ブレイキング・ニュース・イン・ユバ・カウンティの紹介:2021年イギリス, アメリカ映画。スーはさえない平凡な女性。彼女は営業電話をかけては馬鹿にされ、職場の同僚からは無視され、夫は他の女性と情事を重ねます。そんな彼女は夫の死をきっかけに、大ブレークしようと自作自演の芝居を始めます。平凡な女性の注目されたいという気持ちを描いたコメディ映画です。
監督:テイト・テイラー 出演:アリソン・ジャネイ(スー・ボタンズ)、ミラ・クネス(ナンシー)、オークワフィナ(ミーナ)、レジーナ・ホール(ハリス)、ワンダ・サイクス(リタ)、ジュリエット・ルイス(グロリア)、サミラ・ワイリー(ジョネル)、ジミ・シンプソン(ピーティ・ボタンズ)、ブリジット・エヴァレット(リア)、ほか
映画「ブレイキング・ニュース・イン・ユバ・カウンティ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ブレイキング・ニュース・イン・ユバ・カウンティ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ブレイキング・ニュース・イン・ユバ・カウンティ」解説
この解説記事には映画「ブレイキング・ニュース・イン・ユバ・カウンティ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ブレイキングニュースインユバカウンティのネタバレあらすじ:起
スー(アリソン・ジャネイ)は、やる気を高めるため音楽を聞きながら職場へ向かいます。その日は彼女の誕生日。スーパーで自分のバースデーケーキを買います。しかし、ケーキの仕上がりが良くないと苦情を言いますが、店員は彼女を無視します。
スーは電話で営業をかけますが、電話先からは馬鹿にされます。スーにはカールという夫がいます。スーは彼と誕生日のお祝いをしようとレストランを予約します。テレビでは、グロリア(ジュリエット・ルイス)という女性キャスターがエマという行方不明の少女のレポートをしています。
カールの弟ピーティ(ジミ・シンプソン)は、家具店で働いています。彼は同僚リタ(ワンダ・サイクス)から商品を盗んだという疑いをかけられます。彼にはジョネル(サミラ・ワイリー)という妻がいて、子供が生まれます。
家具店に、ミーナとレイという強盗が訪れます。二人はピーティにカールの行方を聞きますが、ピーティは知らないと言います。二人はカールの勤務先の銀行を訪れます。二人は、カールに3百万ドルをミーナのボスであるキムに不正に送金しろと要求します。
スーはカールを職場まで迎えに行きますが、カールは3百万ドルの入ったカバンとともに、ホテルに向かいます。スーはカールを追いかけてホテルに着くと、彼はリア(ブリジット・エヴァレット)という女性と情事を重ねています。カールはスーを見ると気絶し、ショック死します。リアは出ていきます。
スーはカールの遺体と過ごしながらテレビをみます。テレビでは、キャスターのグロリアが行方不明者エマの報道をしています。スーはカールを行方不明者扱いとすることを考え、遺体をホテルの外に埋めます。スーは3百万ドルの入ったカバンを見つけますが、中を見ずに埋めます。
ブレイキングニュースインユバカウンティのネタバレあらすじ:承
翌日、スーは捜索願を警察に出します。担当のハリス(レジーナ・ホール)は忙しく相手にしません。スーはグロリアの番組でエマの報道を見ますが、ストレスを感じテレビを壊します。
スーの妹のナンシー(ミラ・クネス)が訪れます。ナンシーはテレビのレポーターの仕事をしています。スーは、カールは誘拐されたといいます。ナンシーはエマの話を持ち出し「カールも誘拐された」とスーの話を信じます。ナンシーは自分の番組で取り上げると言います。
ピーティはカール誘拐のニュースを見ます。ハリスがテレビを見てスーに会います。ハリスは行方不明でなく、誘拐かと確認します。スーは誘拐だといい、状況を説明します。ハリスは不信に感じながら、家をあとにします。
ミーナとレイはピーティを脅し「カールの居場所を知っている、身代金2万ドルもってこい」と言います。二人は消えた3百万ドルを探します。二人はキムに会いますが、キムは3百万ドルを心配します。
二人はカールが働いていた銀行を訪れ「カールはどこにいる?」と聞きます。同僚が知らないというと、二人は同僚を殺害します。ハリスは同僚殺害の現場の銀行に行きます。ハリスは監視カメラの情報を求めますが、映像がよくありません。
スーはテレビ局を訪れ、グロリアに会います。スーはグロリアの番組に出て、カールの情報を求めます。スーはエマの誘拐のことは知らなかったといい「エマを誘拐した人間がカールを誘拐したのでは?」といいます。
ピーティは、カールの身代金2万ドルを店の金庫から盗もうとしています。リタはピーティに宝石泥棒をしようと誘います。ハリスはピーティに会い、カールの情報を聞きます。ハリスはピーティとスーにさらなる不信感を感じます。
スーの同僚がカールのことで心配して、スーの家を訪れます。その後ピーティの妻ジョネルも、スーのもとを訪れます。ジョネルは「スーは嘘をついている、ピーティはスーのせいで様子が変だ」と怒りを見せます。
ナンシーが訪れますが、スーに「テレビでエマのことは知らなかったと言ったが、エマのことはかなり前から知っていたのでは?」と聞きます。ナンシーは、スーに不信感を感じます。スーはうまくごまかします。
リタとピーティは宝石店に入り、宝石を盗みだします。スーはテレビを買おうとすると、店員はスーに同情してテレビを無料で渡します。ピーティはリタと宝石をチェックし、身代金2万ドルくらいの価値はあると考え安心します。
スーが家に帰ると、ミーナとレイがいます。二人は「カールはどこだ?」と聞きます。スーは「知らない」と言います。ミーナはスーを脅し「居場所がわかったら連絡しろ」と脅します。
ブレイキングニュースインユバカウンティのネタバレあらすじ:転
ナンシーは、スーとエマの両親の共同インタビュー番組を企画します。しかし、突然とレアが来ます。スーはレアを外へ連れ出します。
レアは「カールが持っていた金はどこだと?」と聞きますが、スーはカバンの中を見ておらず知りません。レアは「あんたはカールの遺体を隠して、彼は誘拐されたと嘘をついている、警察に通報する」と言って去ります。
ハリスはスーの家の前にいて、会話を聞きながら二人の様子を録画します。彼女はレアの車の情報を警察に送ります。ハリスはスーを犯人だと確信します。エマの両親は、スーを不審者と考え逃げ出します。ナンシーは怒り、番組はキャンセルされます。
ハリスはレアの車の情報を調べ、住所を調べます。彼女がレアの家を訪れると、豪華な宝石で溢れています。彼女はレアがカールと過ごしたホテルの情報を見つけます。
ミーナとレイはレアを誘拐します。ピーティは、盗んだ宝石を身代金としてミナに渡します。しかし、ミーナはカールの居場所を言わずにその場を立ち去ります。
ミーナとレイはレアをキムの家に連れていき「カールはどこだ?」と聞きます。レアは知らないと言います。ハリスはスーを逮捕します。ナンシーは、スー逮捕の一部始終をビデオに録画します。
スーが警察署につくと、グロリアらテレビ局のクルーが待ち構えています。スーは身に覚えがないと言いながら、署内に連行されます。ハリスは厳しい尋問をします。しかしスーは質問の意味がわからないといいます。
ハリスのボスが来てハリスに「お前はやりすぎだ」といい、尋問は中断されます。スーはボスにより釈放され、グロリアら報道陣にハリス逮捕は誤解であったと言います。
ブレイキングニュースインユバカウンティの結末
リタはミーナを捕らえ、銃を突きつけます。ジョネルはピーティが盗んだ宝石の一つを家で見つけます。レイはレアをキムのもとに連れていき、拷問してカールの行方を聞きます。レアは「ホテルでカールは死んだ、スーが死体を処理して、金を持ち逃げした」と話します。キムはレアを殺害します。
リタはミーナを捕らえて家具店へ連れていきます。彼女はミーナを脅します。ミーナを心配したレイが駆けつけ、リタを殺害します。しかし、ミーナは駆けつけたリタの同僚に殺されます。レイはその同僚を殺します。彼はリタとミーナの死体を焼き、家具店は炎上します。
ナンシーが釈放されたスーを警察で迎えます。ナンシーはスーが逮捕された時のビデオを見せます。ナンシーは「真相は何だ?」と聞くとスーは動揺し、ナンシーから逃げます。スーは家に閉じこもります。
しかし、スーの家にはキムがいます。キムは「カールはどこだ?3百万ドルをだせ」とスーに言います。ナンシーが駆けつけますが、キムはナンシーを殺害します。
ハリスはリアとカールが過ごしたホテルは怪しいと考え、ホテルに行きます。キムは3百万ドルのカバンの場所をスーから聞き出し、スーとホテルに向かいます。ハリスは、ホテルのフロントでカールとスーの写真を見せますが、フロントスタッフは記憶にないと言います。
ピーティとジョネルは、リタがいるはずの家具店に行きますが、すでに店は火災によって焼かれ、警察が駆けつけていました。レイはピーティとジョネルを殺害するため、二人の家に向かいます。レイは銃を乱射します。ジョネルは反撃し、レイを殺害します。
キムは、スーに3百万ドルのカバンを埋めた場所で穴を掘らせます。スーがカバンを見つけると、ハリスが駆けつけます。キムとハリスは銃を乱射し、二人とも死にます。スーは3百万ドルを手にします。
エマが発見されたというニュースが流れます。スーはカールの死体遺棄などを隠して本を出版し、ベストセラーになります。スーはテレビに出て、グロリアから称賛されるのでした。
以上、映画「ブレイキング・ニュース・イン・ユバ・カウンティ」のあらすじと結末でした。
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