デンジャラス・ライの紹介:2020年アメリカ映画。夫婦のケイティとアダムは経済状況が厳しく、お金に困っていました。ケイティはお金持ちの独身の老人レナードの家でお世話係の仕事をしています。レナードから信頼されており、やりがいを持って仕事に取り組んでいました。そんなある日、レナードが亡くなってしまい、莫大な遺産がケイティの手元にやってきます。この遺産を慎重に扱いたいケイティと、貧乏生活から抜け出したいアダムとで考え方の違いが発生。そんな中、この家を購入したいという怪しい人物が現れ、この家で様々な事件が発生します。ドラマ『リバーデイル』でヴェロニカを演じ、一躍有名になったカミラ・メンデスが、主演の真面目な女性ケイティを演じます。
監督:マイケル・スコット 出演:カミラ・メンデス(ケイティ)、ジェシー・T・アッシャー(アダム)、ジェイミー・チャン(ジュリア)、エリオット・グールド(レナード)、キャム・ギガンデット(ヘイデン)、サッシャ・アレクサンダー(チェスラー刑事)、ほか
映画「デンジャラス・ライ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「デンジャラス・ライ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
デンジャラス・ライの予告編 動画
映画「デンジャラス・ライ」解説
この解説記事には映画「デンジャラス・ライ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
デンジャラスライのネタバレあらすじ:起
ケイティ(カミラ・メンデス)はダイナーでウェイターのアルバイトをしています。ケイティは結婚をしており、旦那は大学院生のアダム(ジェシー・T・アッシャー)です。アダムはケイティのアルバイト先で迎えがてら食事をしています。
ケイティと休憩時間を楽しみ、ケイティが仕事に戻ろうとしたところ、ダイナーは強盗の被害に遭っていました。犯人にはケイティとアダムの存在はばれていません。ケイティに止められましたが、アダムはフライパンを手に強盗犯に殴りかかり、英雄となりました。
その4ヵ月後、ケイティは派遣会社に登録して、お金持ちの老人レナード(エリオット・グールド)のお世話係として働いています。一方、アダムは就職活動中で、高望みをしているため、なかなか仕事が決まりません。そのため学生ローンなど返済が苦しく、夫婦の生活は破産寸前です。
ケイティは思わずレナードにお金の心配を口にしてしまいます。レナードは働きぶりからケイティを信頼しており、お金の援助を申し出てくれましたが、真面目なケイティは断ります。どうしても助けたかったレナードは、庭の掃除をする仕事をアダムに与えてくれました。
デンジャラスライのネタバレあらすじ:承
ある日、レナードの家を購入希望している人がいると、不動産屋のヘイデン(キャム・ギガンデット)がやってきます。ケイティは丁重に断わり、その場は終わります。
アダムはレナードの世話を、アダムはレナードの庭の掃除に取り組みます。レナードにお金に困っている話をしたからなのか、ケイティに7000ドルの給料が支払われました。ケイティは申し訳ないという気持ちで、多くもらいすぎた分を返金しようと考えていました。
次の日ケイティはいつものようにレナードの家を訪れると、レナードが座ったまま亡くなっていました。ケイティは悲しみ、アダムが支えます。するとアダムは鍵付きのボックスを見つけ、中身を見てみるとその中には手紙や写真、そして9万2000ドルのお金が詰まっていました。
レナードに家族はおらず、生涯独身。このお金はきっと政府のお金になるだろうとアダムは言います。しかし、ケイティはお金を取るべきじゃないとアダムを説得し、用心するように二人で約束をします。レナードは88歳の高齢ということもあり、担当のチェスラー刑事(サッシャ・アレクサンダー)は事件性を疑いませんでした。
デンジャラスライのネタバレあらすじ:転
ショックな事件ではありましたが、ケイティは生きていくために、人材派遣会社へ新しい仕事をもらいに出かけます。しかし、警察の捜査が終わるまでケイティに仕事は与えられないと担当のカルバーンに言われてしまいます。
その頃、アダムは仕事の面接に落ちてしまい、レナードのお金に目がくらみ盗もうとしますが、その間に誰かがレナードの家に侵入し、アダムは殴られて気絶をしてしまいます。お金を盗もうとしたアダムに対してケイティは怒り、そして誰が侵入したのか考えます。もしかしたら2~3年前にここで働いていた庭師かも知れないとケイティは予想します。アダムは、この大金が侵入者に盗まれてはいけないから銀行に預けるべきだとケイティを説得し、しぶしぶケイティは了承します。
レナードは火葬を希望しており、ケイティとアダムは火葬を執り行います。そこに、レナードの弁護士ジュリア(ジェイミー・チャン)がやってきます。ジュリアはレナードの遺言書を持っており、そこには全てをケイティに送ると記載されていました。思いがけないことでしたが、ケイティとアダムは豪邸で幸せな暮らしを送れると喜びました。そんなとき、またヘイデンが家を売ってほしいと申し出てきます。ケイティははっきりと断わります。
早速レナードの豪邸に夫婦で引っ越してきましたが、アダムは高級な腕時計を新調していました。アダムの行動に疑いを感じるケイティ。そんなときに、チェスラー刑事からアダムは何か隠しているかもしれないと言われ、ますます疑念を感じます。
デンジャラスライの結末
ある時、ケイティは家の倉庫の奥に隠れ家あることに気付きます。なんとそこには死体が隠されていました。ケイティはその死体が、前に働いていた庭師と推測します。その死体とともにたくさんのダイヤが隠されていました。このダイヤが原因で庭師は殺されたのではないか。あの怪しい不動産屋のヘイデンもこのダイヤを狙っているのではないか。
ケイティはレナードの物を整理しているときに、薬の量が異様に減っていることに気づきます。やはりレナードの死には事件性があると思ったケイティは、全てを警察に話そうと電話を手に取りますが、アダムに必死で止められます。そして、アダムはこの家を失いたくない、貧乏に戻りたくないと発言します。
この事件にアダムが何か関わっているかもしれないと疑ったケイティは、弁護士のジュリアに全てを話し相談をします。まずは預けたお金を証明するために銀行へ行くと、お金はなくなっていました。ジュリアは、アダムが一人で逃げて、ケイティを犯人にする作戦なのではないかと推理します。心配になったケイティは急いで家に帰宅すると、ヘイデンが宝石強盗であると突き止めたアダムは、急いでケイティと逃げる準備をしていました。
アダムが一人で逃げようとしていなかったことにケイティはホッとします。2人で逃げようとすると、ヘイデンが家に侵入してケイティを人質にとります。そしてアダムは撃たれてしまいます。しかし、最後の力を振り絞ってアダムはヘイデンを撃ち、ケイティを守って亡くなります。最後の言葉は「庭にある。」でした。
その後、ジュリアがやってきて、ヘイデンと仲間であることが発覚します。ジュリアに命を狙われそうになったそのとき、チェスラー刑事がやってきてジュリアを撃ち殺します。ケイティはその場で泣き崩れます。
その4ヵ月後、そのままレナードの家に住んでいたケイティは、アダムの子どもを妊娠していました。チェスラー刑事にダイヤは見つかったか聞かれましたが、わからないとケイティは言います。アダムの言った通り、庭にダイヤは落ちていましたが、ケイティは気付かず、この映画の幕は閉じます。
以上、映画「デンジャラス・ライ」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する