お家(うち)をさがそうの紹介:2009年アメリカ映画。妊娠6か月のヴェローナと恋人バートは、幸せな家庭を築くための場所を求めて旅に出るロードムービー。バートの両親が2年ベルギーへ行くと言うことからコロラド州に住む理由の無くなった二人は家探しの旅に出ます。知人や友人を頼り各地を廻るとそこにはそれぞれの生活と考え方や愛がありました。果たして最後に2人が選ぶ住み家とは。
監督:サム・メンデス 出演:ジョン・クラシンスキー(バート)、マーヤ・ルドルフ(ヴェローナ)、ジェフ・ダニエルズ(ジェリー)、マギー・ギレンホール(LN)、アリソン・ジャネイ(リリー)、クリス・メッシーナ(トム)、キャサリン・オハラ(グロリア)、ほか
映画「お家をさがそう」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「お家をさがそう」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
お家をさがそうの予告編 動画
映画「お家をさがそう」解説
この解説記事には映画「お家をさがそう」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
お家をさがそうのネタバレあらすじ:起
仲むつまじいカップルの、バート(ジョン・クラシンスキー)とヴェローナ(マーヤ・ルドルフ)。バートは彼女のヴェローナに愛撫しながらヴェローナの身体の変化にいち早く気づきます。ヴェローナの妊娠に大喜びの両親でしたがベルギーに引越しをして二年は帰らないと言うのです。ヴェローナは両親が居ないなら、ここにいる必要がないので妹のいるフェニックスへ行くのはどうかとバートに言います。フェニックスに向かう空港で、フェニックスに決定していると思ったバートにヴェローナは次の候補地はモントリオールだと告げます。「私達は自由よ 夢の旅なの」とヴェローナは言います。
お家をさがそうのネタバレあらすじ:承
フェニックスでヴェローナの元雇用主に会いますが、彼女達もまだ土地に馴染んでないようで、そのためにも二人に来てほしいと言われます。二人はシーソンでヴェローナの妹グレイスに会います。早くに両親を亡くしたグレイスは実家を売ろうとしているヴェローナに「貸すのはいいけど売るのは最終手段よ」と言い、出産を心待ちにしているグレイスは、生まれてくる子供が「ママと同じ緑の瞳かもしれない」と母親に似た所があれば「生まれ変わりかも」と姉を抱きしめます。
お家をさがそうのネタバレあらすじ:転
マディソンに入った二人はバートの知人のエレン(LN)と会います。エレンに乳母車をプレゼントしますが子供は抱いて育てるべきだと言う持論で返されます。エレンの夫もまた同じで癖のある夫婦で、夕食時にはバートとヴェローナは卑下され二人は暴言を吐き出て行きます。
そしてモントリオールへ入った二人はヴェローナの大学時代の同窓生に会い、温かい家族の姿を見た二人はモントリオールに引越しを決めます。
翌朝マイアミに住むバートの兄より電話があり、兄の妻ヘレナが家出をしたと聞きマイアミに行く事になります。ヘレナの家出はバートの心も不安にさせ、ヴェローナに結婚をしてくれと再度頼みますがまたもや断られえます。ヴェローナは結婚は断りますが、ずっと側にいて生まれてくる子供の側も離れないと誓います。
お家をさがそうの結末
翌朝ヴェローナは子供の頃の両親とグレイスとの実家で過ごした事を思い出していました。家族の笑い声と庭にあったオレンジの木の事を。
そして二人はヴェローナの実家に向かいます。田舎の道を車で走るとそこには懐かしく美しい実家が、開け放った白い扉からは風が通り抜けそこには海がありヴェローナの目に涙があふれてきました。バートが「ここは・・・完璧だよ」「違う?」とヴェローナを見ると涙を拭きながら「完璧だわ」「私達の家よ」。
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