キャット・バルーの紹介:1965年アメリカ映画。19世紀のアメリカで牧場主をしていたキャットの父親は新しく出来た工場主から水源を巡って嫌がらせを受けていました。そんな父親が暗殺され工場主と配下の殺し屋に復讐するため流れ者とアル中になった凄腕のガンマン、元インディアンと共に奮闘します。
監督:エリオット・シルヴァースタイン 出演:ジェーン・フォンダ(キャサリン・キャット・バルー)、リー・マーヴィン(シェリーン / キッド)、マイケル・カラン(クレイ・ブーン)、トム・ナディーニ(ジャクソン・ツー・ベアーズ)、ジョン・マーリー(フランキー・バルー)、ほか
映画「キャット・バルー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「キャット・バルー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
キャット・バルーの予告編 動画
映画「キャット・バルー」解説
この解説記事には映画「キャット・バルー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
キャット・バルーのネタバレあらすじ:起
教師として赴任する先に列車で向かうキャット・バルーが同席した男は牧師ではなく酔っ払いのお尋ね者でした。男はその列車で護送されている自分のおじさんを助けるためにその列車に乗っていました。おじさんを逃がす途中でキャット・バルーに一目惚れして口説き始め大胆にもキスしますが、おじさんを助けた後は別れ別れになります。その後キャット・バルーはワイオミングで教師をし数年ぶりに里帰りをします。
キャット・バルーのネタバレあらすじ:承
父親のいる牧場は馬がほとんどいなくなり、インディアンのジャクソンがカウボーイになっていました。父親は土地にある水源を巡って新興の大工場の持ち主と対立しており村八分になっていました。キャットと父親が家に入ろうとすると黒ずくめのガンマンが威圧的に立って二人を睨みます。村の祭りに行くと乱闘騒ぎになり、そこで列車にいたならず者と再会します。ならず者はクレイと言い、おじさんと共に父親の苦境から用心棒として納屋に寝泊まりしてもらいます。ただ二人は人を撃ったことはないため頼りなく凄腕と評判の殺し屋キッドを雇います。
キャット・バルーのネタバレあらすじ:転
いざキッドを連れてきて見るとアル中になっており風呂も入らず服もボロボロ酒を飲まないと手が震えて的に当たりません。しかし、そんなキッドが相手の殺し屋の名前がティムであると聞くと目に鋭い光が宿ります。父親を守ろうとするキッドの努力も空しく、ついに父親がティムに殺されてしまいます。その上、大工場の主が用意してあった男達がやってきて家と牧場からも追い出されてしまいます。キャットは父親の仇を撃つと心に決め、クレイ達と一緒に流れ者の町に逃げ込みます。そこで列車泥棒を計画して大工場に持っていく従業員達の給料を盗みます。キャットの下にティムがやってきて、「お前が女じゃなければとっくに殺してるぞ」と脅されます。
キャット・バルーの結末
ついにキッドが本気でティム達と戦う決意をします。風呂に入り髪もジャクソンに切ってもらいガンマンの正装をし、工場主のハリー・パーシバルなじみの風俗店に行きます。一つずつ部屋を開けていきティムのいる部屋に入り、そこでティムを殺します。それに怒った工場主ハリー・パーシバルは大勢の部下に流れ者の町にいるキャット達を襲いに行かせます。男同士喧嘩しているスキに美しく着飾り素性を隠してパーシバルに会いにいき、キャットはハリー・パーシバルを殺します。殺人の罪で吊るし首にされそうになったキャットをキッドとジャクソンが助けに行き、キャット・バルーは無法者の女王になりました。
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