映画「アイ・ソウ・ザ・デビル 目撃者」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
アイ・ソウ・ザ・デビル ～目撃者～の紹介：2011年アメリカ映画。テキサスの田舎町で葬儀屋を営むヴォーンの家に幽霊が出ると噂されていました。話を聞いた高校生のトラヴィスら4人組は、夜ヴォーンの家を見に行くと、一人しかいないはずの家に二人の人影が見えます。そこで翌日確かめようと家に侵入したものの、友人のダニーがヴォーンに殺されてしまいます。しかし信頼のあるヴォーンの事故だという証言により、残りの3人は不法侵入を咎められます。納得のいかないトラヴィスはアビーと共に再びヴォーンの家に侵入しますが…というホラーテイスト満載のサスペンス映画です。デニス・クエイドの殺人鬼の怪演が光ります。
監督：マルティン・ギギ 出演者：エイミー・ティーガーデン（アビー）、トニー・オーラー（トラヴィス）、デニス・クエイド（ヴォーン）、スティーヴン・ランスフォード（ブライン）、デヴォン・ワークハイザー（ダニー）、ブレット・カレン（ニカーソン刑事）ほか
この解説記事には映画「アイ・ソウ・ザ・デビル 目撃者」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
夜、犬の散歩をするジャックに向かって、ジョギング中のヴォーンがやってきます。そしてヴォーンはジャックに銃を突きつけて墓地まで連れていき、墓を掘り起こさせます。埋まっていた棺を開けさせると中はカラでした。するとショベルでジャックを殴り倒し、棺の中に入れると懐中電灯を投げ入れて蓋をして土をかけました。
2年後、スミスビル高校の教室ではムーア先生の授業が始まっています。同じクラスのトラヴィス、アビー、デニーブライアンは仲良しで、いつも一緒に遊んでいました。その日トラヴィスは、ヴォーンの家で庭の芝刈りをするバイトがありました。
その後アビーに会ったトラヴィスは、小学生の頃に幽霊を見て姉が死んだ話をします。夜になると4人はボーリングを楽しみました。そこでダニーは、葬儀屋をするヴォーンの家に幽霊が出る話をします。すると「見に行ってみよう」という事になり、夜遅くヴォーンの家に着くと、一人しかいないはずの家の2階でダンスを踊る二人の人影が見えます。4人は「噂は本当だった？」と顔を見合わせます。
翌日、学校でブライアンは「もしかしたら彼女でもいたのかもしれない。ヴォーンが不在の時にもう一回調べよう」と言い、その夜、4人は再びヴォーンの家に向かいます。ヴォーンの車は修理中で預けていることから、4人はヴォーンが不在だと勘違いします。すると2階の部屋で二人の人影が見えました。
トラヴィスを残し、3人はヴォーンの家に侵入します。2階の部屋にはヴォーンの妻ローズマリーの遺体が寝かされていました。怖くなった3人は「帰ろう」といって部屋を出た時、ヴォーンに見つかってしまいます。
ダニーは捕まり、ブライアンとアビーが家を出ます。それを見たトラヴィスが「助けに行く」と言って家に入ると、階段でヴォーンがダニーを押さえつけていました。謝るトラヴィスの目の前で、ヴォーンはダニーを階段から突き落とし頭を踏みつけます。
ニカーソン刑事の取り調べを受け「ローズマリーの死体があった」と証言するものの、ニカーソン刑事は「マネキン人形が見つかった」と写真を見せます。その時、ダニーが死んだという知らせが入ります。
葬儀屋のヴォーンはダニーの死体に化粧を施し、葬儀が始まります。終わった後、トラヴィスはブライアンとアビーに「ローズマリーの死体と、ダニーを殺した証拠を見つけよう」と言います。それを聞いていたヴォーンがやって来て「僕は誰も殺していない」と言いました。
トラヴィスはアビーと一緒にヴォーンの家の前で、ヴォーンが外出するのを待ちます。そして外出を確認すると、家に忍び込みました。しかしそれはヴォーンの罠で、車を置いて帰ってきたヴォーンにアビーは捕まり、逃げるトラヴィスは銃で腹を撃たれます。
ヴォーンは泥棒に入られたと通報し、警察の捜査を受けます。その間ヴォーンは、アビーを庭の穴の中の箱に入れていました。トラヴィスは病院で治療をしますが、医師に銃弾の跡だと見破られ、通報されて警察によって病室に軟禁されます。
ブライアンの助けを借りて抜け出したトラヴィスは、ヴォーンの家の庭の穴の箱を開けますが、そこにアビーはいませんでした。そして背後からトラヴィスに銃を突き付けられ、捕まってしまいます。
ヴォーンの車の荷台に連れてこられたトラヴィス。中にはアビーがいて、ローズマリーの死体もありました。しばらくするとヴァーンがやって来て、トラヴィスはローズマリーの墓を掘り起こさせられます。棺が見え、蓋を開けると2年前のジャックの腐乱死体がありました。
ヴォーンは「ジャックはムーア先生の夫ながら、ローズマリーと浮気をしていたため殺した。ローズマリーは僕に謝ったので棺に入れず、腐敗しない処理をして家に置いていた」と言います。
そしてトラヴィスにジャックの死体を取り出させ、トラヴィスを放り込もうとした時、ローズマリーのドレスを着たアビーが歩いてきます。アビーはヴォーンに訴えます。ヴォーンがローズマリーが蘇ったと動揺してる隙に、トラヴィスがショベルで殴り倒して棺に入れ、懐中電灯を投げ入れて埋めます。
そして通報し、2時間後にヴォーンは逮捕されました。トラヴィスとアビーは、ニカーソン刑事から「よくやってくれた」と褒められ、家族からは「誇りに思う」と言われました。
以上、映画「アイ・ソウ・ザ・デビル ～目撃者～」のあらすじと結末でした。
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