マッドネス 闇に潜む者の紹介:2017年オーストラリア映画。アンドレ、ローワン、マイケルの3人が心霊スポットの廃墟に入りこみ、ガスマスクを被った男に襲われたことで広い地下道で迷ってしまい、懐中電灯の光を頼りにマスク男に襲われながら出口を探すという内容のホラー映画です。
監督:クリス・ブロードハースト、ジェームズ・ブロードハースト 出演者:クリストファー・サンソニ(アンドレ)、ジェームズ・ブロードハースト(ローワン)、トリスタン・バルズ(マイケル)、ジャスティン・バーフォード(リアム/ガスマスクの男)、クレイグ・ヴァン・ワールデンブルグ(ベン)ほか
映画「マッドネス 闇に潜む者」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「マッドネス 闇に潜む者」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
マッドネス 闇に潜む者の予告編 動画
映画「マッドネス 闇に潜む者」解説
この解説記事には映画「マッドネス 闇に潜む者」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
マッドネス 闇に潜む者のネタバレあらすじ:起
アンドレ、ローワン、マイケルの3人は、廃墟の発電所に行くため車を走らせています。途中から徒歩になり、山を越えて目的の廃墟に到着します。ここは有名ブロガーのベンがブログで紹介した心霊スポットで、ベンを心酔するアンドレが二人を誘ったものでした。
有名スポットらしく、壁という壁はペイントの落書きだらけです。壊された柵を抜けて中に入ると、中の壁も同様に落書きがたくさんあり、更にヤクの注射器まで落ちています。これを見たマイケルは「誰も知らない場所じゃない、皆がここに来ている」と言って落胆の暴言を吐きはじめます。
一方、気性の荒いローワンは「音がする、ここは誰かが住んでいる」と言いはじめ、3人の言い争いが始まります。率いるアンドレは、「地下室があるから行こう」と言って、ローワンに「光を最大にするな、電池が無くなる」と言いながら懐中電灯の使い方を教えます。
地下室の廊下を進んでいくと部屋があり、中に入るとガスマスクをした男がいました。「気づかなかった、悪い、出て行くから」となだめるアンドレでしたが、マスクの男がバールを振りかざしてきます。驚いたマイケルがパニックになり走って逃げます。マイケルとローワンも後を追って逃げます。
マッドネス 闇に潜む者のネタバレあらすじ:承
マスクの男が追ってこなくなると、ローワンとマイケルが言い争いを始めます。アンドレが二人をなだめ「出口を見つけてここを出よう」と言いますが、3人はこの時点で道に完全に迷っていました。
アンドレが下へ降りる階段を見つけ「降りてみよう」と言います。下の部屋には、無数の靴と服がありました。アンドレが何かを探していて「ここにあった」と見つけますが、何を見つけたのかは言いませんでした。
その時、マスクの男がバールで大きな音をたてました。再びパニックになったマイケルが逃げ出すと、トラップのワイヤーに引っ掛かり転んでしまいます。立ち上がったマイケルの腕には注射針が刺さっていました。ヤクとばい菌が体に入ったのでは?と恐れおののくマイケルを、アンドレが静め、歩きはじめます。
しばらく進むと、うずくまった男を見つけます。声をかけると、髭は長く伸び、しばらくここにいるようでした。男はリアムと名乗り「マスクの男に襲われた時、ほかのメンバーとはぐれた。電池が切れ、水が無くなった。そして見つけたんだ・・・」と話す言葉に、ローワンが「何を言っているのかわからない」と怒りだします。その後4人は、出口を探して歩きはじめます。しかし同じ場所を回っているようで、もといた場所に常に戻って来ます。
マッドネス 闇に潜む者のネタバレあらすじ:転
ローワンがアンドレに「何を見つけたんだ」と突っかかります。アンドレは「これだ」と言ってビデオカメラを出します。「ブロガーのベンが、ここにきて撮影し配信していたものだが、途中で更新が止った」と言います。
再生してみると、ベンがこの廃墟に入り、地下室で迷っている様子が映し出されました。そして背後にマスクの男がいて、ベンが襲われて動画は終わっていました。
「化学薬品をここに捨てている」と言うリアムに、アンドレが薬品の話をしますが、ローワンとマイケルは話を聞きませんでした。アンドレが二手に分かれてペイントでマークを付けながら出口を探そうと言い出します。
アンドレとリアムが居残り、ローワンとマイケルがルートを探します。ローワンらが居なくなるとリアムが「薬品のある場所を知っている」と言ってアンドレを連れだします。そして向かったのは階段の下の小さな部屋で、床下から液体をすくいます。アンドレは、捨てられた薬品の化学反応で麻薬と同じ効果が出ていることも知って、ここに来たのです。
「これだけしかないんだ」と言ってアンドレに匂わすと、アンドレは苦しみだし、幻覚症状を見て階段を一人登りはじめます。するとリアムがバッグからガスマスクを取り出しかぶります。リアムこそマスクの男でした。そしてリアムはアンドレをバールで殴り殺し、死体を引きずって行きます。
マッドネス 闇に潜む者の結末
物音を聞き、戻ったローワンとマイケルは引きずられた血痕を追い、アンドレの死体を見つけます。懐中電灯を上に向けるとマスクの男がいました。慌てて逃げる二人でしたが、マイケルに注射器の影響が出始め、苦しんでうずくまります。その間アンドレは一人で逃げ出し、懐中電灯の光を最大にし、出口を探しますが電池が切れてしまいます。
よろけながら出口を探すマイケルはローワンを見つけます。マイケルが持っていたアンドレの懐中電灯をローワンが奪い取り、再び二人で出口を探します。途中までペイントで番号を書いていたため、二人は出口を見つけます。しかし出口にはマスクの男が立ちはだかっていました。
ローワンは「二人で叩きのめすぞ」と言って向かっていきます。しかしマイケルが動かず、ローワンはやられっぱなしになりました。それを見たマイケルがマスクの男に襲いかかると、その隙にローワンが逃げ出します。
逃げるローワンをマスクの男が追います。そしてマスクの男はローワンに襲いかかり首を絞めて殺しました。そこへマイケルがバールを持ってマスクの男に背後から頭を何度も殴って殺します。
そしてマイケルはぐったりしたローワンを見て「オレを見捨てやがって!」と大声をあげながらローワンの顔をバールで殴りつけます。マスクの男のマスクを剥ぎ取り、リアムだったことを確認すると、マイケルはマスクをかぶります。
何日か経ち、マイケルはガスマスクの男として、廃墟に住み獲物を待っていました。
以上、映画「マッドネス 闇に潜む者」のあらすじと結末でした。
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