ビーンの紹介:1997年アメリカ映画。イギリスの人気TVシリーズMr.ビーンの劇場版。おもしろおじさんMr.ビーンがイギリスを飛び出しロサンゼルスへ。美術館の博士として派遣されてしまうビーンがアメリカでも奇想天外な行動で大騒動を引き起こす大爆笑コメディー映画。
監督:メル・スミス 出演:ローワン・アトキンソン(Mr.ビーン)、ピーター・マクニコル(デヴィット・ラングレー)、パメラ・リード(アリソン・ラングレー)、トリシア・ヴァッセイ(ジェニファー・ラングレー)、アンドリュー・ローレンス(ケヴィン・ラングレー)、ほか
映画「ビーン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ビーン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ビーンの予告編 動画
映画「ビーン」解説
この解説記事には映画「ビーン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ビーンのネタバレあらすじ:起
ロンドン王立国立美術館の学芸員として働くビーン。しかし美術館の博士達は彼のことを今までで最低の職員だと会議で話しビーンの退職を決定しますが、理事長によって会議で決まった彼のクビは取り消しになります。しかしなんとしても厄介払いしたい博士はちょうど名画「ホイッスラーの母」が買い戻され博士の派遣を依頼されていたカリフォルニアのグリアソン美術館にビーンを派遣することを提案し、ビーンはロサンゼルスへと行くことになります。一方グリアソン美術館ではホイッスラーの母の帰還でもある除幕式にむけて計画が話し合われていました。そこで画商のデビッド・ラングレーはこの件の統括を任されます。デビットはイギリスから天才的な博士が来ると思いビーンの到着を心待ちにし、自宅にビーンを泊めようと計画しますが妻のアリソンをはじめ娘のジェニファーも息子のケヴィンもビーンを泊めることを反対します。
ビーンのネタバレあらすじ:承
一方ビーンは飛行機内、そして到着した空港で騒ぎを起こしてしまいます。そしてラングレー一家と対面します。ビーンの奇妙な雰囲気に家族は唖然とします。そしてアリソンは絶対に家には泊めないと猛反対します。デヴィットは仕方なく了承し、ビーンを連れてグリアソン美術館へと出発します。しかしここでも奇行を繰り返すビーンにデヴィットも不信感を抱き始めます。そして2人はラングレー家へと戻りますが、デヴィットが約束を破ったことに腹を立てたアリソンは子供を連れて家を出てしまいます。デヴィットはアリソンが家出してしまったことに頭を抱えるものの接待のためビーンに行きたいところを尋ね、遊園地へと行くことになります。遊園地でも問題を起こしたビーンは警察に捕まってしまいデヴィットはビーンへの不信感を更に募らせます。家へと戻ったビーンとデヴィット。するとそこにグリアソン美術館の館長が奥さんを連れて訪ねて来ます。2人をもてなそうと奮闘するビーンとデヴィット。なんとか料理してみようと七面鳥を電子レンジに押し込むも見事に失敗してしまいます。無惨にも荒れたキッチンでデヴィットはビーンに募った疑念をぶつけてみます。そしてビーンは博士でもなければ芸術に関する知識も全くないことが判明し、デヴィットは途方に暮れます。しかしそこにホイットニーの母が美術館に到着したと連絡が入り沈んだデヴィットの気持ちも一気に上昇します。
ビーンのネタバレあらすじ:転
ビーンとデヴィットは美術館に向かい実物の名画と対面します。そしてデヴィット達は警備の打ち合わせをするためビーン1人を部屋に残しその場を後にします。しかしそこでビーンは絵にくしゃみをしてしまい更には絵を汚してしまい大パニックになってしまいます。なんとか修復しようとしますが状況はどんどん悪化していくばかり。そこへ打ち合わせを終えたデヴィットが戻ってきます。ビーンがデヴィットに絵を見せるとデヴィットもパニックに。デヴィットはひとまずばれないように絵を保管庫にしまい2人はその場を後にします。そして人生の終わりを確信したデヴィットはビーンとやけ酒をします。ベロベロになった2人が家に戻るとそこにはアリソンの姿が。しかしまだビーンを追い払っていないうえにベロベロなデヴィットの姿を見たアリソンはデヴィットに別れを告げます。その晩、ビーンは眠れずキッチンで牛乳を飲んでいるとそこにケヴィンがやってきてビーンに話しかけます。そこでビーンはあるアイディアを思いつきます。ビーンはすぐに計画を実行に移し美術館へと忍び込みます。そして絵を保管庫から取り出すと実寸大のホイッスラーの母のポスターを張り実物かのように作り上げ保管庫へと戻し、見事に計画を成功させるのでした。
ビーンの結末
翌日、前日のやけ酒のせいで寝坊したデヴィットとビーンは除幕式のため急いで美術館へと向います。そしていよいよ絵の登場。デヴィットは気が気じゃありません。しかしそこに登場したのはホイッスラーの母そのもの。デヴィットは喜びビーンに君は天才だと言います。しかし喜ぶのもつかの間、次なる困難が訪れます。ビーンは来賓の前でスピーチをしなければならなかったのです。戸惑うビーンでしたが壇上に上がり、たどたどしく話し始めますがそのスピーチは聴衆の心を掴み大成功に終わります。大成功を収めた除幕式でしたが、そこに警察がやってきてジェニファーがバイク事故に遭い意識不明であることを伝えます。デヴィットとビーンは急いで病院へと向います。デヴィットはアリソンと合流しジェニファーが目覚めることを必死で願います。一方ビーンは医者と間違えられオペに執刀することに、ビーンはここでも奇跡を起こしなんと手術を成功させてしまいます。そして偶然通りかかったジェニファーの病室の前でデヴィットにも医者と間違えられ、ビーンはジェニファーの容態を診ることに。そしてジェニファーの意識を見事回復させるのでした。娘の命の恩人にデヴィットとアリソンはお礼をさせてほしいと言います。その言葉にビーンはマスクを取りあと1週間泊めて欲しいと頼むのでした。
以上、映画ビーンのあらすじと結末でした。
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