映画「カムバック！」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
カムバック！の紹介：2014年イギリス映画。少年時代、サルサダンスの大会で敵なしの優勝を繰り返していたブルースが、ワルガキ達にいじめられ、女みたいな服装とけなされたことをきっかけにサルサを辞めて、25年が経ちました。職場に新しく部長として着任した美人女性に一目ぼれしたブルースは、彼女がサルサダンスをやっていることを知り、サルサへの情熱に再び火が付きました・・・というラブコメディ映画です。
監督：ジェームズ・グリフィス 出演者：ニック・フロスト（ブルース）、ラシダ・ジョーンズ（ジュリア）、クリス・オダウド（ドリュー）、オリビア・コールマン（サム）、ケイバン・ノバク（ビジャン）、イアン・マクシェーン（ロン・バーフィット）ほか
この解説記事には映画「カムバック！」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
少年時代のブルースは、妹のサムとサルサダンスをロンから教わりました。ロンの教えは『エル・コラゾン（サルサを踊る心）だ』が口癖でした。メキメキ上達した二人は各地の大会で優勝を重ね、残るは全国大会での優勝のみとなりました。
決勝の当日、会場に向かっていたブルースはワルガキ達とぶつかり、暴行を受けました。着ていたダンスの服装を女の格好だとバカにされたのが、引き金となり、ロンに女のダンスはもうやらないと言ってサルサをやめ、大会を欠場しました。
それから25年。中年太りしたブルースは設計会社で設計の仕事をしていました。ある日、同僚のドリューから、今日新しい部長が着任するという話を聞きました。ブルースが事前に聞いた情報では女性だという事をドリューに教えました。
着任の挨拶をしたのは美人の女性で、ドリューもブルースも一目ぼれしてしまいました。その日の終業時に歓迎パーティをやっている最中、トイレに向かったブルースは女性部長とぶつかり、名札がからみあってしまいました。名札を見ると、彼女の名札には『フリオ』と書かれていましたが、これはスペルの間違いでジュリアだと名乗りました。名札のからみをほどきながら会話をしたブルースは妹のサムのバーに立ち寄り、今日の出来事を話しました。
独身の兄ブルースに対し、サムはアタックしろとけしかけました。しかし、高値の花のジュリアは自分には無理だと言い返しました。ブルースは友人のゲイリーらと唯一の趣味のゴルフをした後、パブで飲んでいました。するとジュリアが入店し、2階へ上がりました。ブルースは2階へ上がってみると、そこはサルサのダンス教室で、ジュリアはダンスを習っていたのでした。
これを見たブルースに火が付きました。部屋をサルサ用に配置替えをし、恩師のロンに会いに行きました。明日来いと言ったロンの言葉に、サルサ教室へ行ったブルースでしたが、満足に踊れずバカにされました。失意になりながらも、ジュリアをモノにするために、ロンの教室に通いました。ある日、帰宅中にジュリアの車とぶつかり、ジュリアに乗せて帰ってもらったブルースは、ジュリアがサルサの音楽をカーステレオのテープで聞いているのを見つけます。
ブルースは昔のレコードからオリジナルミックスを作り、ボーリング場でジュリアのバッグに忍ばせます。しかしそれをドリューに見られ、抜き取られたあげく、ドリューは自分からだと言ってジュリアにプレゼントしました。一方、ロンはブルースが怒りを覚えた時、昔の踊りを取り戻すことを知り、来る日も来る日もブルースを怒らせ、ダンスを教えました。そして教室で仲良くなったゲイのビジャンから、ダンス大会の開催を教えられ、参加を決意しました。
ダンス大会当日、服装をキメたブルースはジュリアの部屋に行き、ダンスに誘いました。しかし当日は商談成立パーティでドリューがブルースを呼んで、ジュリアの部屋に来る事になっていましたが、ブルースに知らされていませんでした。そうとは知らず、ダンスを断ったジュリアにフラれたと思ったブルースはゴルフ練習場に行きました。会場に来ないブルースを妹のサムがゴルフ場へ呼びに行き、二人で踊ろうと言って会場に連れて行きました。
ジュリアはドリューがブルースを騙したことを知り、ドリューを追い出し、会場へ向かいました。ブルースとサムは抜群の踊りで決勝まで進みました。決勝戦の前にジュリアがやって来ました。ブルースが一緒に踊ろうと誘い、二人は決勝戦を踊りました。
結果、優勝は逃しましたが、次回は優勝しようと誓い合い、二人の恋は成就しました。その後二人はサルサの大会で優勝をかさねました。一方ドリューはプラスチック成型部門へ転勤させられていました。
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