THAT/ザット ジ・エンドの紹介:2019年アメリカ映画。25年前、ヒドゥン・デザートの町にやってきたサーカス団が皆殺しにされ、町は人がいなくなっていた。その町に、音楽フェスティバルに向かう途中のオースティンらの若者男女が立ち寄ります。そして古いサーカス村を見つけてお楽しみ小屋へ入ってしまった為、唯一の生き残りのピエロに襲われるという内容の、80年代テイストたっぷりのアメリカンホラーです。『IT/イット』を意識したパッケージですが、全く内容も展開もジャンルも違う別物です。
監督:エリック・フォースバーグ 出演者:アダム・エルシャー(オースティン)、ミカヴリー・アマイア(サラ)、オーブリー・ギブズ(サリー)、デイヴ・クレック(ピエロ)、サム・ラザロー(ゴーディ)、カミーユ・ワームサー(ジリアン)、テイラーワトソンスーペル(デイヴィ)ほか
映画「THAT/ザット ジ・エンド」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「THAT/ザット ジ・エンド」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
THAT/ザット ジ・エンドの予告編 動画
映画「THAT/ザット ジ・エンド」解説
この解説記事には映画「THAT/ザット ジ・エンド」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
THAT/ザット ジ・エンドのネタバレあらすじ:起
1994年、ヒドゥン・デザートの町にやってきたサーカス団を、司祭が『悪魔の化身だ』と町民らを煽ります。暴徒化した町民らは武器を持ちサーカス団を襲い、殺し合いが始まります。
町民たちはサーカス団の皆殺しを始め、子供まで襲いはじめます。そして最後の一人を殺しに行った時、ピエロの恰好をした子供が、町民を殺して首を持ってこちらを見ていました。
25年後、オースティンら男女の若者が、音楽フェスティバルに向かっています。途中でデイヴィがトイレをもよおし車を止めます。デイヴィは古いサーカスのテントを見つけて近づきます。ここはあのヒドゥン・デザートでした。
周りにはレストランがあり、ピエロの人形がたくさんあります。この様子をスマホで撮影し、サリーに転送します。やがて電波が無くなり、デイヴィはサーカスのお楽しみ小屋を見つけます。
チケット売り場に置かれたチケットを取って差し込むとゲートが開きます。中に入ったデイヴィは、ピエロに襲われて連れていかれました。
THAT/ザット ジ・エンドのネタバレあらすじ:承
戻らないデイヴィを探しに、サリーに送られてきた画像を見ながらオースティンたちは歩きます。そしてデイヴィと同じようにサーカス村に着きます。サリーはネットで、この町がヒドゥン・デザートで、さらに町民が一人も居なくなって立入禁止である事を知ります。
「それよりデイヴィを探そう」と言うオースティンの言葉に、チケットを取ってお楽しみ小屋に入っていきます。
オースティンは迷子にならないように壁に矢印を描きながら進みますが、中にいたピエロがからくり部屋になった壁を動かし、迷路にしてしまいます。そしてオースティンらの目の前に現れたのです。
驚いて逃げた後、仲間の1人コディがいなくなっていることに気づきます。オースティンらはデイヴィを、マーカスとチャックはコディを探すことにしました。
再びピエロが襲いかかります。そしてピエロは壁を動かし、若者たちを分断させたのでした。アメフト部のマーカスとチャックがピエロめがけて体当たりを試みますが、二人とも殺されてしまいます。
THAT/ザット ジ・エンドのネタバレあらすじ:転
サリーと逃げていたゴーディがピエロに捕まり水攻めにされます。一人で逃げるサリーを見つけたオースティンが声をかけますが、壁に阻まれて助けることはできませんでした。姉のサラと合流したサリーでしたが、二人ともピエロに捕まり、デイヴィと3人が縛られて並べられます。
ピエロは自分の部屋で古いビデオを見はじめます。ピエロの母が、少年だったピエロと兄に「あなたたちには力がある。私がいなくなってもピエロとしてサーカスを守るのよ」と言っています。そしてピエロはミイラ化した母の首を持って見つめます。ピエロは、25年前最後に生き残った少年だったのでした。
戻ってきたピエロは、デイヴィ、サリー、サラ、そして怪我をして倒れているジリアンにビデオを見せます。それは昔のサーカス時代の観客の声援や、ステージで披露した恐怖の演出でした。
そのころ、オースティンはピエロの部屋を見つけ、母のビデオと首を見つけます。4人の前でショーを披露するピエロは、次の見世物の火あぶりを始めます。
THAT/ザット ジ・エンドの結末
サリーとサラが柱に縛り付けられ、下に火をつけられます。その様子を見ていたオースティンが、観客のビデオを母のビデオに替えます。驚いたピエロが部屋に戻った隙に、全員を助け、逃げ出します。
ピエロが追ってきます。ゴーディーの死体を洞窟へ移した後、逃げているとピエロが襲いかかります。ジリアンにガラスの破片が突き刺さり動かなくなります。
4人で逃げて隠れるとオースティンが、デイヴィ、サリー、サラに「3人で逃げろ、オレが戦う」と言いますが、デイヴィが「僕もお兄さんと戦う、二人で逃げろ」と言ってサリーとサラを逃がします。
サリーとサラがサーカス村を逃げ出した頃、ピエロとオースティン、デイヴィ兄弟が戦います。しかしデイヴィがピエロに目玉をくりぬかれ、ハンマーで叩かれて死んでしまいます。
お楽しみ小屋は、火あぶりの火が燃え移って燃え始めていました。オースティンがピエロに向かっていきますが、刺されて死んでしまいます。そのころには火の手が小屋中に回り、ピエロは燃え盛る炎に包まれたのでした。
以上、映画「THAT/ザット ジ・エンド」のあらすじと結末でした。
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