呪われた美容整形、血の美少女たち シンデレラの紹介:2006年韓国映画。17歳のヒョンスは、美容整形をする母・ユニと二人暮らしです。ある日、母が整形した友人のソギョンが、自分の顔をえぐって死んでしまいます。やがて同じように整形をした友人のジェヒとヘウォンもお互いの顔を切り裂いて死んでしまいます。やりきれないヒョンスは、別れた父から驚愕の真実を聞かされます。シン・セギョン主演の韓国発のオカルトホラー映画です。
監督:ポン・マンデ 出演者:シン・セギョン(ヒョンス)、ト・ジウォン(ユニ)、ユ・ダイン(スギョン)、チョン・ソミン(ヘウォン)、アン・アヨ ン(ジェヒ)、アン・ギュリョン(ソンウン)ほか
映画「呪われた美容整形、血の美少女たち シンデレラ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「呪われた美容整形、血の美少女たち シンデレラ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「呪われた美容整形、血の美少女たち シンデレラ」解説
この解説記事には映画「呪われた美容整形、血の美少女たち シンデレラ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
呪われた美容整形、血の美少女たち シンデレラのネタバレあらすじ:起
17歳のヒョンスは美容整形外科医である母親のユニと二人暮らしです。母が美容整形できるとあって、友人達はヒョンスの母を頼り美容整形をやってもらっています。友人のスギョンは悩んだあげく、休みの期間を利用してユニの美容整形を受けることになります。
手術中ソギョンは「私が綺麗にしてあげる」という声を聞きます。怖がりながらも手術が終わり、学校へ行ったソギョンは、同じ美術部のヒョンス、ヘウォン、ジェヒ、ソンウンから、綺麗になったからと彫刻のモデルにされます。そんなソギョンは、突然頬を切られる幻覚に見舞われ叫びます。血まみれの自分を見て、取り乱すソギョンでしたが皆になだめられ落ち着きます。
バス停でおばあさんが「この女の子を探している」と言いながら写真を見せています。何故か気になったヒョンスがおばあさんに話を聞きます。
呪われた美容整形、血の美少女たち シンデレラのネタバレあらすじ:承
今日はヒョンスの誕生日です。ソギョンやソンウン、ヘウォン、ジェヒが集まります。ユニの手料理で楽しむ中、灯を消してケーキに火をともします。暗くなった部屋でソギョンが急に怖がり出します。部屋を出たソギョンをヒョンスが見に行きます。ソギョンは「あなたのお母さんに整形してもらって後悔している。顔を傷つけたくなるの、私の顔じゃない」と言って泣きだします。
その後ソギョンは「私が綺麗にしてあげる」と言う言葉を聞き、鏡の破片で自分の顔をえぐって死んでしまいます。友人の死に落ち込むヒョンスを、ユニが顔パックをします。寝ているヒョンスは誰かに襲われる幻覚を見て叫んでしまいます。
気になったヒョンスは、ユニが子供時代から「ここに入ったらダメ」と言う地下室に入ります。机には整形手術の写真がいっぱいあって、その中にヒョンスと書かれた、焼けただれた女の子の写真を見つけます。そこへユニが入って来て「ここへ入ったらダメと言ったしょう」と叱ります。
呪われた美容整形、血の美少女たち シンデレラのネタバレあらすじ:転
ヒョンスは、話を聞くため別れた父に会いに行きます。昔、ユニが幼いヒョンスを車に残し離れたすきに、車が爆発炎上してしまいます。顔に大やけどを負ったユニを見て、父は「もうダメだ」とユニに言います。
ユニは見知らぬ女の子を連れ帰ってヒョンスと名付けて育て始めます。その後、父は「ヒョンスは12年前に死んだ。同じ名前を付けてもあの子はヒョンスじゃない。勝手に連れてきた子にも親がいるんだ」とユニに詰め寄ります。
父から、自分が連れ去られた子だと聞かされたヒョンスは、このことをユニに話します。怒ったユニはヒョンスに平手打ちをします。ヒョンスはソンウンに会い、おばあちゃんが持っていた写真を見せます。「私に似てない?」と言うヒョンスに、ソンウンは「顔は似てるけど目の色が違う」と言います。
やがて美術部の部屋で、ユニから整形手術を受けたジェヒとヘウォンが「綺麗にしてあげる」と言いながらお互いの顔をナイフで切り裂き死んでしまいます。
呪われた美容整形、血の美少女たち シンデレラの結末
ユニは自分のせいで顔が焼けただれたヒョンスの為に、見知らぬ女の子を連れてきて、顔の皮膚を移植していました。その為、顔は似ているが目の色が違っていたのです。そして女の子を地下室に隠し、決して表には出しませんでした。
しかし、ヒョンスの誕生日パーティーの日、成長した女の子がユニを探し「お母さん」と言いながら出てきたのです。ユニは地下室に女の子を戻します。このことで女の子は死んでしまいます。そして、自分の顔への恨みが怨念となって、ユニが整形した少女たちを襲っていたのです。
ユニはヒョンスに麻酔薬をうち、顔を女の子に戻す決意をします。目覚めたションスの横に女の子の死体があります。ユニが女の子の顔の面を外すと、切り取られた皮膚はケロイド状にただれています。ユニが移植をしようとした時、女の子が起き上がりヒョンスを襲います。ユニはヒョンスを守るため、女の子を道連れに死んでしまいます。
以上、映画「呪われた美容整形、血の美少女たち シンデレラ」のあらすじと結末でした。
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