クリーン、シェーブンの紹介:1993年アメリカ映画。ピーターは精神分裂症のための施設から出所します。しかし頭には受信機、腕には発信機がつけられているという妄想に取り憑かれ、外の世界に馴染めません。母の家に帰りますが迷惑がられます。彼は、里子に出された娘を探し始めますが、少女殺人事件の容疑者になります。彼は少女を殺したのでしょうか?『クリーン、シェーブン 』は、娘を探す男の執念を描いた映画で、主演のピーター・グリーンが精神分裂症の男を熱演してます。
監督:ロッジ・ケリガン 出演:ピーター・グリーン(ピーター・ウィンター)、ロバート・アルバート(マックナリー)、ミーガン・オーウェン(ピーターの母)、ジェニファー・マクドナルド(ニコル)、メリンダ・フレイン(モリー)、ほか
映画「クリーン、シェーブン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「クリーン、シェーブン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
クリーン、シェーブンの予告編 動画
映画「クリーン、シェーブン」解説
この解説記事には映画「クリーン、シェーブン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
クリーンシェーブンのネタバレあらすじ:起・ピーターの少女殺人?とニコル捜索
ピーター・ウィンター(ピーター・グリーン)は精神分裂症の患者でしたが、施設から出所します。彼は外の世界に異常な恐怖を感じています。車に乗ると少女が車の前に現れました。彼が外に出ると、少女の悲鳴が聞こえます。
ピーターは車のガラスを壊し、銃を持ち出し、新聞紙で車の内部が見えないようにします。彼は少女の大きさくらいのオレンジの袋を車に詰め込みます。
ピーターは、ある少女が行方不明だということを知り心配になります。彼は娘ニコル(ジェニファー・マクドナルド)の少女時代の写真を見ます。
浜辺の家でニコルは絵を描いています。彼女は養母モリー(メリンダ・フレイン)と一緒にいます。魚を調理していたモリーがニコルを迎えに行きます。しかし、ニコルはモリーが好きではない様子。ピーターは、ホテルの近くで白い服を着た少女を目撃します。
ピーターはホテルの部屋に行き、頭を調べます。彼は身体中の毛を異常に気にし、きれいに剃り落とします(クリーン、シェーブン)。彼は頭に受信機、腕には発信機を埋め込まれたと信じているようです。
クリーンシェーブンのネタバレあらすじ:承・ピーターの引きこもりと新たな少女殺人
ピーターは家に帰り、母(ミーガン・オーウェン)に会います。彼は物音に異常な恐怖を感じます。彼はニコルの居場所を聞きますが、母はモリーのもとに里子に出されたことを話しません。
警察はピーターの宿泊したホテルの近くで、白い服を着た少女の死体を発見します。刑事マックナリー(ロバート・アルバート)は死体の近くでタバコを見つけます。マックナリーは、ホテルのピーターが泊まった部屋に行き、調査をします。彼はタバコ、血痕、髪の毛などを証拠として押収します。
ピーターは相変わらず頭に受信機、腕には発信機を埋め込まれたと信じています。そして、ニコルが使用していた部屋をチェックし、母をいらだたせます。母から「外の世界に馴染む努力をしなさい」と怒られます。
しかし、ピーターは外の世界に恐怖を感じており、部屋に引きこもります。ピーターは別の行方不明の少女のことを知ります。母が魚の調理をしていると、彼はニコルを探しに出て行きます。
クリーンシェーブンのネタバレあらすじ:転・娘を探すピーターと彼を追うマックナリー
母はモリーに電話をし、ピーターがニコルを探していることを知らせます。マックナリー刑事と医師は少女の死体を検分します。マックナリーはモリーに会い、ピーターのことを聞きます。
ピーターは図書館へ行き、ニコルの手がかりを探しますが、何も見つかりません。彼のイライラはつのり、図書館で頭を本棚に打ちつける奇行にでます。マックナリーはピーターの母に会い、ピーターの生い立ちを聞きます。ピーターは犬が好きな孤独な少年、成績はよかったが、学校を中退したと言います。
ピーターは図書館員に迷惑がられ「閉館だから出て行け」と言われます。しかし、彼はニコルの最近の写真を見つけます。ピーターは、ニコルを求めて警察署を訪れますが、係員は非協力的で彼は署を去ります。マックナリーは図書館員に会い、ピーターの奇行を聞き出します。
クリーンシェーブンの結末:ピーターと少女殺人の謎
ピーターはイライラから、送信機があると信じる腕の爪を剥ぎ取ります。ニコルとモリーはピーターの母に会いますが、ピーターはついにニコルを見つけます。ニコルはモリーに「(モリーは)自分の母でない、本当の母は死んだ」と言い、実の両親を気にしています。
ニコルがブランコで遊んでいると、ピーターが現れます。ピーターは「自分は父」だと言いニコルを連れ出します。ピーターは、ニコルに産みの母の話をします。マックナリーはピーターを追いかけます。ピーターがニコルとビーチで遊んでいると、彼は自分の頭に受信機、腕には発信機があると話し始めます。
マックナリーが現れ、ピーターを銃撃します。瀕死のピーターはニコルの名を叫んで息絶えます。マックナリーはピーターの車を調べ、タバコなどの証拠品を押収します。彼は少女の死体と思われるオレンジの袋を見つけますが、それは少女の死体ではなくただのゴミでした。マックナリーは二人の少女の死とピーターとの関係に頭を悩ませます。
モリーと一緒にいるニコルは、通信機を使ってピーターに連絡を取ろうとするのでした。
以上、映画「クリーン、シェーブン」のあらすじと結末でした。
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