チェンナイ・エクスプレス ~愛と勇気のヒーロー参上~の紹介:2013年インド映画。亡くなった祖父の遺言で遺灰を撒きに行こうと列車に乗り込んだ男が1人の美しい女性に出会ったことで思わぬ騒動に巻き込まれる。歌って踊って爆走するアクションコメディ。
監督:ロヒット・シェッティ 出演:シャー・ルク・カーン(ラウール)、ディーピカー・パートゥコーン(ミーナ)、サティヤーラージ(ドゥルゲーシュワラ)、ニキティン・ディール(タンガバッリ)、ほか
映画「チェンナイ・エクスプレス」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「チェンナイ・エクスプレス」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
チェンナイ・エクスプレスの予告編 動画
映画「チェンナイ・エクスプレス」解説
この解説記事には映画「チェンナイ・エクスプレス」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
チェンナイ・エクスプレスのネタバレあらすじ:起・祖父の遺言
幼い頃に両親を亡くし、ムンバイの祖父母に育てられたラーフル。家業の菓子屋を手伝っていたが、度重なる祖父の介入で恋人もなく40歳で独身だ。
憂さ晴らしに友人らとゴアへ遊びに出る計画を立てるが、祖父が100歳を目前に亡くなり、祖母からは彼の遺言を実行すべく、ラーメーシュワラムへ行って遺灰を流してくるよう言いつけられる。
面倒に思ったラーフルはラーメーシュワラムへ行く振りをしてチェンナイ・エクスプレスに乗り、次の駅で降りて友人と合流してゴアへ行き、そこで遺灰を流そうと考える。
チェンナイ・エクスプレスのネタバレあらすじ:承・美女との出会い
予定通り列車に乗り込んだラーフルは発車して間もなく、列車に飛び乗ろうとする美しい女性ミーナとその後に続く男たちの乗車を助ける。ところがミーナは父から政略結婚を強いられて逃走中で、男たちはミーナを連れ戻しに追って来た従兄弟たちだった。
ミーナは故郷南インドのコンバンに連れ戻されることになり、なぜかラーフルも逃げ出すことができずに連れて行かれる。
村に着くと土地の支配者でミーナの父ドゥルゲーシュワラ以下村人が総出で出迎える。ミーナは政略結婚を逃れるためラーフルと愛し合っていると嘘をつくと、聞きつけてやってきた結婚相手のタンガバッリが決闘を言い渡す。
チェンナイ・エクスプレスのネタバレあらすじ:転・脱出成功
直前に隙をついて逃げ出したラーフルは、地元警官の助けで一晩隠れて過ごすが、目覚めたところはスリランカへ向かう密輸船、しかも沿岸警備隊に捕らえられてしまう。これまでの経緯を説明し無実を訴えると、コンバンの村へ送り返される。再びタンガバッリらに囲まれたラーフルだったが、ミーナを人質に逃げ出すことに成功する。
2人は父の勢力外の村にたどり着くと、駆け落ちした夫婦と偽って村人の歓待を受ける。しばし夫婦を装って村で暮らすうちに、2人は互いに相手を愛するようになるが、口に出して言えないままだった。
しかし平穏な日々もつかの間、タンガバッリが現れる。村人の協力で逃げ出すことに成功した2人はラーメーシュワラムへ向かう。
チェンナイ・エクスプレスの結末:ヒーロー誕生
遺言通り、祖父の遺灰をラーメーシュワラムに撒いたラーフルは、ミーナを連れてムンバイへ戻ることも考えたが、一生追われる身になることを思うと一大決心をしてコンバンの村に戻る。
そしてドゥルゲーシュワラを前に、娘を政略結婚で道具のように扱うことを非難し、女性たちを対等に扱うよう言い放ち、ミーナに愛を告げると、タンガバッリと堂々と勝負する。
ボロボロになりながらも戦い続け、タンガバッリを倒したラーフルはミーナに結婚を申し込むと、ミーナも笑顔でうなずく。ドゥルゲーシュワラもラーフルを認め、2人の結婚を許すのだった。
以上、映画「チェンナイ・エクスプレス ~愛と勇気のヒーロー参上~」のあらすじと結末でした。
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