バウンドの紹介:1996年アメリカ映画。出所したばかりでマフィアの下請けで働く女が、組織の情婦と恋仲になり、マフィアの金を奪うことを計画、互いの信頼に揺れながらも大金を手にするクライム・サスペンス。
監督:アンディ・ウォシャウスキー、ラリー・ウォシャウスキー 出演:ジェニファー・ティリー(ヴァイオレット)、ジーナ・ガーション(コーキー)、ジョー・パントリアーノ(シーザー)、ジョン・P・ライアン(ミッキー)、ほか
映画「バウンド」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「バウンド」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「バウンド」解説
この解説記事には映画「バウンド」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
バウンドのネタバレあらすじ:起・マフィアの愛人
窃盗で刑務所に入っていたコーキーは5年の刑期を終えて出所し、マフィアのビアンキーニに仕事を世話してもらい、彼の所有するアパートの1室の内装と配管工事にあたっていた。作業をしているうち、隣室に住む組織の一人シーザーとその愛人ヴァイオレットに出会い、コーキーはヴァイオレットに誘われるまま体の関係を持つ。
バウンドのネタバレあらすじ:承・計画
数日後、シーザーの家でファミリーの会計士シェリーが200万ドルを横領していたとして拷問を受けていた。その様子に耐えかねて外に出たヴァイオレットはコーキーとバーで会い、シーザーと別れたいからその金を奪って逃げようとコーキーに持ちかける。彼女に惹かれていたコーキーだったが、マフィアの金に手を出す危険さと、かつて仲間に裏切られた経験からヴァイオレットを信じきれず、二の足を踏む。しかしシーザーが200万ドルをシェリーから取り返し、今日、兄弟ファミリーのボス、ジーノとその息子ジョニーが金を取りに来ると聞いたコーキーは金を盗む計画を思いつく。
バウンドのネタバレあらすじ:転・金のありか
ジーノ親子がやってくる前に買物に出たヴァイオレットと入れ違いにコーキーが忍び込み金を盗む。買物から戻ったヴァイオレットがジョニー1人を見かけたとシーザーに話し、不審に思った彼が金の入ったケースを開けると中は空、シーザーはジョニーが盗んだと思い込む。このままでは自分が疑われるとパニックになったシーザーは逃げるだろうという2人の予測に反して、シーザーはジョニーから金を取り戻すと言い出す。そしてやってきたジョニーを問い詰めるがシラを切り通す様子に腹を立て、ジョニーばかりかジーノまでも撃ち殺してしまう。その後、自分のボス、ミッキーにジーノらは来なかったと連絡し、ジョニーの家まで金を探しにいくが見つからない。
バウンドの結末:新しい人生
自宅へ戻っるとヴァイオレットがこっそり隣室で待機していたコーキーに電話をしているところ見つけ、2人の仕業だということが発覚する。シーザーはヴァイオレットを脅してコーキーをおびき寄せ、金のありかを聞き出しすが、、反撃したヴァイオレットがシーザーを撃ち殺す。ミッキーは姿を消したシーザーが金を持って逃げたと思い、警察へも届けず自分たちでシーザーを見つけ出す、とヴァイオレットに告げる。自由の身になったヴァイオレットはコーキーと共に新しい地へと旅立つ。
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