ダイ・ファイティングの紹介:2014年アメリカ映画。主演のファビアン・ガルシアが監督・脚本・編集を務めた格闘アクション作品です。少林寺出身の4人のアクション俳優が、リアリティー映画を撮ろうという何者かに脅されて様々な難題を突き付けられますが、その裏には衝撃のどんでん返しが待ち受けていました…。
監督:ファビアン・ガルシア 出演者:ファビアン・ガルシア(ファビアン)、ローラン・ブソン(ローハン)、ディディエ・ブソン(ディディエ)、ジェス・アレン(ジェス)、アデリン・リュー(メイルー)ほか
映画「ダイ・ファイティング」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ダイ・ファイティング」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ダイファイティングの予告編 動画
映画「ダイ・ファイティング」解説
この解説記事には映画「ダイ・ファイティング」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ダイファイティングのネタバレあらすじ:起
少林寺で修行を積み、新世代の武術集団「Zチーム」を結成したファビアン(ファビアン・ガルシア)とローハン(ローラン・ブソン)ディディエ(ディディエ・ブソン)、ジェス(ジェス・アレン)の4人のアクション俳優は、初の短編映画が最優秀アクション俳優賞を受賞するなど高く評価されていました。4人の次なる目標は長編映画を作ってハリウッドに売り込むことです。しかしそんな時、ファビアンの携帯電話に謎の人物からファビアンの妻・メイルー(アデリン・リュー)を誘拐した、指示に従えとの電話がかかってきました。最初は悪いイタズラだと思っていたファビアンでしたが、今度は椅子に縛られているメイルーの写真付きメールが送られ、指示に従わず警察に通報したら人質を殺すと脅迫されました。
ダイファイティングのネタバレあらすじ:承
誘拐犯はまず4人の体にGPS装置を装着させ、現金輸送車の強奪を要求してきました。4人はすぐさま指示に従い、誘拐犯はその様子を監視カメラで撮影していました。次の要求は、ファビアンのみ単身で指定された教会に行き、他の3人は病院の廃墟へ向かうというものでした。そして誘拐犯はファビアンを神父を拉致した男たちと対決させた後に電話でこう告げました。「お前は私の新作映画の主演だ。私の作品でお前をスターにしてやろう…」誘拐犯は他の3人には警官隊と戦わせ、その後にファビアンに言った発言と同様の事を言い、製紙工場の廃墟に向かわせました。誘拐犯はいずれの場所に隠しカメラを設置しており、4人の行動全てを撮影していきました。
ダイファイティングのネタバレあらすじ:転
「これは現実を見せるリアリティー映画だ」と誘拐犯から告げられたファビアンは空手道場に向かわされ、道場破りをさせられました。一方、製紙工場跡に着いた他の3人は銃撃戦に遭遇、ジェスは撃たれてしまいます。残ったディディエとローハンはアンダーグラウンドな地下格闘技に挑戦させられ、勝利は収めるものの今度はディディエが何者かに撃たれてしまいます。ローハンは現金輸送車から奪ったカバンの中からある電話番号を入手しました。一方のファビアンは今度は酒を飲まされて危険なスラム街に向かわされ、ストリートギャング相手にジャッキー・チェンばりの酔拳で戦わされました。戦闘が終わると、ファビアンは「妻をどこへやったんだ!」と鉄パイプを監視カメラに投げつけました。
ダイファイティングの結末
誘拐犯から「最後の戦いだ。そこで待て」と指示されたファビアンの元に一本の電話がありました。誘拐犯ではなくローハンからでした。ファビアンはローハンと合流、メイルーを助け出した後で誘拐犯に復讐しようと誓い合いました。しかし、誘拐犯はローハンの妻も誘拐したとする動画を送り付け、ファビアンとローハンに1対1の決闘を強いました。最初は本気でぶつかり合う気はなかった二人でしたが、両者の妻の叫び声を聞くなり本気を出して激戦を繰り広げ、最後はファビアンが勝利を収めました。ファビアンは誘拐犯の元に向かい、「大成功だ、素晴らしい映画が撮れた」と言う誘拐犯を何度も殴りつけて倒しました…。
一連の出来事は全てリアリティー映画を撮りたいファビアンが仕掛けたことであり、誘拐犯はファビアンに雇われただけだったのです。ファビアンはカメラを持ってメイルーとローハンの妻のところに向かい、映画撮影の成功を喜びました。
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