Mr.&Miss. ポリスの紹介:2014年アメリカ,ロシア映画。ロサンゼルスで多発するロシア人女性殺害事件。殺された女性は黒いバラを咥え、胸にはロシア語のメモがあることから、ダラノ捜査部長はロシアから腕利きの刑事カザトフを呼び寄せ、女性刑事エミリーを相棒に付けて捜査を始めますが…という内容のアメリカ、ロシア合作のクライムアクション映画です。
監督:アレクサンダー・ネフスキー 出演者:アレクサンダー・ネフスキー(カザトフ)、クリスタナ・ローケン(エミリー)、エイドリアン・ポール(マット)、ロバート・ダヴィ(ダラノ捜査部長)、ロバート・マドリッド(トニー)、オクサナ・シドレンコ(サンドラ)ほか
映画「Mr.&Miss.ポリス」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「Mr.&Miss.ポリス」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
Mr.&Miss. ポリスの予告編 動画
映画「Mr.&Miss.ポリス」解説
この解説記事には映画「Mr.&Miss.ポリス」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
Mr.&Miss.ポリスのネタバレあらすじ:起
ロサンゼルスではロシア人女性が殺される事件が多発していました。殺された女性は拷問を受け、喉を切られて黒いバラを咥えた状態で見つかり、胸にはロシア語のメモが記されていました。
ダラノ捜査部長は事件を担当するマットに「被害者はビザで滞在中のロシア人で、犯人もロシア人の可能性が高い。ロシアから捜査官を呼ぶ予定だ」と告げます。面白くないマットは担当を外れることになります。
同じころ、モスクワに武装した3人組が銀行に押し入ります。警備員を射殺し、通報ブザーを押した女子行員を射殺します。警察がかけつけると、目の間で人質を射殺しました。そこへ、カザトフ少佐が丸腰で銀行に乗り込み、犯人と交渉します。犯人は「3分以内に逃走用の車を持って来い。さもなければ人質を殺す」と言います。
要求をのんだカザトフは一旦外に出ると、パトカーに乗り込んで銀行に車で突撃すると、3人の犯人を一気に射殺します。モスクワ警察署長に呼ばれたカザトフは、ロサンゼルス行きを告げられます。
Mr.&Miss.ポリスのネタバレあらすじ:承
ロサンゼルスに着くと、相棒となるトニーが出迎えます。ダラノ捜査部長に会い、マットから今までの捜査資料をもらうと、早速街へ出ます。トニーを車で待っていると、路地で強盗2人が女性のバッグを奪っています。カザトフは2人に近づくと、1人が銃を出したため射殺しました。
こうして着任早々犯人を1人殺し、1人は重傷を負わせたカザトフに対し、トニーは「こいつとは組めない、外させてもらう」とダラノ捜査部長に直訴します。
ダラノ捜査部長は「トニーは定年間近で、静かに過ごしたいんだ。わかってやってくれ。でも私は君のやり方に任せる」とカザトフに告げ、新しい相棒として女性のエミリーをつけます。エミリーはプロファイラーで現場の経験は乏しく、同僚の刑事は無理だろうと言っていました。
そのころ、6人目のロシア人女性が殺されました。2人は殺されたロシア人女性たちを知るベーカリーショップのオーナーに会います。カザトフがオーナーを脅すと「クラブ『ブラック・シー』に出入りしていた」と教えます。
Mr.&Miss.ポリスのネタバレあらすじ:転
『ブラック・シー』に行って、従業員のサンドラに情報を聞くと「出入りしていたことはあるけど、わからない」と言われます。一旦帰ったカザトフの部屋には黒いバラが置かれていました。自分たちが調べていることが筒抜けでした。
翌朝、ベーカリーショップのオーナーが同じ手口で殺されていました。エミリーの命も狙われていると感じたダラノ捜査部長が、エミリーに事件から手を引かそうとしますが、カザトフが止めます。
そして2人は『ブラック・シー』に乗り込みます。無人のはずの店内で、ウエイターが黒いバラを咥えて殺されていました。2人が調べていると、銃撃され、応戦しますが逃げられます。
さらに調べると『ブラック・シー』のオーナーのナタリアが、殺された女性たちに売春をあっせんしていたことがわかりました。そんな時、エミリーに犯人から電話が入ります。電話の向こうではナタリアが拷問されていました。カザトフはこのままではエミリーが殺されると思い、ダラノ捜査部長を通じてエミリーを捜査から外そうとしますが、今度はエミリーが納得しませんでした。
Mr.&Miss.ポリスの結末
再びエミリーに犯人から電話が入り「ナタリアを助けたければ、1人でナイトクラブ『パラダイス』に来い」と言われます。エミリーが1人で向かい、カザトフが後をつけます。エミリーが店に入ると、電話が入り「化粧を直してこい」と言われ、トイレに入るとナタリアが殺されていました。
エミリーはカザトフに「ナタリアが拷問されている時、犯人は英語で話していた。更に通話中に電車の音がした」と言うと、カザトフも「ロシア語のメモは文法がおかしい」と言います。これらの事をつぶさに調べると、閉鎖されたハーバリング工場に行き当たりました。
2人が工場に向かうと、黒いインクに刺されたバラの花が何本もあり、奥から『ブラック・シー』の従業員のサンドラの叫び声が聞こえました。犯人はマットでした。カザトフが素早くマットを射殺して事件は解決されました。
マットは以前、ロシアに滞在したことがあり、現地で知り合ったナタリアと仲良くなり、ロサンゼルスで結婚相手をあっせんしてもらったものの、結局騙され捨てられました。このことでロシア人女性に勝手に恨みを持った犯行でした。
以上、映画「Mr.&Miss. ポリス」のあらすじと結末でした。
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