アドレナリン2:ハイ・ボルテージの紹介:2009年アメリカ映画。前作「アドレナリン」でヘリから墜落したチェリオスは、意識不明のまま拉致され、心臓を人工心臓に入れ替えられてしまう。人工心臓は充電し続けないといけない為、あらゆる手段を用いて身体に電気を通し続ける。チェリオスは持ち去られた心臓を取り戻すことが出来るのか、銃弾入り混じっての追跡劇が始まる。
監督:マーク・ネヴェルダイン、ブライアン・テイラー 出演:ジェイソン・ステイサム(シェブ・チェリオス)、エイミー・スマート(イヴ)、クリフトン・コリンズ・Jr(エル・ウロン)、エフレン・ラミレス(ヴィーナス)、ほか
映画「アドレナリン2:ハイ・ボルテージ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「アドレナリン2:ハイ・ボルテージ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
アドレナリン2:ハイ・ボルテージの予告編 動画
映画「アドレナリン2:ハイ・ボルテージ」解説
この解説記事には映画「アドレナリン2:ハイ・ボルテージ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アドレナリン2:ハイ・ボルテージのネタバレあらすじ:起
突然空から男が降ってきて車に激突します。男は意識朦朧のまま車で連れ去られ、手術室で目覚めます。ぼんやりとした視界に、手術室、医師、手術を笑ってみているピアスの男が目に入ります。医師は男の心臓を取り出しBOXの中へ入れ、代わりに人工心臓を埋め込みます。BOXをピアスの男が持ち去ります。その時点で男は意識を失い、次に目覚めると二人の男が次は何を執る?と話していました。二人の男を一瞬で倒す男(チェリオス)。チェリオスは腹にバッテリーの様な物があり緑のランプが5個ついているのを目にとめます。「やれやれ」と次から次に現れる銃を構えた男達を倒しつつ外に出ます。一人の男の尻に銃を突っ込み、ピアスの男は誰かと尋ねます。ジョニー・バンという名であり、社交クラブにいるという情報を得ます。車を奪って走らせていると心臓に異変を感じます。バッテリーは赤ランプ1個点灯している状態です。ドクへ連絡し人工心臓の事を尋ねると、皮膚からの電力伝達で充電するタイプだ、要するに定期的に身体に電気を通せ、と指示を受けます。よそ見した瞬間、追突しチェリオスは車外へ放り出されてしまいます。バッテリ-も破損。駆け付けた男達に「チャージいいかい?」と言うチェリオス。怪訝な顔をする男達に「俺にだよ」と言い、車のバッテリーを身体に繋げて充電します。充電したチェリオスは全力疾走します。
アドレナリン2:ハイ・ボルテージのネタバレあらすじ:承
社交クラブに着くと、女(リア)が玄関から転げ降りてきます。クラブの中に入り大暴れするチェリオス。クーラーを持ったジョニーは裏口から逃走します。チェリオスは二人の男を倒し、ジョニーはどこへ行ったと迫りますが、リアに絡まれた隙に逃げられてしまいます。しつこいリアはジョニーを知っている、案内すると申し出ます。そのころジョニーは、どこかの一室で男達に囲まれていました。刺青の男に脅迫され「取引をしよう」と持ちかけます。リアの案内でライブヌードという店に行くと、ポールダンスをしていたイヴと再会します。イヴとの再会もつかの間、奥でジョニーを脅迫していた刺青の男が出てきて激しい銃撃戦となります。戦いが終わるとチェリオス一人が立っていました。刺青の男は逃走し、ジョニーも消えていました。瀕死の男から、「フェレット」と聞き出します。イヴと店外へ出るとパトカーに囲まれてしまいます。心臓に異変を感じたチェリオスは警官に袋叩きにあいますが、スタンガンの一撃で元気になり警官を一蹴。パトカーにイブを乗せ逃走します。ジョニーは競馬場にいるという情報を得て向かいますが、途中人波に道を阻まれパトカーを捨て走り出します。犬のしつけ用の電気ショックの首輪をつけて、身体に電気を通しながら走りますが警官に囲まれてしまいます。バイクの男が現れ、チェリオスを後に乗せ走り去ります。男はビーナスと名乗り、兄の敵を討ちたいと言います。チェリオスは復讐したければ「フェレット」を探せと伝え競馬場へ向かいます。
アドレナリン2:ハイ・ボルテージのネタバレあらすじ:転
競馬場に着きますが、心臓が痛みふらふらの状態です。ドクへ連絡すると、摩擦だ、皮膚の接触で静電気が起きる、と教わります。立っていたお婆さんに後ろからスリスリするチェリオス。悲鳴を聞きつけた警官に囲まれますが、駆け付けたイヴに助けられます。摩擦だ、と意識朦朧の状態で言うチェリオスにイヴはピンときます。チェリオスとイヴはもつれあいながら競馬コース内へ落下。コースの上で激しく求めあいます。観客は大喜び歓声を挙げます。充電したチェリオスは観客の中にジョニーを見かけ追跡します。車で逃げるジョニーのフロントガラスへ飛び乗りますが、振り落とされてしまいます。そこへ乗りつける一台の車。乗り込むとドン・キムという男から、組織の長が危篤になり心臓が必要になった。より強い心臓を望んだ結果、チェリオスの心臓が選ばれたことを告げます。その後車内で銃撃戦となりますが、男を盾にしながらすべて倒します。車外へ出たチェリオスは、路肩の変圧器へ手を突っ込み吹っ飛びながら充電します。その後、チェリオスは救急車に飛び乗り人工心臓用のバッテリーを手に入れます。車内からジョニーを見かけたチェリオスは飛び降りて追跡を開始します。走り続けた上で、変電所内で対決する二人。変電所の電気パワーを受け取ったチェリオスは、ジョニーを圧倒して倒します。ジョニーの持っていたBOXの中を確認しますが、心臓ではありませんでした。ドクへ連絡すると、心臓はすでに長に移植されている、確保の手は打ったと伝えられます。刺青の男が現れ、ジョニーを射殺しチェリオスも殴られて気絶してしまいます。
アドレナリン2:ハイ・ボルテージの結末
ドクは愛人を使って長をおびき寄せ、心臓を確保しました。クルーザーに引きずられ運ばれるチェリオス。島に到着すると、フェレットの前に引きずり出されます。かつて二人の弟をチェリオスに倒されたことを告げます。弟の一人は生首のまま生命維持装置につながれ水槽の中で生かされていました。その前でチェリオスを拷問するフェレット。生首も興奮しだします。その時、ビーナスとリアが援軍を連れて現れます。双方入り乱れての銃撃戦となります。刺青の男は、チェリオスに電気ショックを見舞いますが、逆襲され倒されます。チェリオスは生首を生命維持装置から引き外し、プールへ投げ入れます。ビーナスは敵のフェレットを追撃しますが、逆に殴り倒されてしまいます。充電が切れかけたチェリオスは、電柱に昇り始めます。高圧電線に触れ充電、火だるまとなって吹き飛ばされます。フェレットの元に火だるまのチェリオスが現れ倒します。幻覚でリアをイヴと勘違いしたチェリオスは、火だるまのままリアを抱きしめ、リアは火だるまになってしまいます。チェリオスは火だるまのまま両手を上げ雄たけびを挙げます。全身包帯の男が手術を受けています。冷凍保存していた心臓を移植されますが、心臓が動きません。悲しむイヴをドクが慰めます。包帯だらけの顔がアップとなり、目を開きます。
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