禁断領域 ドレイメンの紹介:2012年イギリス映画。麻薬に関する様々な噂のあるイギリス郊外のドレイメン団地へ、ドキュメンタリー映画を撮影に行ったイザベルとウィルでしたが、撮影を進めるうち、住人らに捕らわれ恐怖の体験をするというイギリス発のバイオレンスホラー映画です。
監督:ジェイソン・フォード 出演者:ジェマ・ダーレンダー(イザベル)、オリバー・スターク(団地のリーダー)、エリオット・ジョーダン(ウィル)、ポール・マクナイリー(アンティ)、 テリー・バード(ダンピー)ほか
映画「禁断領域 ドレイメン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「禁断領域 ドレイメン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
禁断領域 ドレイメンの予告編 動画
映画「禁断領域 ドレイメン」解説
この解説記事には映画「禁断領域 ドレイメン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
禁断領域ドレイメンのネタバレあらすじ:起
イギリス郊外にあるドレイメン団地のインタビューが行われていました。ドレイメン団地は、麻薬についてさまざまな噂がある団地で、このドレイメン団地をドキュメンタリー映画にしようという大学生のイザベルとウィルが、ドレイメン団地に向かっています。バスに乗り、森を抜けるとドレイメン団地に着きました。
団地前はゴミだらけで、壁や塀にはスプレーの落書きがたくさんあります。そして不気味にこちらを見つめる少年もいます。イザベルは事前にアポをとっていたローマンにインタビューするため家に向かいますが、誰もいませんでした。すると背後にマックという少年ら4人が立っていました。
マックは「ローマンは死んだ。詳しい事はアンティに聞け」と言います。イザベルがなおも団地の事を聞くと、マックは「いいものを見せてやる」と言って林の中に連れて行かれます。そこにはネズミと鳥の死骸があり、マックは「オレがやった」と言います。そして第二段階を見せてやると言って、傷ついた猫をナイフで刺殺し、二人を自宅に案内します。
禁断領域ドレイメンのネタバレあらすじ:承
マックの自宅に入るとソファーで寝る母親がいました。「ローマンは自殺した」と言って、麻薬を吸い始めます。その時、ゲームをしながらマックが暴れ出します。母親はマックに麻薬を吸わせ、おとなしくさせます。イザベルが麻薬の葉っぱの栽培場所を聞くと、母親が怒りだして追い出されました。
「もう十分だ、帰ろう」と言うウィルにイザベルは「ローマンの家を調べる」と言って、ウィルを連れて行きます。ハエが飛び異臭が漂うベッドルームの壁には、沢山の言葉が書かれていました。ウィルは壁の文字から、ローマンがアンティに葉っぱを教えてもらって、体のキズの痛みがなくなり葉っぱが止められなくなったことや、自分の飼い犬を殺し食べたことを知ります。
イザベルは葉っぱの栽培場所が公民館にあることを見つけ、二人は公民館に向かいます。そして麻薬である葉っぱの栽培場所を見つけます。土の上に撒かれた肥料は、犬の骨とローマンの解体された死体でした。イザベルはウィルに隠れて栽培風景を携帯で写真に収めていました。
そのころ、車の中からイザベルとウィルを見張るレイと友人が、ダンビーと公民館のリーダーである若者にナイフで殺されました。
禁断領域ドレイメンのネタバレあらすじ:転
公民館にダンビーとリーダーが、レイらの遺体を持ってやって来ます。イザベルとウィルは隠れます。ダンビーらがレイらの遺体から所持品を奪っていた時、レイの携帯のメールに公民館の栽培場所の写真が送られているのを見つけます。5分前に送られていたことを知り、ダンビーはリーダーに皆を呼べと指示します。
リーダーは外に出て唸り声をあげます。すると若者たちが集まって来ました。殺されると思ったイザベルらは逃げ出しますが、リーダーに見つかり、若者たちに追い詰められます。そしてウィルがリーダーにナイフで刺されます。
連れて行かれるウィルを見てイザベルは逃げ出し、マックの家に逃げ込みます。そしてマックの母とグリフィ夫妻に「私の母がヤク中になり、元彼のレイからヤクを買い、大きな借金があり、その借金を返すためドレイメン団地の公民館の麻薬の栽培場所をドキュメンタリー映画と称して探していたら、ウィルが捕まった」と話して助けを求めます。
しかしマックの母は「アンティが解決してくれる」としか言いませんでした。やがてマックの父親が帰ってくると、それはダンビーでした。
禁断領域ドレイメンの結末
ダンビーはイザベルをヤク中にしようと葉っぱを吸わせ続けます。意識を失ったイザベルが目覚めるとローマンのベッドに縛られていました。そこへ女装した男、アンティがやって来ました。アンティにネズミや人肉を食わされます。
一方、アンティに刺された傷の縫合をしてもらったウィルは、公民館を抜け出し逃げますが、マックら少年の標的にされ殺されます。アンティはイザベルに「昔、葉っぱの栽培場所に死体があり、そのままにしておくと、葉っぱは10倍のスピードで成長した。それ以来、肥料に死体を使っている」と言います。アンティがいなくなると、マックの母親がやってきて、イザベルの拘束を解きました。
イザベルはレイの車に乗り公民館に向かいます。そして車にあった銃でダンビーを射殺しますが、ダンビーはウィルの遺体を解体していて頭が転がっていました。車に戻ったイザベルは、車の中で動きませんでした。
街ではドレイメン団地の噂についてインタビューする女性がいました。「以前、ドレイメンから脱出するために住民を殺していた女性が今も住んでいる」と、イザベルの事を答える人がいます。そこへアンティが歩いてきます。インタビューに答えるアンティは「知りたければドレイメン団地に来ればいい」と言うのでした。
以上、映画「禁断領域 ドレイメン」のあらすじと結末でした。
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