの過去、彼がイスラム過激派のテログループに復讐しようとしている事を知るケネディーを中心とするCIA極秘スパイチームが彼の生活を監視していた。
リビアに着いたミッチはあのイスラム過激派のテロ組織と落ち合うと、遂にモンスールに狙いを定める。その時、CIAスパイチームが攻撃を始めテログループを全員射殺するのだった。目の前ですでに生き絶えたモンスールをナイフで刺し続けるミッチをスパイグループは連れて帰りスパイにスカウトする。スパイになることを決めた彼は元ネイビーシールズのハーリーの元で訓練を受けその潜在能力を認められる。
ある日ハーリーはロシアで起きたテロの犯人が、かつて自分が最高のスパイに鍛え上げたロニーだという事に気づく。昔の任務中に死んだと思われていたロニーはゴーストと名乗りテロ行為を繰り返していたのだ。ケネディーはゴーストとそのパートナーを止めるべくハーリーとミッチをトルコへと送る。トルコでオペレーターのアニカと合流したハーリー達はゴーストのパートナーであるシャリフを捕まえようとするがそこへゴーストが現れ、逃してしまう。しかしミッチは作戦中止の命令を無視しシャリフを追うと彼を殺し任務終了する。命令を無視した彼に対してハーリーは個人的な復讐の感情を任務に影響させるなと注意をするのだった。
次にスパイチームはゴーストが次のテロで使おうとしている核兵器を作っている物理学者の情報収集のためローマへ発つ。そこでハーリーはゴーストに捕まり拷問されスパイチームの居場所を追及されるが彼は話すことを拒否する。その頃ゴーストからハーリーを助け出し、核兵器でのテロを阻止するためミッチとアニカはCIAの命令を無視しゴーストの元へ急ぐ。
ゴーストは完成した核兵器を物理学者から受け取ると彼らを射殺しハーリーに自分が鍛え上げたモンスターがこの核兵器で大勢の人間を殺すのを目撃して苦しみながら生きろと言い、彼を殺さずに去るのだった。そこへ到着したミッチとアニカの２人はハーリーを救い出し、ゴーストを追う。ゴーストはアニカを殺すと核兵器を持ったままボートでミッチから逃走する。ミッチはボートへと追いつき、そこで取っ組み合いになる２人だったがミッチがゴーストを刺し殺すことに成功する。ミッチはボートの向きを変えると沖へとボートを動かし核兵器を海へ落とす。彼ははハーリーが乗るヘリコプターに助けられボートから脱出に成功する。核兵器は海の中で爆発しミッチの任務は成功となったのだった。
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