ディセンダント2の紹介:2017年アメリカ映画。ディズニー作品の歴代の悪役“ディズニー・ヴィランズ”の子供たちを主役とした青春ラブコメディーTV映画です。前作『ディセンダント』(2015年)の数ヶ月後を舞台に、4人の登場人物の恋と友情と騒動を描きます。2019年には続編『ディセンダント3(仮)』の公開も予定されています。
監督:ケニー・オルテガ 出演者:ダヴ・キャメロン(マル・バーサ)、ソフィア・カーソン(イヴィ)、キャメロン・ボイス(カルロス)、ブーブー・スチュワート(ジェイ)、ミッチェル・ホープ(ベン)、チャイナ・アン・マクレーン(ウーマ)ほか
映画「ディセンダント2」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ディセンダント2」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ディセンダント2の予告編 動画
映画「ディセンダント2」解説
この解説記事には映画「ディセンダント2」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ディセンダント2のネタバレあらすじ:起
歴代ディズニー作品の悪役の子供たち、通称“ヴィランズ”の4人。マレフィセント(『眠れる森の美女』)の娘マル(ダヴ・キャメロン)、“白雪姫”の継母である悪の女王の実娘イヴィ(ソフィア・カーソン)、クルエラ・ド・ビル(『101匹わんちゃん』)の息子カルロス(キャメロン・ボイス)、“アラジン”の宿敵ジャファーの息子ジェイ(ブーブー・スチュワート)がオラドン合衆国で生活するようになってから数ヶ月が経ちました。すっかりオラドンでの暮らしに慣れた3人に対し、合衆国国王アダム(ダン・ペイン)とベル(キーガン・コナー・トレイシー)(『美女と野獣』)の息子ベン王子(ミッチェル・ホープ)と交際中のマルは王家暮らしのプレッシャーから、内心住み慣れたロスト島での暮らしと“悪”が恋しくてたまりませんでした。しかも、マルは周囲に内緒で「呪文の書」を使っていたことがバレてしまい、マルは逃げるようにロスト島へ帰ってしまいました。
ディセンダント2のネタバレあらすじ:承
ロスト島は今や、マルに代わってアースラ(『リトル・マーメイド』)の娘ウーマ(チャイナ・アン・マクレーン)を筆頭に、フック船長(『ピーターパン』)の息子ハリー(トーマス・ドハティ)やガストン(『美女と野獣』)の息子ギル(ディラン・プレイフェア)が牛耳っていました。一方、マルの置手紙を読んだベンは責任を感じ、イヴィやカルロス、ジェイと共にロスト島へ向かい、マルに戻ってきてほしいと頼みますがマルは頑なに拒否しました。しかしその直後、ベンはウーマたちにさらわれてしまい、マルはウーマと腕相撲対決に挑むも敗戦、今度は翌日の正午までに魔法の杖を持ってこいと要求されました。マルたちは3Dプリンターで偽物の杖を作り、途中で“ムーラン”の娘ロニー(ダイアン・ドーン)やカルロスの愛犬デュードも加わり、ウーマが待つ船へ向かいました。マルたちは杖が偽物だと気付かれながらも何とかベンを奪還してロスト島を脱出しました。しかしこの時、ベンはウーマから魔法をかけられていました。
ディセンダント2のネタバレあらすじ:転
オラドンに到着したヴィランズたち。未だに王家へのプレッシャーに苛まれているマルを仲間たちは必死に励まし、ヴィランズらはベン主催の舞踏会に参加することになりました。カルロスは魔法使いフェアリー・ゴッドマザー(『シンデレラ』)の娘ジェーン(ブレンナ・ダミーコ)を誘い、舞踏会は良好なムードになるかと思われましたが、その場にウーマが現れてからは場の空気が一変、何とベンは突如ウーマに指輪を渡して求婚、マルのことは好きではないと言い出しました。マルはジェーンから、以前ベンがマルのために用意していたマルのイメージカラー“紫”のステンドグラスを受け取り、ベンに素直な気持ちを伝えてキスをしました。その瞬間、ベンにかけられていた魔法は解かれました。
ディセンダント2の結末
激怒したウーマは海に飛び込むと巨大化して暴れ回り、マルもドラゴンに変身してウーマとバトルを開始しました。ベンは野獣の雄叫びを上げて二人の争いを止め、「争いは何も解決しない。お互い理解し合い尊重し合おう。簡単じゃないけどやる価値のある事だ」と呼びかけ、ウーマにも島の未来を切り開こうと呼びかけましたが、ウーマはそのまま海へと消えていきました。舞踏会は仕切り直しとなり、ヴィランズやベンらは楽しく踊り明かしました。マルは今度こそ呪文に頼るのはやめにしようと思いました。オラドンが盛り上がっている最中で、海に潜んだウーマはひとり「これで終わりだと思うの?まさかね」と呟いていました。
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