拷問男の紹介:2012年オーストラリア映画。シングルファーザーのデレクは、ある日幼い一人娘を無残にも殺されてしまう。復讐を誓ったデレクは、犯人を見つけ出し自宅の地下室に監禁し、娘の復讐のためにあらゆる拷問を行い、犯人に想像を絶する苦しみを与え続ける。一人の優しい父親が、残忍な本性を徐々に表していく・・・。
監督:クリス・サン 出演:マイケル・トムソン(デレク)、ビル・ベイカー(ジョージア)、クリスチャン・ラッドフォード(トミー)、ショーン・ガノン(コリン)、ほか
映画「拷問男」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「拷問男」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
拷問男の予告編 動画
映画「拷問男」解説
この解説記事には映画「拷問男」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
拷問男のネタバレあらすじ:起
シングルファーザーのデレク(マイケル・トムソン)には、一人娘がいた。名前はジョージア(ビル・ベイカー)。親権は妻に取られているため、月に数回ジョージアに会うのがデレクにとって一番幸せな時間だった。
そんなある日、デレクにジョージアが行方不明だという連絡が入る。警察は壊れていた2階の窓から何者かが侵入しジョージアを誘拐したのではと推測。辺りを探す警察の無線から、ジョージアを砂浜で発見したとの一報が入る。安心したデレクはすぐに砂浜へと向かう。
しかしデレクが見たのは変わり果てたジョージアの姿だった。何者かに無残に殺されたジョージア。半年経っても犯人に繋がる情報は一切でてこなかった。娘を失った悲しみに暮れるデレクだったが、次第に前のような日常を取り戻そうとしていた。
拷問男のネタバレあらすじ:承
とある日、弟トミー(クリスチャン・ラッドフォード)の行動を不審に思ったデレクは、トミーの家から一冊の日記を持ち出す。日記には、デレクの知らない残虐なトミーの一面が書かれていた。
そして、ジョージアを殺した犯人は、トミーだったのだ。真相を知ったデレクは日記を警察へと持っていこうとする。しかしデレクはジョージアの復讐を決意し。家へと帰るのだった。
それからデレクはインターネットや友人たちから、ありとあらゆる拷問の方法を調べた。全てはジョージアのために。そしてトミーにその拷問を味あわせる日が来るのだった。
拷問男のネタバレあらすじ:転
トミーを眠らせたデレクは、自宅のビリヤード台にトミーを固定し、身動きを封じた。拷問の際、悲鳴が聞こえないようにトミーに気管切開をした。建築関係の仕事についていたデレクはトミーへの拷問器具をすべてお手製で作っていた。
トミーは横腹を切られ、溢れる出血を高熱のバーナーで止血され、指を2本切断され、またバーナーで止血される。日を追うごとに拷問はどんどんエスカレートしていく。
あくる日は肛門から有刺鉄線を入れられ、あくる日はデレクの作った膝の骨を粉々にする機械を使われ。トミーは「いっそ殺してくれ」とデレクに頼むも、あっさり拒否されてしまう。
一方デレクは、夢で会うジョージアに、すべての拷問を終えたら警察へ連れていくことを誓うのだった。
拷問男の結末
デレクの営む店の共同経営者であるコリン(ショーン・ガノン)の元へ、ハリス刑事がやってきた。犯人の似顔絵を見たコリンは、それがトミーの顔だと気づき、うなだれる。
真実を告げるためにデレクの元へ向かうコリンだったが、そこで見たのは変わり果てたトミーの姿だった。デレクに殺されかけるも開放されたコリンは警察に通報する。
警察が突入した時にはデレクは鋭い刃物でトミーにとどめを刺そうとしていた。しかしジョージアと誓った約束を思い出し、自ら警察の前へ出ていくデレクだった。
以上、映画「拷問男」のあらすじと結末でした。
最期悲しい