ベアリー・リーサルの紹介:2015年アメリカ映画。アメリカの秘密組織で幼少期からスパイとして育てられた孤児の女の子たち。感情殺すよう訓練されて来た彼女達の中でエージェント83だけは普通の女の子に憧れていた。
監督:カイル・ニューマン 出演:ヘイリー・スタインフェルド(メーガン・ウォルシュ/エージェント83)、ソフィー・ターナー(ヘザー/エージェント84)、ジェシカ・アルバ(ヴィクトリア・ノックス)、サミュエル・L・ジャクソン(ハードマン教官)、ダヴ・キャメロン(リズ・ラーソン)、トーマス・マン(ロジャー・マーカス)、トビー・セバスチャン(キャッシュ・フェントン)ほか
映画「ベアリー・リーサル」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ベアリー・リーサル」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ベアリー・リーサルの予告編 動画
映画「ベアリー・リーサル」解説
この解説記事には映画「ベアリー・リーサル」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ベアリー・リーサルのネタバレあらすじ:起
アメリカの秘密組織で幼少期から暗殺者の訓練を受けてきた少女たち。彼女達は孤児で感情を押し殺して様々な暗殺術を学んでいた。教官のハードマンはそんな中、他の子たちとは違い感情が捨てきれないエージェント83号に不安を抱いていた。16歳になったエージェント83号は大変優秀で数々の任務をこなしていきます。その任務先で彼女は自分と同年代の人達がどんな生活を送っているのか興味を抱き、雑誌を買ったり、映画を観て、情報収集を始めます。そんなある日頭脳明晰で捕獲が難しいとされていた武器商人ヴィクトリア・ノックスの捕獲を任命された83号。ミーティング中も雑誌を読むなどハードマンからは注意を受けるが実力は本物なので、任務を行う事に。そんな83号に激しく嫉妬していたのが84号でした。捕虜として乗り込みノックスの捕獲に成功した83号でしたが、間一髪でヘリのロープにしがみつく窮地に陥ります。捕獲されたことに怒りを感じたノックスは彼女のロープを切り、川へ落してしまいます。岸に着いた83号は何度も入る無線を無視し、自分が高校生活を送るなら今しかチャンスは無いと思い、逃げてしまいます。ハードマン達は83号が死んだと思います。そして83号はメーガンという名前で交換留学生として高校生活を始めます。ホームステイ先ではメーガンを歓迎してくれましたが、同い年のリズだけはメーガンを歓迎しませんでした。映画などからの情報しかないメーガンは登校初日から奇抜なファッションとメイクで現れて、リズを含め周りの生徒たちは引いてしまいます。
ベアリー・リーサルのネタバレあらすじ:承
留学生として朝礼で挨拶を求められたメーガン。緊張していた彼女は音響担当のロジャーと出会います。そして挨拶を始めると、生徒たちからは心無い罵声が・・・そんな彼女を救ったのが、バンド活動しているキャッシュでした。実力派で人気を誇るバンドのボーカルのキャッシュは校内でも人気者でした。メーガンはキャッシュに惹かれてしまいます。いざ授業が始まりますが、みんなから避けられ席が見付からなくて困っているメーガンを助けたのがロジャーでした。それから二人の友情が深まっていきます。キャッシュに気があるのに気が付いた女子たちはメーガンをはめようと、彼がマスコット好きだとけしかけます。まんまと口車に乗ったメーガンは本気でマスコットをやってしまいます。しかしそこへ怪しい男達が現れ、メーガンは本部の刺客と勘違いし、得意の格闘術で彼らをなぎ倒してしまいます。しかしそれが毎年恒例の「マスコット拉致」というイベントだと知ったメーガンはその場から逃げ出してしまいます。しかし翌日、その動画が学校中に広まり、一躍彼女は人気者になります。そしてキャッシュからパーティーに誘われ、彼女は有頂天に。喜びながら帰宅する途中、メーガンは何者かに拉致されます。
ベアリー・リーサルのネタバレあらすじ:転
メーガンを拉致したのはハードマン教官でした。裏切っていると勘違いしたハードマンは自白剤まで使い、彼女に問い詰めました。そして彼女は幼い頃から普通の生活がしたかっただけと本音を始めてハードマンに語ります。しかしそれでもハードマンは家族に別れを告げて、今すぐこの街から去ることを命じます。自宅前で気を失っているメーガンを助けたのがリズでした。そしてリズの母親はパーティーには悪いやつがいるかもしれないとリズにメーガンと一緒にパーティーに行くことをお願いします。パーティー会場に着きはしゃぐリズでしたが、メーガンはそこに84号がいることに驚きます。監視役だと言われましたが、何だか納得は出来ませんでした。そして彼女は84号が自分が欲しかった香水をつけているのを羨ましく思います。パーティーから戻ったメーガンは酔ったリズを放っておいたことを彼女の母から怒られ、反省します。そして登校しようと乗ったスクールバスの運転手がハードマン教官でした。彼はノックスが脱獄した事、そしておそらく内部に共犯者がおり、メーガンに危険が迫っている事を伝えます。しかしやっとリズやみんあと心が開けてきたのでもう少しだけいたいと彼女は懇願します。そしてハードマンは何が合っても自分一人で対処するように彼女に伝えます。
ベアリー・リーサルの結末
結局リズが運転で登校することになったメーガンでしたが、そこで怪しい車から襲撃を受けます。運転を代わったメーガンはリズに自分が本当は政府の暗殺訓練を受けたことを話します。混乱するリズ、激闘の末その車を追い払う事に成功しました。ぶつかり止まったその車を確認したメーガンは残っていた匂いに気が付きました。それは84号がつけていたあの香水でした。怪我をしたリズを見舞い、メーガンは彼女にここから去ることを伝えます。しかしリズは去られたほうがもっと辛いと彼女に伝えます。そして二人は協力してノックスをおびき出す作戦を練ります。決行はホームカミング当日。キャッシュと出席したメーガンは、冗談も通じず、一緒にいても楽しくないキャッシュに別れを告げようとします。そしてそこで目に入ったロジャーの大切さに初めて気が付きます。ロジャーにその気持ちを伝えようとした時に現れたのが84号でした。そして二人の決闘が始まりました。リズの助けもあり84号を倒した二人でしたが、84号からノックスは家にいることを伝えられ、急いで向かいました。そこには家族を人質にしているノックスがいました。そしてそのノックスこそが組織が鍛え上げた第一号だったのです。ノックスとの決闘が始まり追い詰められたメーガンでしたが、ハードマンが現れ、ノックスを無事捕獲。メーガンはハードマンに抱き着きました。しかしホームカミングはまだ終わっていません。父の車で帰っていたロジャーの目に現れたのは一台のヘリコプター。降りてきたのはメーガンです。彼女はロジャーに気持ちを伝え、二人はヘリコプターで飛んでいきます。
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