地球は女で回ってるの紹介:1997年アメリカ映画。作家のハリーは表彰される予定の大学に向かうが、私生活を晒した半自伝的小説のせいで彼を取り巻く女性たちは怒り爆発。ハリーが作った小説のストーリー(フィクション)とハリーの実生活(現実)がごちゃ混ぜに描かれている。またこの作品自体も半自伝的な作品でもある。豪華な出演陣にも注目。
監督:ウディ・アレン 出演者:ウディ・アレン、ビリー・クリスタル、デミ・ムーア、ロビン・ウィリアムズ、トビー・マグワイア、スタンリー・トゥッチ、ほか
映画「地球は女で回ってる」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「地球は女で回ってる」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「地球は女で回ってる」解説
この解説記事には映画「地球は女で回ってる」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
地球は女で回ってるのネタバレあらすじ:起
ルーシーがハリーの部屋に怒鳴り込んでくる。2年前に別れたはずの2人の関係を元に小説を書いたため不倫がばれてしまったというのだ。ルーシーをレスリーと名前を変えているものの、家族でガーデンバーベキュー中に室内でセックスし失明したおばあちゃんと遭遇するシーンまでそっくりに描いてしまっているからだ。自殺しようとするも止められ、今度はハリーを殺そうとするルーシー。とっさに若い頃書いた短編の話をし、ルーシーは笑って銃を置いた。最近、スランプ気味のハリー。しかもうつ病で薬も飲んでいる。大学の表彰式に息子を連れていきたいがため、別れた妻の元へ頼みに行くが拒否される。授業参観で「女は神だ」「ポルノ街でダッチワイフが買える」などと9歳の息子に話す場面を友人ベスに目撃されたからだ。
地球は女で回ってるのネタバレあらすじ:承
作品のことを考えながら街を歩いていると友人リチャードに呼び止められるハリー。病院に付いてきてほしいと頼まれる。母校の表彰式の同行を頼むがここでも「用事がある」と断られる。フェイと会うハリー。フェイは結婚するのだと告げる。それを止めるハリー。フェイは師弟関係だった、ハリーは恋だったと2人の認識は食い違う。式は明日のため表彰式の件はやはり断られる。フェイの失恋話を元に執筆していると、黒人クッキーがやってくる。縛って叩いてフェラしてほしいと頼むハリー。クッキーに500ドル払い表彰式同行を依頼する。夜更け、フェイの留守電に「結婚しないでくれ」と伝言を入れる。
地球は女で回ってるのネタバレあらすじ:転
翌朝、出発しようとすると昨日断ったリチャードがかけつけ3人で大学へ向かう。息子を連れてきたかったというハリーに「それなら誘拐しかない」という友人のジョークを真に受け、元妻から無理やり連れ去ってしまう。道中、一行は移動遊園地に立ち寄る。ハリーが一人になると、作中登場人物のケン(モチーフはハリー)が現れお説教しはじめる。姉の家にも立ち寄る一行。ハリーは姉と、小説でユダヤ人を非難していることについて言い合いとなる。あと5分で到着というところでリチャードが息をしていないことが発覚。さらには元妻が警察と追いかけてきてクッキーが吸っていた麻薬も見つかり、ハリーは表彰前に逮捕となる。
地球は女で回ってるの結末
保釈金を払ってくれたのは結婚を済ませたフェイ夫婦。とうとうハリーはフェイを諦める。自宅に戻るとハリーの作中登場人物たちが受賞をお祝いしてくれる。我に返ったハリーは、非現実的で人生に適応できない男が芸術で成功する話を書きはじめる。「真実は一つでも人によって受け止め方は違う。安らぎは書く事だけ」とタイピングしはじめるのだった。
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