白いドレスの女の紹介:1981年アメリカ映画。焼けつくように暑いフロリダの夏。謎めいた美女マティと出会ってしまった弁護士ネッドは、人目を忍んで彼女との情事に溺れていきます。知らぬ間にマティにそそのかされたネッドは、彼女の夫殺害計画に巻き込まれていきます。そしてネッドの人生の歯車が、徐々に狂い始めます。若き日のM・ロークが、小さい役ながら好演しています。
監督:ローレンス・キャスダン 出演者:キャスリーン・ターナー(マティ)、ウィリアム・ハート(ネッド)、リチャード・クレンナ(エドモンド)、ミッキー・ローク(テディ)、テッド・ダンソン(ピーター)ほか
映画「白いドレスの女」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「白いドレスの女」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
白いドレスの女の予告編 動画
映画「白いドレスの女」解説
この解説記事には映画「白いドレスの女」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
白いドレスの女のネタバレあらすじ:真夏の夜の誘惑
フロリダのとある町の暑い真夏の夜。熱さを凌ぐため、海外沿いの野外ステージをぶらついている弁護士ネッドは、白いドレスを着た魅惑的な女性マティに心奪われます。ネッドはマティを口説くものの、敢え無く彼女に逃げられます。マティのことが忘れられないネッドは、彼女と再会することになります。ネッドはマティが既婚者であると知りながらも、夫不在の豪邸で二人は激しい一夜を過ごします。細心の注意を払い、二人は関係を続けていきます。夫エドモンドの莫大な遺産の相続人になっているマティは、夫に殺意を抱いてしまったことを告白します。二人はそれを打ち消すかのように情事に溺れていきますが、いつしかネッドはエドモンドの殺害を決意します。そして、マティも同調してきます。ネッドは爆弾のプロ、テディから爆弾を入手し、マティの手引きでエドモンドを殺害します。ほとぼりが冷めるまで、二人は接触を断つことにします。
白いドレスの女のネタバレあらすじ:追い詰められる男
亡き夫エドモンドの遺産1/2は姪のヘザーが相続するはずでしたが、密かに書類を偽造したマティがすべてを相続することになります。しかしエドモンドの死因に疑問点があるため、遺言状にサインしたネッドとマティの友人メリー・アンは警察の捜査対象になります。ネッドは今まで知らなかった、マティの裏の顔を見てしまいます。ネッドは友人である検事ピーターと刑事オスカーから、悪女マティに拘るなと忠告されます。マティの魅力にとりつかれたネッドは、友人の忠告を無視します。エドモンドのメガネが現場に無かったことを警察が不審に思っていることを知り、ネッドはマティを疑いますが彼女は何も知らないと言います。オスカーはメリー・アンの行方を追っていますが、依然として彼女は行方不明です。そしてマティが以前から自分を探っていたことや、テディに接触し爆弾を入手した事実が露呈していきます。
白いドレスの女のネタバレあらすじ:完全犯罪の女
マティの度重なる不審な行動を知ったネッドは、嵌められていたことを確信します。ネッドはマティからの電話で、ボート小屋を訪れます。マティはネッドを嵌めたことを認めましたが、彼を愛したのは想定外だったと告白します。マティを信用できないネッドは、彼女に証拠品のメガネを取りにボート小屋に行かせます。その直後ボート小屋は爆発炎上、ネッドは逮捕されます。服役中のネッドはマティの遺体が、メリー・アンであると推測します。二人の高校の卒業アルバムを入手したネッドは、マティがメリー・アンでメリー・アンがマティだったという事実を知ります。卒業アルバムに“夢は外国暮らし”と添え書きしたマティことメリー・アンは、遺産を独り占めし外国の常夏の地で優雅なひとときを送っています。
以上、映画白いドレスの女のあらすじと結末でした。
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