ブルーバレンタインの紹介:2010年アメリカ映画。あるカップルの愛の始まりと終わりをリアルに痛切に描き、サンダンス映画祭、カンヌ映画祭などで絶賛された傑作です。主演の2人はゴールデングローブ賞にノミネートされました。
監督:デレク・シアンフランス 出演:ライアン・ゴズリング、ミシェル・ウィリアムズ、フェイス・ワディッカ、マイク・ヴォーゲルほか
映画「ブルーバレンタイン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ブルーバレンタイン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ブルーバレンタインの予告編 動画
映画「ブルーバレンタイン」解説
この解説記事には映画「ブルーバレンタイン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ブルーバレンタインのネタバレあらすじ:ある夫婦
アメリカのペンシルベニア、ディーンとシンシアの夫婦は、1人娘であるフランキーとともに生活をしていました。ディーンはだらだらと過ごすなか、シンシアは看護師として家計を支えています。2人の間は、ギクシャクし始め、あまり良い雰囲気ではありませんが、娘のためを思うと、離れるわけにはいきませんでした。
ブルーバレンタインのネタバレあらすじ:未来という部屋
ディーンは高校を中退をした男で、その後は引越し屋で生計を立てていました。犬を亡くしてしまった彼らは、悲しみにくれてしまい、娘のフランキーには事実を伝えずにシンシアの父に預けていきます。ディーンは気分転換にと、モーテルの未来という部屋を予約し、車を走らせます。途中で買い物をしたシンシアは、昔の男友達に偶然出くわし、昔の話で盛り上がります。車に戻ると、ディーンがシンシアの行動を責め立て、車の中で緊張が走ります。昔、シンシアは父母とともに暮らしながら、医科大学の学生として、男友達と付き合っていました。ある日、施設で祖母の面倒をみていると、隣で引越し作業をしているディーンと目が合います。そしてディーンは彼の連絡先を書いた紙をシンシアに渡します。モーテルに着いた彼らは、シャワーを浴び、食事をとりますが 、何か気まずい雰囲気が彼らを包みます。そこでディーンは曲をかけて、気分を変えながらシンシアとダンスを踊りますが、なぜかシンシアはその気になれないでいました。
ブルーバレンタインのネタバレあらすじ:彼らの過去と病院の出来事
大学生のころ、シンシアは男友達との関係により、妊娠していることが発覚します。そしてすでにディーンと仲良くなっていたシンシアは、彼に中絶することを伝えますが、病院へ行って手術をする寸前にシンシアは中絶しないことに決めます。ディーンはそんな彼女に気を使い、結婚することを決めます。モーテルで起きたシンシアは、病院から呼び出されたため、ディーンを置いて病院へ出勤します。過去、シンシアが彼氏を捨てたことで、その彼氏がディーンの職場へ襲撃、ディーンは彼氏の仲間などからリンチを受けます。シンシアは車を降りて病院へ行くと、医師から優しい言葉をかけられます。良い雰囲気になっていく2人。そこへ酒に酔ったディーンが来て、医師と仲良くなっているシンシアを見て逆上。事務室のものを壊しながら暴れていきます。ディーンは医師を殴ると、それに切れたシンシアが離婚すると切り出し、力ずくでディーンを病院から追い出します。
ブルーバレンタインの結末:全てが終わる
ディーンはシンシアの家に招かれ、彼女の両親とともに食事をともにします。両親は彼の境遇にあまり良い印象を持っていなく、それでも彼らの愛は深まっていきます。シンシアとディーンは娘フランキーを戻すため、両親のもとへいきます。そしてディーンは病院でのことを彼女に謝り、2人は楽しかった結婚式のことについて思い出します。しかし、すでに時遅く、ディーンはシンシアと別れることを決意、追ってくるフランキーを彼女のもとへ返すと、1人歩いていきます。
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