インタープラネットの紹介:2016年オーストラリア映画。未来の宇宙を舞台に、ひょんなことから砂漠の惑星に辿り着いた囚人が未確認生命体に遭遇することから起こる不思議な出来事を描いたオーストラリア発のB級SFスリラーです。
監督:ジェス・オブライエン 出演者:ダン・モール(カイ・コープランド)、アレイシャ・ローズ(タレン・ホリス)、マーク・レッドパス(トビアス・ハッチ)、クリストファー・カービー(ノーマン・オリアンダー)、ショウン・マイカレフ(REA3の声)ほか
映画「インタープラネット」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「インタープラネット」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
インタープラネットの予告編 動画
映画「インタープラネット」解説
この解説記事には映画「インタープラネット」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
インタープラネットのネタバレあらすじ:起
未来の宇宙。カイ・コープランド(ダン・モール)はある砂漠の惑星にある刑務所で強制労働を強いられていました。ある日、刑務所に新しい囚人が連れてこられた際、他の囚人たちが暴動を起こし、カイは巻き込まれて片足を失ってしまいます。義足を付けたカイの元に、新しく収監されることになったテロリストの指導者にしてカイの父の仲間だったハッチ(マーク・レッドパス)という初老の男が現れ、数十日後に迫ったかつての大戦の終戦記念日“解放の日”にカイの父が処刑されると告げ、助けるために協力してほしいと要請しました。ハッチの頼みを聞き受けたカイは、宇宙船“アローヘッド”に侵入して情報を盗み出しますが途中で磁気嵐に遭遇、船は砂漠の惑星に不時着してしまいます。
インタープラネットのネタバレあらすじ:承
船に積まれた人工知能ロボット“REA3”(声:ショウン・マイカレフ)の分析によると、惑星には一応大気はあるものの毒素が強く、長時間の滞在は命の危険を招くものということでした。やがてカイはどこかから発せられた救難信号を受け取り、信号の発信源で崖から落下して動かなくなったオリアンダー(クリストファー・カービー)と、脱出ポッドの中で気を失っている生物学者タレン(アレイシャ・ローズ)を発見します。カイはタレンを救い出し、惑星がどのような所か調査することにしましたが、ある洞窟付近でカイは謎の未確認生物に襲われ、大きな穴の中に引きずり込まれてしまいます。数日後、カイは砂漠で倒れているところをタレンに助けられますが、カイには数日間の記憶が失われていたうえ、なぜか義足ではなく生身の足に戻っていました。その直後、カイは目を覚ましたオリアンダーに襲われ、再び意識を失くしてしまいます。目覚めた時は既にタレンとオリアンダーの姿はなく、カイは自分の身体の中に異変を感じていました。何やら自分には謎の生命体が宿っており、今にも体を突き破って外に出そうな感覚でした。
インタープラネットのネタバレあらすじ:転
3年後。死んだと思われていたタレンが生きていることを知ったカイは、彼女の足跡を追ってとある洞窟に辿り着きます。そこにはカイの義足があり、そしてオリアンダーの本体、何とカイの本体までがありました。自分が“コピー”であると初めて気づいたカイはオリアンダーの本体を殺害しますが、自分の本体に手をかけることはできませんでした。さらにタレンの足跡を追ったカイは宇宙船が飛び立った跡らしきものを発見、彼女が宇宙に飛び立ったものだと確信したその時、宇宙の彼方から避難用小型宇宙船が飛来してきました。中から出てきたのはハッチとその仲間が乗っており、タレンを人質に取っていました。ハッチは、この惑星では時間の経過が通常の惑星よりも早く、この惑星での3年間は他の世界ではわずか20分程度に過ぎないという衝撃の事実を打ち明けました。
インタープラネットの結末
ハッチはカイから情報を聞き出そうとしますが、カイはハッチが自分の義足に爆弾を埋め込んでおり、いざとあらば殺そうとしていたことを悟り、やむなく情報を渡しますが、実は密かに爆弾を別の場所に移しており、ハッチはカイの義足の爆弾を爆殺させようとして自分が爆発に巻き込まれました。カイは謎の生命体の姿に進化を遂げ、タレンを殺そうとしていたハッチの仲間を殺し、更には爆発を生き延びて自分を殺そうとしたハッチをも殺害しました。その後、カイはタレンと共に惑星を脱出、自分の父や他の囚人たちを解放するために飛び去っていきました。
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