ビッグ・フィッシュの紹介:2003年アメリカ映画。アラバマ出身のある男の物語をファンタジックに描いた作品です。父と仲違い中であったウィルは病に倒れた父の元を3年ぶりに訪れます。父エドワードは自分の過去の物語をよくウィルにきかせていましたが、奇想天外な内容であるため父がウソの話をしていると考えていたウィルは彼の物語の地を訪れます。
監督:ティム・バートン 出演者:ユアン・マクレガー(若い頃のエドワード・ブルーム)、アルバート・フィニー(エドワード・ブルーム)、ビリー・クラダップ(ウィル・ブルーム)、ジェシカ・ラング(サンドラ・ブルーム)
映画「ビッグ・フィッシュ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ビッグ・フィッシュ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ビッグ・フィッシュ」解説
この解説記事には映画「ビッグ・フィッシュ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ビッグ・フィッシュのネタバレあらすじ:起
息子のウィル(ビリー・クラダップ)とその父エドワード・ブルーム(アルバート・フィニー)は、3年前のウィル(ビリー・クラダップ)の結婚式で仲違いをしてしまいます。エドワードはウィルが生まれた日に、巨大な魚を結婚指輪を餌にして釣り上げたと、その場にいた人々を沸かせますが、その話を何回も聞いているウィルはエドワードがウソの昔話をまたしていると父を責めます。それから父と疎遠になっていたウィルは、病で倒れたというエドワードのもとにやってきます。しかし同じように父は過去の話をウィルに話しはじめるのでした。
ビッグ・フィッシュのネタバレあらすじ:承
エドワードは大人になると町で人気者となります。しかし、ある日町にやってきた巨人カールを町から遠ざけるために一緒に旅にでます。途中でスペクターという町にたどり着き、詩人ノザー・ウィンズロウ、ジェニファーという少女に出会います。町をでたエドワードはカールとともにサーカス団に加わります。サーカス団のサンドラという女性に恋をしたエドワードは彼女と結婚しますが、戦争に駆り出されてしまいます。中国やロシアなど危険な任務をこなしサンドラのもとにエドワードは帰ってきます。
ビッグ・フィッシュのネタバレあらすじ:転
ウィルはジェニファーとエドワードが浮気をしていたのではと疑いジェニファーのもとを訪れます。ジェニファーはエドワードが町を救ってくれたことなど彼の思い出をウィルに話して聞かせます。ウィルの質問にジェニファーはエドワードが決してサンドラを裏切らなかったと話し、ウィルは父の元へとお戻ります。しかし、彼が戻るとエドワードは発作をおこし、危険な状態でした。エドワードはウィルに自分の死ぬときの話を聞かせてくれと頼みます。
ビッグ・フィッシュの結末
エドワードから死ぬときの話は一度も聞いたことのなかったウィルでしたが、エドワードが今まで出会った人々に囲まれながら、大きな魚となって川へと泳いでいくという空想の話をエドワードにきかせます。ビッグ・フィッシュの正体はエドワードであったと締めくくるウィルにエドワードはその通りだと答えます。エドワードの葬式には彼の物語に出てきた人々が集まり、ウィルは息子にエドワードの話を聞かせるのでした。
ダークな雰囲気が多いティム・バートンの映画の中でも、極めて明るい雰囲気の画が多い映画です。カラフルな昔のファッションも楽しめます。次から次へと出てくる奇想天外なお話の数々は観るものを楽しませてくれます。大人も子供の頃にかえったかのような気持ちにしてくれます。ラストは大きなかんどうが待っていて、号泣間違いなしです。